憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

ぼけてもいいよ!読んでください

2006-12-30 15:48:12 | Weblog
再び・・
村瀬孝生さん語る”ぼけてもいいよ”多くの人に読んで欲しいと思う!

私たちは
老人を尊敬しろ!高齢者に敬意を払う!みな理解しそう思っている。
やがてわが身のたどり着く人生道と理解もする。

だが、である。
老人のお世話に直接かかわると短期日で「もう限界だ!」となる。
それどころか!
鈍い!遅い!うるさい!ぼけて!汚い!気持ち悪い!増大する蔑視だけになる。
忙しく人生を送る若者には
待つことの出来ない高齢者ののんびり人生なのである。
効率のみの社会も高齢者切捨て社会になっている。

ぼけてもいいよ
待ちと!優しさと!高齢者理解と!に満ち満ちて
読む人に「ほんわか」としたやさしさをプレゼントする。

生きることの意味を考えさせる
声高に憲法第9条を護ろう
叫んでもダメですと教えられる
生きるとは!幸せとは!
その答えが
「ぼけてもいいよ!」に読み取れるように思える。

*ぼけてもいいよ
2006・9・15 第一刷発行
著者:村瀬孝生
発行所:西日本新聞社
定価:1800円+税


読後に!こんな願い抱いた

2006-12-26 17:06:00 | Weblog
村瀬孝生さん語る”ぼけてもいいよ”<福岡市南区「第2宅老所よりあい」の営み>
読み進めながら、繰り返し思ったことは、『なぜ?どうして?あそこまで!やさしくなれるの?できるの!』であった。
長くなるが一部引用するp115
”・・僕はモグモグと動き続ける口にご飯を運ぶ。唇にご飯が触れた瞬間・・がばっと食べようとした。その勢いと反比例に、おばあちゃんの口に入ったのは わずかなご飯だった。次には・・・おおめのご飯を箸でつまみ待機するのだが、なかなか口を開けてくれない。数粒のご飯を口の中で もてあそぶようにモグモグは続く。(ううぅ!じれったい)
気がつくと 僕はおばあちゃんに おいしく食事をしてもらうことより 早く食物をなくなることを望んでいた。・・”
読めば読むほどに”ほのぼのとした気持ち”がわきあがる。宅老所の所員の優しい気持ちが不思議になってくる。本当なのだろうか愚者の勘繰りさへ出る。
誰もが「痴呆の介護の必要性は否定しない」
が・痴呆のケアに限界を持つ!
と・ケアを施設に頼ることになる。
そしえ・最終は◎◎捨てになる。
理解できても”ぼけてもいいよ”そこまでに至らない!
あそこまで優しくなれないのである。

わたしはこの人たちと語り合いたい気持ちになった。
痴呆の介護については勿論であるが!
このブログの目指す『憲法第9条改正の危険性について』である。
”優しいこの人たちの共感を得られたら”
その願いで一杯になった。

継続こそが力である

2006-12-23 12:54:37 | Weblog
地域の9条の会
今年最終会議になった20日
都合あり不参加
この1年の総括が不十分に終わる結果に!

遅々として
新規活動推進者が増えない
増やすことが出来ないもどかしさはある。
特に若い人を迎えることが出来ない!
だが、
活動を継続する
継続が力になる
そう思い・言い聞かせることで
今年の活動に一区切りをつける

大きな力(政治権力)に立ち向かう
9条の会の活動は
遅々としていてもいいのだ
のんびり時には無責任で進める
長い道のりであることを改めて自覚する。


教育基本法改正はなったが!

2006-12-19 13:27:07 | Weblog
時の総理の面子だけで(権力維持の)
今後の国家の教育を決定づける大事な教育基本法が改正された。
教育の結果は数十年後に出る。

私は「虐めに暴力・教師や生徒児童の生きる気力減退・学ぶ意欲の減退も学力低下」等の起因は、ほとんどが現場に広がる「過度な競争」にあると思ってる。
解決策は、旧教育基本法の教育の目的を追求実現することである。
この信念が消された今回の教育基本法改正に無念極まりない。

日本国憲法と教育基本法は1つの理念で結ばれている。
その理念は『平和』である
次の狙いは
日本国憲法の改正である(教育基本法改正の狙いはこれに連動する)
自民党・公明党・民主党・他の保守政党を含めて改正論では一致する。
憲法9条改正が主眼であることでも一致する。
世論操作は教育基本法改正でも大々的に行われていた。
憲法改正では基本法の失策を参考にして
更に巧妙に行うことに疑う余地は無い
国民・マスコミ・ジャ-ナリスト・誤魔化されまいぞ!騙されまいぞ!
来年の参議院選挙は大事な選挙になる。

教育基本法改正と憲法改正についての違いがある。
憲法改正には改正に賛成・反対の『国民投票』がある。
改正論議を第9条から他の価値項目に国民を誘導する
これを狙う世論操作を必ず仕掛けてくる。

第2次大戦後
国権の発動による『殺し行為』を一度もやっていない日本である。
戦争行為で『殺された日本人』は0である。
この輝かしき60有余年の歴史を継続する。
世界のお宝"殺さない殺されない『憲法9条を護る』
知恵を出し切る。
国民投票での勝利を確信しての闘いに9条の会は挑む!
一致点は『殺す殺される戦争はやらない』
その為には憲法9条を護り続ける事である。

2006年は残り十日と僅かになった。
9条護る闘いは勝つまでは終わりが無い闘いである。
1人でも「9条を護る」闘いに参加する願いを込めて!



国会審議とは?

2006-12-14 17:20:14 | Weblog
国会とは不思議なところですね
いくら議論重ねても議員の考えは変化しない
で、政府提出法案は無修正で通過する。
政策がどんなに穢れていても
国民の期待から外れたものでも
国民の(選挙民)政府与党への支持変動は微々たるもの。
政党はそれに安住してやりたい放題。

地方(群馬県)では、政策より政党人物で決まる。
保守王国!
福田・中曽根・小渕・支持者は大手を振って歩ける
それ以外の支持者はこそこそ話し小さくなって発言する
「もう自民の政策は弱者(老人)いじめばかり」
こう主張する人も
自民とは小泉総理その個人の人格を意味する
だから、安倍総理実現は神の使いであると言い切る老人が多い
「そろそろ支持政党を自民党から変えないと・・・」
恐れながらの発言には、自民支持者は言う
「違うよ!ほかの県が群馬のように自民に変われば日本が良くなる!」

憲法9条改正には反対する
その人も自民支持!いや・福田・中曽根・小渕支持である。
国会議員を選ぶ選挙民が・政策によって選挙に臨むことは夢の夢か!
少なくとも
私の交際する仲間に憲法9条改正阻止を働きかけるには苦労する
それでもやろうと!仲間を増やそうとする
俺はなんなんだ!

国会の教育基本法案審議は大詰め!
やらせタウンミィティグなんて知るもんか
審議は十分に尽くした
安倍の面子をかけて
改正法案のお通りだ
そこのけそこのけ改正法案のお通りだ!
教育理念!そんなものどうでもいい!安倍政権の面子最優先だ!
来年の参議院選挙勝利に向けやるきゃないの!

恐れ入った国会である・民主的国家が聞いて呆れる
それにしても
◎国家の最高議決機関国会とは不思議なとこですね!

憲法9条を守る日常活動を強める

2006-12-08 19:50:36 | Weblog
*安倍政権は?
アメリカではブッシュさんがイラク戦争に解決策が見つからず苦悩する!
小泉さんは安倍政権に干渉しないと知らんふり!
久間防衛長官がテロ対策特別措置法に疑問を呈し、
小泉前総理のイラク戦争支持発言までも否定する!
拉致問題を使って北朝鮮への強固外交政策も日本お独り舞台になりそうだし!
道路特定財源の一般財源化問題では、
自民党道路族に押し切られ政府案は壊滅状態にされた!
復党問題は国民から呆れそっぽ向かれた!
内政外交ともに危うさばかりが目立つ安倍政権!
国民から見放され始めたか?
民間調査機関の安倍政権支持率は50%を割った!
(同じ穴にいるは公明党)
*最大野党の民主党
こちらも国民の支持率を上げる政策が打ち出せない!
自民党との政策の違いも明確に出せない!
国内経済では
国民の関心の高い福祉を重要政治課題としてはいるが
消費税等の関連に一貫性を欠いている。
(国民年金は消費税での主張がが消えた)
外交政策は国連重視と言うが
国際紛争にかかわる憲法問題はあやふやにされたままである。
国民が期待する政策が打ち出せていない
この状況では自民党は安全かも?
自民と民主の国家権力争奪戦は
どちらに軍配が上がっても国民生活には、それほどの変化はない!
経済格差社会が解消され国民生活が向上する政策に転換することはない!
(もしも来年の参議院選挙において与党が過半数割れをすれば
 政界再編正で憲法改正の強大化が進むと推測する)

*他の野党は?
共産党!わが党は清廉潔白国民の味方!国民の支持率は一向に上がらない!
社民党!主張政策は明確だが力量がない・国民の支持に繋がらない!
国民の支持の低い教育基本法改正法が簡単に成立してしまう国会である!
野党に期待することは出来ない!これが今の政界である!

護憲の野党が国会の3分の1の勢力になるのが
平和憲法存続の確実な方策である。
国民がそれを参議院選で選択すれば可能である。
だが、その選択肢提示を護憲勢力に期待できない。

であるから・・・
憲法9条を守るには
国民投票において
国民が憲法改正のまやかしに気づき
平和を守る信念の基に『改正反対を国民投票で示す』。
これしか平和を守る道はない!
この国民の信念を確実なものにする運動。
『9条の会の更なる発展拡大に日常活動を強める』
必要がある。



自殺にまで追い込むいじめはなくなるか

2006-12-01 21:21:10 | Weblog
50年も前のこと小学校の公開授業を参観したことがある。(22歳の時)
その学校は島村小学校と言う小さな村の小学校だった。
当時の教育界では「島小の教育」の名で全国的に知られていたと言う。
*『教育は競うものではない!教育は感動である!感動の出来ない教師は教師不適格である!』当時の斉藤喜博(記憶に違いあるかも・誤りはお許し頂く)校長の講和を思い出す。
*確か?通知表も独特の評価と文章の報告連絡表のように記憶している(5段階評価はなかった)。
*手綱の綱は、たずなか!たづなか!『手+綱の合成語だから”づ”である。』「否・手綱は合成語ではない一語であるから”ず"だと思う。」こんな議論を繰り返す4年の国語授業に驚いたりした。
*担任がギタ-を弾き・楽しく歌う児童の晴れやかな顔の学級のお帰り会に感動して震えを覚えた。
◎教育現場に活気があった!感動を児童と先生が共有していた!議論はあるが競い合いはない!・・・何故かその島小教育は消えた。
(旧い記憶である・多少の認識に齟齬があるかも許されたし)
◎教育現場に自由を!教師の切磋琢磨により!島小教育が全国に興隆!暴力いじめの解決にはこれしかないと考える。

*教育者の識者の会の”議論と提言に”驚き呆れている。
”いじめ”
加害者の出席停止!厳罰で臨む!
何も分かっちゃいない
俗世間の刑事事件の”被害者と加害者と”同じ範疇に於いて考えている
呆れて開いた口がふさがらないとはこのことですよ
いじめる側にいる生徒たちのことをもっと親身になって考えられないのか
刑事事件の加害者犯罪人と同列で考えるとは呆れ果てた人たちである
なぜ虐めるのだろうか!いじめは悪い事みな知っている。
それがなぜ多発するのか!なぜ自殺にまで追い込まれるのか!
虐め多発の本質が議論されていない。
課題の本質抜きの加害生徒を厳罰にの議論は問題外の議論だ。
議論に留めて提言からは外したとあるが、
出席停止等の懲罰議論すること自体とんでもない誤りである。
厳罰だ!教師も同罪だ!何を考えているのだ!
"いじめ"がどんな教育問題なのか少しも分かっちゃいない
有識者会議?有識者が聞いて呆れる!

いじめる生徒がなぜいじめに走るのか
現場の先生たちはその点に悩み・解決策に悩み・苦しんでいるのだ
排除で済む問題ではないのです
いじめには!加害者と被害者がいるが
教育的には加害者も被害者も判別が難しいのです
うっかり口開くと
教師も虐め加害者だ!同罪だとはなんてことを言うのだ
物言えば唇寒し権力怖いです

◎教育基本法改正だ・愛国心だ・国旗だ国家だと
権力に都合の良い教育を押し付ける。これこそ虐めの根源になっている。
◎教育は競うものではない・感動だ!
50年前のあの斉藤校長の言葉を重く受け止めたい!