朝の空を見ると、少し秋めいてきたような気がする。吹く風も、少し冷たい。この5日ほど35℃を超える日が続いていたが、今日の予報は33℃になっている。外に出て朝散歩もできずにいたが、今日はすんなりと日のさす親水公園に出かけた。日が照りつけると、まだまだ暑い。先日まで柿の実は青であったが、先端が色づいてきた。桃の川中島が収穫期を迎えた。古今集の秋の歌を思い出す。
秋きぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行
朝、バジルの葉の収穫。妻に洗ってジッパーに入れ、冷凍にするのを頼んだ。道端の萩の細い枝の先端に、萩の花が一輪、二輪と咲き始めた。花芽はまだ小さく肩を寄せ合うようにしているのもあるが、少し伸びた先端に咲いた花は、いかにもの秋の先触れのような感じがする。
市場に行ってツルムラサキを買ってきた。野菜作りをしていた頃は、成長が早く食べきれないような野菜だったが、この夏初めてお浸しにして食べた。夏の暑さで弱った身体が求めているのか、なんとも言えない美味しさだ。身体が求めている栄養がぎっしりと詰まった夏の野菜だ。
手作りしたいアイスバー。材料はヨーグルト、練乳、生クリームを混ぜてフルーツを適当に加えて、型に入れて凍らせる。ちょっとした工夫で、コンビニにはないアイスバー。時間はたっぷりある老人の手作りアイス。これで、暑い残暑を乗り切る。