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技術士第一次試験&二次口頭試験 直前講習<7>(適性科目問題例)科学者と技術者の違いに関して

2004-09-30 07:30:36 | 技術士試験
下記の空欄を埋めてみましょう。

科学技術基本法は、「研究者」と「技術者」の二つに分けたうえで、科学技術振興のための政府投資に、「大学、国立試験研究機関、特殊法人等の研究機関」の「研究者」を対象にしている。その研究者は、科学者と工学者を指しているとみられる。
科学技術に携わるのは、技術者だけではない。技術者倫理との関係では、科学者、技術者、技能者、さらに作業員という、4種類の職種が知られている。医師、薬剤師などは、科学技術に関係はあっても、別の領域とされている。

(  1 )(scientist): 自然界には、さまざまな現象がある。それを利用する、しないとは関係なしに、現象そのものへの興味から、そこにあるはずの法則を知ろうとして研究する。科学とは、その知識と研究方法の体系をいう。( 1 )の研究の成果が人間生活に利用されるには、技術者の介在を必要とする。
(  2  )(engineer): 人間はみずからの(  3  )のために、自然発生的に技術を使うようになった。技術者は、科学および技術の研究成果を、人間生活に利用する役割をになう。人間生活に直接にかかわるので、人間や社会に無関心ではすまされない。人間生活に役立てようとする作業が(  4 )であり、技術者の業務の特徴になっている。
(  5  )(technician) :創造するよりもむしろ、既存の技能を学習によって修得し、さらに改良する。その技能は、通常、単科であり、技術者による(  4  )を通じて総合される。
作業員(worker) :技術・技能といえるものを持たない。科学者、技術者、技能者の指図に従い作業に従事する。

出典:
NPO法人 科学技術倫理フォーラムホームページ
Engineering Ethics Forum, Inc.


<答え> 1 科学者  2  技術者   3 福利  4   設計    5 技能者


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