９条の会の積極的支持の拡大は？

参加する９条の会がややマンネリ化の感あり。全国的には会の数は増え続けているが・・・。

＊小泉後継が安倍でほぼ決まり。
憲法改正を政治日程に上げる。先ず、国民受けする（国民の議論が不一致の課題）教育基本法改正問題から始める。世論を安倍政権支持に国民の世論操作を始めると断じて間違いない。
ホワイトハウス方式の安全保障体制模索はその始まりである。国連中心外交に変化が生まれる。（外務省が安全保障問題の外に位置づけられる）日本の危機誇張には北朝鮮のテポドン脅威をことさら強調する。ブッシュ外交路線アメリカ追従につながる道でもある。

小泉総理は、郵政民営化で「単純明快な論法」で国民を味方につけた。それに学ぶことが出来るか。政党が党利党略に走って９条の会を利用したらその時点で負ける。殺し殺される戦争しない国日本・それは憲法第９条あって可能である・単純明快に主張・これで国民世論多数に！！全国の９条の会はばらばらである。国家権力に打ち勝ち国民世論を憲法改正反対につなげる道は単純明快なる主張だ。

ひょっとしたらひょっとする

日帰り温泉には高齢者が８ー９割！
対話が賑やかに交流会場になっている。
「小泉にはいい様にやられた」
「年金は減らされ税金は増やされ・よいなもんじゃない」
「老人控除５０万がなくなったそれで税金取られた」
「介護保険料が５倍だよ・その上母ちゃんは要介護外されて俺が面倒見てるんだ」
「母ちゃんの特別控除ってのも無くなったろ」
・・・
小泉止めんだろ・安倍だろ・安倍になればよくなるんか・あいつ強い事言ってる・今の政治屋に俺たちのことを真剣に考えるやついないよ・みんな御身大切・自分の地位を守ることばっかし・安倍にこびるやつらを見ているとへどが出るよ・付和雷同ってやつさ・でも俺たちが選んだやつらだよ・安倍が悪るなって小泉の方が良かったなんてなるかもよ・
・・・
高齢者いじめを身をもって感じ取っているから評価は厳しい。国政選挙に結び付けて考えると、ひょっとしたらひょっとする変化が次回の国政選挙に出るかも。群馬のこと福田中曽根は強い。が、比例区への影響は生まれそうな高齢者憤慨対話である。
・・・
国民にとっての緊要な課題は（生活に直接関連する課題）福祉政策である。安倍路線は、目くらましに「教育基本法改正・憲法改正・北朝鮮強固路線・日中首脳会談等」画策中。…でも、高齢者はもう騙されません。温泉対話を忘れません。平和には小泉さんや安倍さんより感度良好。戦争知る世代ですから。

目から鱗・・

「ポツダム宣言の受諾」＝学校で習ったことは宣言を受諾し無条件降伏だった。
昭和史で半藤氏は、５ー１３項目の条件を検証して「過去の日本をぐちゃぐちゃにしてしまう内容だった」と結論付けている。

長くなるが・半藤氏の昭和史から引用させて貰う。・・・

＊６項ー前略ー日本国民を欺瞞し之をして世界征服の挙に出づるの犯さしめたる者の権力及び勢力は永久に除去せられざるべからず。・・・国民をだまして世界を征服しようとしたやつらは許さない。
＊７項＆８項＆９項ー略ー

＊１０項ー前略ー吾等の俘虜を虐待せる者を含む一切の戦争犯罪人に対して厳重なる処罰を加へらるべし日本国国民の間に於ける民主主義的傾向の復活強化に対する一切の障がいを除去すべし。言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確立せらるべし。・・・戦争犯罪人はすべて裁判によって処罰するそして日本の国にしっかりと民主主義的傾向が根付くまで、言論、宗教、思想の自由、基本的人権は尊重します。
＊１１項＆１２項ー略ー

＊１３項・」吾等は日本国政府が直ちに全日本国軍隊の無条件降伏を宣言し且つ右行動に於ける同政府の誠意に付適当且充分なる保障を提供せんことを同政府に対し要求す右以外の日本国の選択は迅速且完全なる破壊あるのみとする。・・・日本国軍隊は無条件降伏せよ、それ以外は許さない。これを破るようならば、迅速にして完全な破滅しか道はない。

学校での学習になかった内容だった。民主主義国家の日本が宣言の方針で完成したんだな！そう思えた。

この引用は著作権侵害になるかも？・・まだまだ目から鱗の落ちる内容多し・・・
一例・新憲法制定問題や憲法第２章問題については「マッカ－サー元帥と近衛文麿氏や幣原喜重郎氏の会談の誤謬にある？」等・・・１８００円投資・直接触れる価値充分ありです。

秋近し・読書＆果物

友が群馬名産榛名梨幸水を送ってくれた。冷やし頂く・水分十分で甘い！果物好きには秋は楽しめる。葡萄・栗・柿と続く・・・

名月を見上げての読書も秋ならではである。
『昭和史・戦後篇』半藤一利著・平凡社刊・・１９４５年ー１９８９年

本書選択理由は、・・・・・
①日本人はなぜ戦争するのか！『底なしの無責任」がひき起こした数々の悲惨、テロが吹き荒れた時代…今こそ教訓を生かすとき・・の広告文！
②自分が生きた戦後。１０歳からの人生を「広く深く他者の目から振り返る」に意義を感じた。

２部戦後篇から読み始めた！
なるほど・なるほど！そうだったのか・そうだったのか！見えなかったものが見えて納得させられる。文脈読みやすく楽しく読め親しめる良書である。一読を進める。

改憲が政治日程に？

＊次期総理の座に就く自民総裁候補が３人に決まった？主義主張には大差ないと言う。・・が、小泉総理総裁が権力の座に就いて・並み居る議員諸先生は成す事無く総理に平伏し取り入った・政界演劇を見せられた。・・・権力の座に就く人物の人柄や政治哲学は国民生活に直接影響すると思考する。

＊報道によれば、安倍晋三で決まり。

政治哲学は？
＊安倍氏は、北朝鮮拉致問題に国民受けする強固路線を主張し人気を一身に集めた人物である。＊政策順位も『憲法改正・集団自衛権容認・アメリカ一辺倒追従外交』の主張が目立ち。国民の関心要求の高い『福祉政策や社会に広がった経済格差是正』は重点政策に持たない人物である。

人物像は？
＊政界のプリンスを父親に持ち（父親は総理総裁の権力の座を目前に急逝）その父親の思いを実現する。臥薪嘗胆とも言える。＊政界の坊ちゃま育ち！格差社会に苦しむ庶民を理解することは困難。（昔大阪の大金持ちのお嬢様が山と積まれた小判を前に『どこの家にもこれくらいあるんでしょう』と・・・当時小判を見た庶民はいなかったと言う時代）こんな坊ちゃまに思えるが・・・

権力者の最終選択権は国民にある。それは『選挙権行使』の政治参加である。人物を見抜く目を持たないと選挙権は衆愚政治を生む。９月の自民党総裁選を本物の人物を見る目を作る機会にしよう。

孫の父親は憲法改正に無関心

夏休みで孫を連れて娘家族＆息子家族が泊り込む。娘孫は５歳♂と３歳♀２人＆息子孫は１歳♂１人。じぃじぃ・ばぁばぁ・笑顔がうれしい。一杯飲んで夕食会話が弾む。
「この可愛い孫が殺し殺される戦争に引き出されない為に憲法９条を守らねば」・・・ね！孫に話し掛けて両親の反応を期待した。ところが、『憲法９条を守れば、戦争にならない？？テポドンが打ち込まれたら終わりジャン！直接政治に責任負う政治家は、憲法９条を改正して国を守るって言わなければ無責任だろう。ただ守る守るって言える階層は、政治責任を持たない人たち。』・お酒が入って滑らかな弁舌！「でも、武力を持って武力攻撃からは国は守れないよ。武力を持たず国を守る国の交流＆外交交渉が唯一の道では？」反論も静かにでる。『甘い甘い・世界を見回せば・現実を見れば・アフガンやイラクどこでも武力衝突あり・所詮人間不信がある限り戦争は続く』・・「可愛い孫が戦争に行かないで済む！憲法９条を守る運動は大事だろう。」チョイ強固にでる。・・『が、北の朝鮮やイスラエルにその主張が通るとは思えない。憲法９条はわかるけれど非戦につながるとは考えられない。現実は戦争が絶えない世界が続いている。』「そこだよ。日本は６１年戦争戦いが無い憲法９条があったからだ。」・・・『憲法だけではないアメリカとの関連もかなり多き理由になってると思うよ。』議論はかみ合わないお酒が語らせている・・・黙して引き下がった。食事が不味くなる。

広島

ＮＨＫネット54夏・広島発◎平和の鐘鳴り響け◎２６歳・原爆を伝えたい放送を見た。世界は平和を求めている・・が、戦争は続く・この矛盾は？？

＊戦争体験者は、被爆広島を見ることで平和の大切を再認識する。平和の破壊を再認識する＝平和を再認識する＝平和憲法を再確認する。

＊戦争を知らない人々は、戦争は物語であり歴史事象としか受け止められない。戦争の悲惨をどう伝えるか難しい＝広島を風化させない平和教育を続ける。

＊課題は、戦争体験の無い大人にある。国益・国際貢献を臆する事無く公言する政治屋・平和を平和ボケと批判するとんでもない権力者。限度の無い利益追求一辺倒の経済活動家・それらを支える御用学者・乗せられた国民＝衆愚政治。自己満足・自己保身・権力地位確保になんでもあり。

＊今・なんでもありの危険な方向に進む日本！＊古来から日本の持つ文化「支え助け合う社会」の再生へ方向転換する。＊凡人の高齢者・私に出来ること・それは方向転換へのお手伝いである。

外交交渉

漁船拿捕銃撃を受け１人が死亡・驚き怒り不愉快なるニュ－スである。
相手国はロシアである。もし、相手国が北朝鮮だとしたら・・・
政府も国民も・もっと衝撃的に反応したろう・考えると恐ろしい突発事件だ！

相手国の言い分はあるだろう・が、ロシアに非があること確かである（武力を持たない漁船に死者が出ている）。政府に、「国民の立場に立った強固外交交渉」を求める。。国益なんて言って、簡単に幕引きをするな！弱者切り捨てごめんの小泉さん！弱者を守っての引退を期待する！

武力行使なしの外交交渉を国民に見せて欲しい！！

靖国と平和

犬の散歩で河川敷を行く・停車する車のラジオから総理靖国参拝のニュ－スを聴く・最後の悪あがきと受け止める。

＊戦争は二度と繰り返さない平和の祈りをする。心の問題批判するのがおかしい。
＊国家権力の最高の地位にある宰相の言葉である。重く受け止める。

・・・が、靖国神社の歴史観は、先の大戦を正義の戦争と断定主張する・（神社の範疇範囲を遺脱する主張と考える）。
・・・で、靖国参拝をする権力者（国会議員＆閣僚）が、この歴史観を無批判に（容認あるいは同調する歴史観を持つ）参拝するは如何なものか・平和を祈る心の問題では済まないのでは！
・・・日中両国の国交回復時・戦争犯罪者は戦争指導者（Ａ級戦犯）日本国民は善意の国民（戦争の犠牲者）この勝手な解釈があった。
・・・いま、小泉靖国参拝に心の問題で済まない課題を突きつけている。

平和を願う紳士ならば平和憲法を守るを至上命題に・・・凡人の願いである。

どう！観照する

１３日盆迎えの日に、日本テレビ「火垂るの墓」・TBSテレビ「さとうきび畑の唄」の２本の再放送があった。

殺し殺される・悲惨な戦争が主題になっている。

＊どれだけの市民大衆が見ているだろう・又どう見たろうか？

悲しいドラマとして・悲しい昔物語として・涙で見た？
戦争体験者・銃後の守りを知る者は、人生の過去を見た？

日本の指導者（政財界指導者）に戦争体験者が消えた。（戦争を知り平和の意味を知る指導者）そして、今の日本が過去を忘れ危険な道に進み始めている。

＊２本の映像をどう観るかは人それぞれである。一人でも多くの人に見てほしい番組であった。