憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

憲法って何

2006-03-24 11:53:23 | Weblog
誘われて憲法学習いに出た。女性の20人ほどの小さな集まりである。講師は弁護士90分の講話。『憲法とは、国家権力を縛るもの・国民を権力の横暴から守る最高の法律』フランス革命から歴史的に話され憲法の本質が理解できた。さすが弁護士先生だ”目から鱗”でした。一般法律が国民を守る・取り締まる両面あるのと本質的に違う。結論は「国民を拘束する義務規定は出来得る限り少なく」である。

本丸は憲法改正

2006-03-23 19:20:37 | Weblog
国民投票法案&教育基本法改正
国会は偽メ-ル問題に振り回されて(目くらまし課題)粛々の審議は進む。軽く語る官房長官の国民投票法案&教育基本法改正に関する発言は重要発言と捉える。小泉総理はこう発言すべきです『本丸は憲法改正である』

国民投票法案に与党の執念

2006-03-15 23:17:21 | Weblog
自公は今国会で国民投票法案の成立をめざす・民主がまとまらないなら自公でもの方針報道。改正論者が出す法案だ・改正反対派の規制が要注意。参院で予算成立させた4月以降に動き強まると予測。*国民投票法案・教育基本法改正案は憲法第九条改正へ梅雨払いである。改憲への道を簡単に許さない声をブログに続ける。

教育基本法理想理念に帰る

2006-03-14 13:04:03 | Weblog
敗戦・民主的平和的国家建設・新憲法制定。この理念理想国家実現を教育に求めた=教育基本法の制定=教育の基本目標は人格の完成。旧来の悪習慣習の除去=教育勅語の否定。拠り所は国民を代表する国会決議による。
『教育は、人格の完成をめざし平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび勤労と責任を重んじ自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない』今の教育界が忘れてしまった教育基本法の理想理念に帰ることです。
改正派?教育基本法改正・教育勅語の復活までも・靖国歴史認識容認発言・日本国憲法改正・60年経過古くなった・主張に共通点がある。私は全て同意しかねる。

勤労教えず金儲け教育?

2006-03-13 13:32:38 | Weblog
*”勤労と責任を重んじて”基本法第1条にある
*”すべて国民は、勤労の権利をゆうし、義務を負う”憲法第27条にある
勤労は国民の権利であり義務である。であるにもかかわらず。教育現場では、小学校から株取引を教える。中学校では模擬株売買研究授業まで行われる。勤労を忘れ金儲けに現を貫かす教育!呆れた教育界!とわれ断言する。
*記者会見で官房長官また発言!なぜ改正するか意味不明!
憲法改正に比べ教育基本法改正は国民の関心が薄い。国民受けする愛国心を取り上げ憲法改正への道案内にするつもりでしょうか

今教育現場では

2006-03-10 12:38:35 | Weblog
教育基本法の第1条教育の目的からかけ離れた現場である。
*人格の完成をめざす*平和的国家の形成者*真理と正義を愛する<現場には縁の無い言葉です>
*国連子供人権委員会から、行き過ぎた受験競争教育に子供の人権が無視されていると改善を勧告されて数年経過する未だ改善方針は見えない。
国家権力上げての競争社会奨励は経済界よりも教育現場が先でした。幼児期に始まる進学競争・・・教育基本法第1条を繰り返し読んでは!国家権力者にお勧めです。
*我慢もこれまで!
新自由主義=市場原理主義=構造改革=官から民へ=規制緩和=拝金主義=ライブドア問題=良い学校・良い職場・高給取り・良い生活=競争社会勝ち組負け組み=思いやり優しさ欠如社会=弱者切捨て弱肉強食社会=グロバ-ル社会。小泉政権誕生以来の世相です。小学校から株取引学習推奨に至りもう我慢の限度である。

平和が起点の教育基本法

2006-03-09 10:27:09 | Weblog
何度読んでも、美しい理想を読み取れる素晴らしい教育基本法である。
歴史は、朝鮮半島進出・日清戦争・日露戦争・中国侵略・日米戦争(太平洋戦争)全て破壊されて1945・8・15の敗戦。この歴史の反省に立って、日本国憲法・教育基本法は制定された。平和が起点である。
*改正を主張する人は愛国心が欠落していると言う。
*我流愛国心解釈は
愛国心は明治以後に強調された。「愛国心=国を守る=国体維持(天皇制)=支配層の権力維持=戦争=愛国心」である。
第1条(教育の目的)
教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
日本国憲法の3つの柱*基本的人権の尊重*国民主権(主権在民)*平和主義  の理念に則る理想を掲げた。

教育基本法前文

2006-03-07 12:28:41 | Weblog
『教育基本法』
全ての教育の原点はこの法律にある。であるのに国民に知らされていない・不思議といえば不思議。教育基本法改正はなぜ必要なのか法律を知ることから思考する。

教育基本法は昭和22年3月31日施行・前文と11条からなる。

「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。
 われわれは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。」

何度読んでも素晴らしい大好きな文章である。



目くらまし手法

2006-03-05 12:06:55 | Weblog
権力者の常套手段”問題の本質を隠して目的を遂行する”目くらまし手法。
メ-ル問題は権力者に格好なる目くらまし手法を与えてしまった。国会の課題を”メ-ル問題”であるかのように報道しているマスコミ!国民もそれを興味半分に受け入れている。権力手品師の種を見抜けない軽率な道を歩んでしまった。
さて我流国会課題である。
3点セットを上げる(1)国民投票法案(2)教育基本法改正の動き(3)憲法改正の流れ
*『国民投票法』は憲法の定める必要不可欠なる法律。法案には注目すべき留意点がある。規制規定の条文である。中立を建前に主張しているが、明らかに改正反対運動を押さえ込む狙いを持っている。マスコミ報道規制・公務員運動規制・文書配布規制等々がある。
*『教育基本法改正』戦後教育の原点は平和憲法にある。基本法の原理原則は"平和教育・基本的人権教育・国民主権教育=まさに憲法と一体になっている。憲法改正を目論む権力にとっては”教育基本法の理念を変える”事は必要不可欠である。戦後教育の総括論は嘘に近い。
*『憲法改正』殺し殺される海外の戦争に参加できるようにするのが最たる狙いである=第九条2項が狙いである。環境権や個人プライバシーの主張はまやかしである。現憲法規定条文の解釈で環境やプライバシー問題は対応できる。


国会の実力は?

2006-03-03 16:46:12 | Weblog
憲法シリ-ズ-臨時増刊号-
*メ-ル問題は・・開いた口がふさがらない!
小泉チルドレンが拍手する国会を見て”国会は大丈夫?と心配でした。それが現実のものになった。
今国会では、①耐震偽装②アメリカ牛肉③ライブドア④靖国参拝⑤防衛庁談合⑥皇室典範等々小泉内閣の課題は山積だった。
ところが、メ-ル問題が全てを消し去ってしまった。やり場の無い怒りをもった。過去の疑獄事件の延長上にライブドア問題を捉える誤りを犯した。ライブドア問題の本質を見誤たのが今回のメ-ル事件である。
我流解釈になるが、ライブドア事件の本質は、①行過ぎた規制緩和=法律軽視の風潮社会を生んだ②市場原理偏重=拝金主義の倫理観の欠如社会を生む③勝ち負け社会=勝ち組を担ぎ上げ弱者切捨て二極化不安定社会を生む④刺客総選挙=国民を欺く郵政民営化。この延長上に起きた事件がライブドア事件である。
物事は本質を見誤るととんでもない結果を招く。
*『憲法改正を議論する国会がチルドレン集団では心配の種が尽きない』