憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

高齢者の会話を危惧する

2007-04-28 17:01:50 | Weblog
日帰り温泉で聞こえて来た会話である。

「北朝鮮は怖いね」
「日本に届くミサイルがいくつもあるらしい」
「軍事パレ-ドで公開された」
「最新式は1000km以上のの射程距離だと・・」
「いつ攻撃されるかわかんない」
「あの金総書記って何考えているかわかんねぇ」
「キチガイ相手じゃたまんない」
「やられる前にこっちから攻撃すればいい」
「日本は憲法上それは出来ないんだって・・」
「北朝鮮はそのことを知った上で強気に出ているらしい」
「安倍総理の拉致問題を無視する態度もその辺りにあるらしい」
「防衛の為だから先制攻撃できるんじゃないの」
「ダメ!やるなら憲法解釈を変えるか・憲法改正をするか・・・」
「やられるのを待つだけ?それないよ!・・」
「やられるまえにやらなければいみないよ・・」
『やっぱり・憲法改正しなければ国が護れない』


*近隣諸国に敵を作り上げて危機感を煽る・憲法改正派の世論操作は
 確実に成果を上げている。

*会話に割って入り日本国憲法の60年の成果を主張したかった。
「・・国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を
 解決する手段としては、永久にこれを放棄する。<憲法9条1項>」
*日本の平和は護られてきた・これからも護れる
*「・・政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように 
 することを決意し ここに主権が国民依存することを宣言し 
 この憲法を確定する。・・<憲法前文より>」

◎ 日本国憲法が掲げたこの崇高な理想に向けた努力こそ今するべきだ!!


総理の改憲談義納得できません

2007-04-25 11:55:11 | Weblog
*新憲法制定推進の集いに挨拶した安倍総理!
訳の分からない論理で憲法改正を主張する!
①在任中に改正をする
②占領時代に起草された現憲法は素人集団が作ったものだ。基本法である以上は成立過程にこだわるざるを得ない。
③制定から長い年月がたち時代に合わないものがある。21世紀にふさわしいものにしなければならない。

①は・・政治家安倍総理の夢として認めても良いかな?
②は・・アメリカに押し付けられた憲法論である。
*現憲法は、公布21・11・3、施行22・5・3に於いて、国民の大多数が歓迎し受け入れた憲法である。 
国民に定着して60余年が経過し平和理念は世界の宝に・基本的人権は現代にも十分に通用する・国民主権は世界の法理である。
21世紀にふさわしい内容に満たされている。
現憲法の下で、敗戦国日本は世界の経済的勝者になった。奇跡的復興は戦争をやらない第九条が生み出した。軍備投資が最低に済み経済復興に投資が集中できた。
③長い年月がたった・現状に合わない内容がある・・旧い・21世紀にふさわしいものをと言っても納得できない。
*改正する本音はやはり第九条ですね!。国民は国家の為に命を差し出す憲法にする。ついでに環境権やプライバシ-権を付け加える・・・・?
総理先入観捨てて冷静に思考すれば・・第九条は21世紀にふさわしい条文であると気づくのでは?。第9条こそ世界に広める21世紀の宝であることに・・・。

命を懸けて国を護るは!過ちである

2007-04-15 19:23:07 | Weblog
*多くの問題点を修正しないままに国民投票法案の成立が確実視される!
国会と言うところは・数の暴力地帯=政府の提出法案は余程のことが無い限り成立する。国会の審議は何の意味も持たない!民衆主義とはこんなものよ・学校で習った”民主主義の少数尊重”は嘘でした。
政治不信=有権者の不見識=衆愚政治・・諦め呆きれて生きた60年でした。

さて!国民投票法への国民の意識は?
憲法改正課題に無関心!ましてや改正手続きの国民投票法にはより以上に無関心である=内容&問題点などほとんど知らない=街頭のインタビュ-に見た。

では!
実際に憲法改正が生活圏に入った場合国民はどう反応するかである。
憲法改正が=国民徴兵制度となり=『戦争に行くことになる改正憲法に賛成するのか?』=御国の為に命を捨てる=名誉の戦死
現状のの世相なら・国民の半数以上が賛成する事は有り得ないと思う。

だから
『政府権力者』は、あらゆる手段を用いて賛成多数派を繰ろうとするであろう。
*戦争を知る高齢者は切り捨てて若者を取り込む世論操作・
*有料広告宣伝の独占・
*国民投票上の過半数確保世論操作・
*反対派識者の懐柔操作に弾圧妨害・
*問題貫徹の為にはなんでも有り。

護憲&九条の会のやるべき仕事は??
*命を捨てて(戦争して)国を護る事が間違いである国民世論の形成
*国際紛争は軍事力に頼らず平和話し合いで解決する世界世論形成
*日本国憲法の第九条の精神を世界各地域に広げる活動を積極的に推進する。
*憲法改正が2段3段に分けられ飴と鞭に騙されない国民意識を高める
*政治国家権力に負けない護憲のためにはなんでも有り

国民投票に憲法改正賛成過半数の国民を作らない運動推進!!
改正波は9条の会に対抗する憲法制定会議を中曽根元総理を会長に立ち上げる。
国民の理解がどとちらのボタンヲ押すか!
現状世論は命を駆けて国を護る思想哲学は多数派になっていない。
護憲派は”国民投票法案や改正憲法法案に・反対反対を叫ぶよりも・・・
『命をかけて国を護る』誤りを理論的思想的に構築し訴える。
この声を世界の声にする。
*平和主義が世界世論の多数派になれば憲法改正派も護憲派に替わる。
*夢は大きく・のんびり求め・現実のものにする。

自衛官は日夜が殺しの練習発言

2007-04-04 14:10:55 | Weblog
埼玉県の知事さんは正直者ですネ。
自衛官について『平和を守るために人殺しの練習をしている』と述べました。
その通りデス間違いありません!
後日になって”誤解を与えた言葉不用意だった”と謝罪したが・・・。
自衛隊関係者は”災害支援や医療救急支援など”を上げて言い訳した。
しかし、爆弾投下の練習・日米韓共同演習・陸海空の装備など・・・
いずれをとっても主軸は戦争の殺しの練習であるである。(平和の為??)
世界の軍関係者が誇らしげに軍服に付けるあの勲章は
戦場で殺した数が多いほど多くなる。
大将元帥の地位は戦場で殺した数に比例する褒美と心得る。

日本には『憲法第九条がある』
交戦権が否認されている
殺しの戦場には、出ていない・出られない!。
憲法第九条がある限り・・殺したり殺されたり・・戦争は出来ない
最近は、専守防衛を捨てて!やられる前に攻撃する権利がある!
北朝鮮に先制攻撃を主張する集団はある!
憲法第九条がその防波堤になっている!
憲法第九条を護り続ける価値は十分にある。
国民の過半数が第九条を護る仲間である限り憲法第九条の改正は不可能である。
懸念は『国民投票法案に有効投票数の過半数』とある。
反対でも投票に参加しなければ「賛成と同じになる」
国民投票法案にも関心を持つ必要がある!
*九条の会に参加し憲法改正の目くらましを見破る学習を深めましょう!!

殺さない殺されない唯一の国家日本

2007-04-01 12:35:00 | Weblog
日本国は憲法第九条を持っているから国権発動による戦争をしない国出来ない国である。
私はこの事を世界に誇れる素晴らしい思想である哲学であると思っている。
だが、最近国権発動による戦争できない国だから北朝鮮や中国にナメラレテイル(バカにされている)との主張をするする識者が増えている。
この主張に国民が納得するかの如くの世論を誘導&報道するマスコミもある。
呆れた報道で怖い報道である。改憲論を声高に叫ぶ識者集団でもある。
安倍総理の側近にこんな考えの識者が多くいる。

教育基本法が改正され教育内容が在り方が議論されている。<教育再生会議>
①ゆとり教育から学力重視へ
②安心して学べ規律ある教室へ
③子どもに社会規範を徹底する教育へ
④魅力ある尊敬できる教師へ
⑤地方教育委員会に国家権力の介入へ
⑥経営トップが教育現場へ
⑦民間からと管理職登用へ
⑧教師免許を終生から10年更新へ
⑨教科書にこと細かく国家の方針&介入へ
⑩愛国心を評価項目へ

上げたら限が無い。
国民総がかりの教育改革だと訴える。
国民の関心が高い教育問題である。
どこまで本気なのか・どこまでやれるのか?
中途半端で終えたなら迷惑する被害者は真面目に働く国民である。

さて!
素直に受け入れたら改革に期待できる。
が、素直に改革路線を受け入れてよいものだろうか?
はなはだ疑問である。

議論内容の④と⑩について思うところを述べて危険を問いたい!

④尊敬される教師を育てる・・当然な方針である。
ある一教師が言った言葉を思い出す。
『私は尊敬される教師より親しまれ愛される教師でありたい』
この教師の生き様は子どものために良かれと思うことは-権力から睨まれても-貫く生き方であった。
私はこの教師が好きだった。
尊敬される教師が・国家権力にとって都合よい教師像創りにならなければよいが!
⑧の教師免許の10年更新制度は権力に膝まづく教師創りに結果的にに結びつく懸念がある。

⑩愛国心とは??

「国を愛する」を教育目標の項目にする。
当然評価が必要になる。
国民は国を愛する。
でも、人それぞれ異なる愛し方がある。
a/日の丸が揚がったオリンピック・相撲を国技という愛し方!
b/日本製品が世界に輸出され世界から認められる愛し方!
c/人類の為に世界に奉仕ボランティア活動する愛し方!
d/グロウバル化する世界に日本が羽ばたき活動する愛し方!
e/世界平和のため正義の為命を投げ出す愛し方(戦争をする参加する)
多くの国民の考えは想定しかねる。

わたしは
eの戦争行為の愛し方を否定する。間違いであると確信する。
教育基本法の改正&日本国憲法の改正の方向に見えるのは
愛国心を命を懸けての道と捉える。
だから憲法改正に反対する=九条の会の運動を世界運動に高め日本国憲法第9条を世界に広め定着させる。
となる。