みけん・み~すけのやさしい技術士ブログ

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技術士第一次試験&二次口頭試験 直前講習<16>適性科目&総合技術監理 考えてみよう!

2004-10-07 21:17:28 | 技術士試験
 大先輩の技術士の方からいただいた問題です。
 適性科目の範囲とも言えそうであり、総合技術監理の範疇とも言えそうであり・・・。
 みなさんも考えてみていただけませんか?

 ある会社は同業他社に比べ製造費が
 高いため、市場での競争に負けている。
 特に最近は、大手の顧客の購入が入札制度に
 なってきたので、入札価格がコスト割れになる例もでてきた。
 そこで経営者は貴方を工場長に任命し、コスト改善をはかるよう
 命じた。貴方は本社から工場に赴任したが、まず工場の
 生産性を上げなければならない。次のうちどのアクションを
 とるか。

1) 従業員に生産第一であることを告げ、3交代制で
  昼夜生産をさせ、1ヶ月の生産量を増やす。

2) 不良品の発生を防止することを第一に考え
  品質管理を強化する。

3) 従業員の危険防止と健康管理に重点を置き、
  危険な作業の改善と危険な動作を禁止する。

4) 従業員を大削減して人件費の節約を行う。
  
5) 人件費が安い東南アジアの国に下請けに出す。

どうしますかねー?
1)は生産量は増えるがアイドルがでるかもしれない
2)は不良品を少なくすることはコストダウンになるが
  品質管理の強化だけでは達成出来ない
3)安全第一が結局はコストダウンになるのだけれど
 指導を誤ると事故が減らない
4)人件費は下がるが対応する手段を取らないと
 生産が間に合わない
5)現在の工場が遊びになってしまう

 出題者さま、曰く、
これ冗談の問題だけど、本当に起こりそうな話。
実際にはこんな単純なことではコストダウンにならない
まず解析して問題点を抽出して一つずつ潰していかないと・・・・。
 ということでした。

サントリーの「青いバラ」、バイオインダストリー協会特別技術賞を受賞

2004-10-07 21:04:57 | バイオ
このほど、「サントリー青いバラ開発チーム」が
バイオインダストリー協会特別技術賞を受賞しました。
14年の歳月をかけた、青いバラの開発業績が、バイオテクノロジー、バイオインダストリーのイメージを高め、かつ、日本発の技術が世界に大きなインパクトを与えたと評価されたためです。
10月25日(月)の三賞合同授与式・発表講演会において、
授与式と開発チームの田中良和氏による特別講演が行われます。
授与式・発表会の詳細は、こちら をご参照ください。