憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

日本の産業空洞化は進むのか?わたしは“空洞化は進まない”楽観派である

2011-10-02 21:07:43 | Weblog
●野田内閣の緊要課題

 『雇用の創出』

※第3次補正が震災復興に絞られているが、
 雇用の創出は、同時進行するべき課題と考える

<菅総理は
 “1に雇用2に雇用3に雇用
  4、5が無くて6に雇用”
  こんな言い回しで
  雇用の重要性を説いていた>

※実行に移されず菅総理は退陣したが、
 その重要性には変わりがない

 「野田内閣が引き継ぐ緊要課題である」

-------------

●近々の企業動向(海外投資=国内の空洞化)

*2010年度の海外投資
 ・4,6月 +9.0% 7,9月 +36.7% 10,12月 +45.9%
*2011年度
 ・1,3月 +62.1% 4,6月 +38.7%(震災による減少)

※円高が後押しする一面もあるが・・高い伸びを示す
 一方国内投資は
 2011年4,6月 前年比マイナス1.31% 減少傾向が続く
 
※企業の総投資額 海外投資額>国内投資額 の勢いである

●一例
 日産人気車種“マ-チ”
 全てが海外生産される
※ユ-ザは
 生産地は何所でもいい!
 安価であることを歓迎する!
 <国内雇用機会が失われる>

●国内の産業振興策
※各種補助金制度がある
 しかし
 利用価値が低く利用に限界がある
 (海外進出は止まらない)

●帝人勤務のA氏が言った
 「海外委託は、ほんの一部分だ
  先進技術は、ほとんど委託しない
  全て国内に留めている」
 「わが会社では・・
  国内の空洞化は起きていない・」

※国も自治体も補助金支援をする
 でも、闇雲に補助金出すより
 他の支援策を考えるほうが良い
 例えば
 *先端技術研究費は非課税にする
 *基礎研究は公的資金で行い
  事業の商業化は民間企業が行う
  <地熱発電の地質踏査は公的機関が実施 
   地熱活用は民間企業が実施する>

※企業減税が
 産業の活性化を促し投資意欲を高める
 これには疑問を持っている
 なぜ?
 減税による余裕資金は
 内部留保に回され新規投資されていない
*高い法人税が
 企業の海外進出を招くは詭弁である

●中曽根内閣以来数十年
 内需拡大が叫ばれてきた
 しかし
 依然として外需依存体質が変っていない
※内需主導に切り替えることで
 新産業創出の道が開ける
 (高齢化社会に新産業の芽吹きを感じる)

◎日本には
 *世界に冠たる先進技術がある
 *新産業創出の科学力がある
 ※優秀な指導者が生まれたら
  産業空洞化など起きるはずがない
  と、固く信じている
  (困難社会には救世主が生まれる)