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技術士第一次試験&二次口頭試験 直前講習<8>(適性科目・総合技術監理部門問題例)希少動物との共存

2004-09-30 23:04:54 | 技術士試験
電源開発株式会社 では、奥只見・大鳥増設建設工事等の推進にあたって、周辺に生息する貴重動植物への影響について綿密な調査を継続実施し、その結果に基づいて事業計画・運用に取り組んでいます。
 奥只見・大鳥増設建設工事では、工事区域周辺で、イヌワシ2ペアの営巣が確認されています。
 そこで、イヌワシの営巣期(11月~翌年6月)には、営巣地から1.2㎞の範囲内での地上部の工事を休止するなどのイヌワシ保護対策を実施しており、2000年7月には奥只見ペアの幼鳥が無事に巣立つこととなりました。
 この幼鳥の保護のため、学識経験者・専門家の指導・助言のもと、連続モニタリングの実施や工事の段階的な立ち上げなどの対策を実施し、2001年4月の定点観察においても幼鳥の元気な飛翔を確認しています。
 類似の事例は、下記にも紹介しています。ご確認ください。

『事例に学ぶ トレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック -リスクマネジメントのすすめ 第2版』の、
第3章 実践! リスクマネジメント
 §6 公共事業予定地で希少種発見! がお薦めです。
また、
『演習問題で学ぶ 技術士試験適性科目徹底対策 カテゴリーとキーワードによる課題分析と解答の導き方』
の、■環境倫理 課題25 ●相反問題 ◎工事中の廃棄物の発見
も、同様な事例における技術者倫理の考え方がわかりやすく紹介されています。

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