ユヌス氏の言葉に正義あり

＊ノ－ベル平和賞のユヌス氏が広島を訪れたニュ－スがＮＨＫで流れた。
気軽に視聴していたがマイクの前で語った言葉が心に強く残った。
記憶であるが
『日本は素晴らしい不戦の憲法を持ってそれを実行している。』また『核を作らず持たず持ち込ませずを国是とする国である・それを実行している。』
『日本に世界の平和のリ－ダとしての活躍を期待する。』このような趣旨の発言と理解している。・・翌日の新聞報道を期待したが、地方紙には報道なしである。全国紙（毎日）のどこにも報道記事が見当たらない。なぜ？

◎目にした記事は「核保有論議押さえ込むことは出来ない・安倍総理」である。

「不戦の平和憲法・（実行６１年）・核３原則を国是とする（佐藤総理ノ－ベル平和賞受賞理由）」世界に核拡散を胸を張って主張できる国は日本である。
なのに、世界に誇れる憲法を捨て去り・世界に誇れる核三原則を捨て去る議論が起きるとは時代錯誤としか思えない。
怖いのは、「核保有論・非戦平和憲法否定論」いつも聞かされ続けると・知らず知らずのうちに正義正論になってしまうことがあるということです。
北朝鮮核開発を利用した権力側の国民世論操作が始まったのである。

アメリカは第２次大戦後も正義の戦争だと世界各地で人殺しを続けている。
日本は国家権力発動による人殺しは６１年間０である。
アメリカ追従で戦争する国に（権力側の言う普通の国）するな！
９条護る運動は気負わず笑ってでも続ける。世論は護憲に！

善意だけでは？

日帰り温泉での高齢者の会話が聞こえる。

ひどい話だ・可哀相だ
あんなの殺しちゃえばいいんだよ
だめさ見回りスパイがいっぱいいる
憲兵が直ぐ捕まえ・みんな見ている前で銃殺刑だ
あのやろう撃て！命令する
穴を自分に掘らせて・その前で銃殺
自分の掘った穴に放り込まれる
フセインもひどかったが・もっと悪いやつだ
ジョンイルってやつは
日本だって・いつやられるか！わかりゃあしない
やられる前にやっちゃえばいい
安倍ならやられる前にやってくれそうだ
北朝鮮に強気だから・安倍は
原子爆弾造る前にやっちゃう
内容が突然変化する・・・
この冬にはうんと死ぬよ
世界があきれて食料送らなくなったから
食料なんか送るから悪い
韓国が悪いんだよ
民族がおんなじなんて言って
太陽政策ってやつ
神はいないのかね
神はいるさ・いるよ
小泉がだめになって・安倍さんを連れ出した神様がやったんだ

どうやら北朝鮮の政治を語っているようだ
めちゃくちゃな内容で
事実確認のない
論理のない
腹の虫の収まらない会話が延々と続く
善意の塊？
ＴＶからの報道をそのまま100％信じている
どこかに戦時体験が重なって語られている
小泉政治に年金減らされ介護を削られ不満を語っていた人達だ
その救世主が安倍さんだなんて考える（神が連れて来た）人がいいんだ！
騙される人って善意の塊なんだ

でも怖い話だ！
『北をやられる前にやっちゃえ！』
出来ないことを平気で口にする
反論もない。
週刊現代・週刊朝日・文芸春秋・読み聞かせたい！
安倍総理の本音弱点を知ったら
この『善意の塊』
どう変わるのかな！

善意だけでなく真実を見極める眼力のある高齢者になってくれ
同じ高齢者として少々腹立たしい思いで黙ってその場を去った。

教育現場錯乱

必修科目を履修させない問題が騒がれている。
教育基本法を疎かにするから起きるのです。
中学校には問題ないでしょうか？ありそうな気がしますが・・・

なぜ？どうして！
教育現場の教師が教育の目的を見失っている事から起きるのです。
教育現場とは・幼稚園から大学まで・・・・
良い学校に入り・よい職場職業に就き・この世の勝者になる
出来るだけ苦労せず努力もせず勝者になる
その水先案内人が幼稚園から大学まで組織ぐるみとなっている。

◎幼児から（生まれる前から）次の段階を目指しての日常生活が始まる
①幼稚園入学の幼児教育予備学習塾通い
②小学校入学の予備校塾通い（一流予備校に入る予備校もある）
③中学校入学の予備校塾通い（いまや公立小中学校が予備校化している）
④高等学校入学予備校化した公立中学校（予備校を推奨する学校もあり）
⑤大学入試が目的化した進学高校（いま・実業高校までも）
⑥大学が利益追求を目的に研究をする風潮になった（産学協同なんと言ってる）
益にもならんこと並べたが内心整理もあって・・・

教育基本法第一条（教育の目的）
教育は、
人格の完成をめざし、
平和的な国家及び社会の形成者として、
真理と正義を愛し、
個人の価値をたっとび、
勤労と責任を重んじ、
自主的精神に充ちた
心身ともに健康な国民の育成を期して
行われなければならない。

すばらしい文言である！
なんど読んでもすばらしい！
いつどこで読んでもすばらしい。

なぜ？この世界にも誇れる教育目標を疎かにするのだろう
教育者一人ひとりが基本法第１条を暗記するまで読むべきです。
そして、現場で・この目標実現へ向けた努力を日々実行するべきです。
日本は法治国家です。行政には基本法にある教育行政を行う責務と責任がある。

これを言ったら”青臭い・現実離れしたこと言うな”と・どずかれました。

始まったかな・安倍政治！

◎ＮＨＫに「北朝鮮拉致問題」の放送命令を出すと言う。
◎法令による命令であって違法ではないと言う。
◎放送言論への権力介入ではないと言う。
◎表現の自由・報道の自由は絶対守ると言う。

＊北朝鮮拉致問題は安倍晋三の名前を全国民に認知させた。（安倍人気急上昇）
＊北朝鮮拉致問題を売名に利用すると批判する雑誌もある。（人気取り強固発言）
＊ＮＨＫ報道に政治権力介入した前歴を持つ安倍晋三でもある。（否定するが？）
＊安倍さんの政治信条から・出るべきものが出ただけである！（時代錯誤では？）
＊信じられないし・信じない・・政治やさんの言葉なんか！である。

今臨時国会の審議予定の
防衛庁”省”格上げ法案
国民投票法案
共同謀議法案
教育基本法改正法案・・・

◎補選の勝利を国民の支持なんて！勝手に強気にならないで下さいよ。
◎国民の目をどこかに向けて！国民が知らぬ間になんて！姑息ですよ。

報道姿勢に疑問？

◎北朝鮮の核実験が安倍政権に追い風！
神奈川・大阪・２つの補選勝利を”安倍政権の北への強固路線が支持された如く報道する”
そのマスコミの分析能力は確かだろうか？
＊投票率の低さ
＊得票率は有効投票の５４．７%（神奈川）と５０．２%（大阪）
＊当選は得票率の低さに助けられた固い固定票・自民公明票にある
◎安倍政権の強固外交路線が支持されたと言えるものではないだろう。

安倍政権は、むやみやたらと北朝鮮を武力制裁・戦争も辞さない如き・北制裁を主張している。アメリカの先兵とは言え交戦権を持たない日本にあるまじき外交路線である。中国や韓国の戦力・武力によらない平和外交・説得外交が日本の政策であると思う。
６０年人類最高の理想的憲法によって『殺さず・殺されず』日本が歩んできた努力を簡単に捨てないで！これこそが国民の声と受け止めるべきです。神奈川大阪の補選勝利を国民が安倍政権を支持したとはとても結論できるものでない。

教育現場の荒廃

爽やかな秋晴れの朝を迎える
が、朝刊報道は暗いニュ－スが多い

部活で集団暴行・兵庫県立高校

教育現場の部活動は！
中学校でも大きな問題を抱えている
いじめ暴力の日常化（温床）である

”部活を中途変更辞めるやつにろくなやつはいない！
それをそそのかすろくでもない教員もいる。”
これが、職員会議での発言と聞く
温和な教諭はただ恐れて黙って下を向くそうだ
虐められても暴力を振るわれても
辞められない生徒の存在が理解できる話である

部活動が勝つことが目的になった
優勝の二文字が支配する部活になった
校区の世論がそれを期待する
教師集団の地域迎合風潮がそれを煽る

教師の本来の任務はと問われれば！
専門教科指導でありましょう
密室に近い教室では教師は権力者になる
（教師は無意識に・・生徒は評価を恐れ損得計算）
無味無乾燥のつまらない教科指導がまかりとおる
本務の教材研究の時間は部活動に奪われての結果でもある

優勝し上の大会出場となれば
校舎に上り旗が下がる
地域の評価が高まる
良い授業よりも・目立ち宣伝効果が高い部活動

本来の任務の教科指導に集中する教諭もいる
目立たずこつこつ努力する教諭である
部活動に不熱心であると体育系や校長からの受けは悪い
生徒にも部活動嫌いなのもいる
生徒も教師も部活動から解放されたい！

自由に活動できる学校をつくる。
『部活動は社会体育』とする提案は以前からある
真面目に検討議論する必要がある今日的教育課題である
いじめ・暴力のない！部活動が見える・・・

教育基本法改正議論より緊急にやるべき教育課題は多い
行政は「基本法の完全実施」こそ今必要だと目覚めよ！である。

教師を育てる

ＴＶのバラエティ番組で
家庭の生活状況を話し合って
家庭の所得を言い当てる番組があった。

参加者は４人である
４人の推測判断は、
ベンツ車に乗り・舶来ブランドかばんを持つＳさんが自らを１位とした。
残る３人は三人とも３位とした。
”２位と４位がなし！”である。

人の心理は
１位になれなくとも
『ビリは無いと！』
自らに言い聞かせる。

バラエティ番組を見ながら
＊ふと！最近の教育界の動きについて考えさせられた。

群馬では
教師に「教育能力に欠けていると・」不適格のレッテルをつける。
そして、現場から外して再教育する。
その教師が再教育によって再起することは難しい。
否やレッテルを貼られては無理であろう！

教育現場には
個性ある子供が存在する
いろんな教師像が必要である
教育委員会がレッテルを貼るような
”だめ教師”はいないと思う。

３０人の教諭がいると
トップと思ううぬぼれ教師はいる
が、”ビリだ”と思う教師はいない
”ビリだ”と思っては教師は務まらないからである。

ここで大事になってくるのが
お互いの切磋琢磨やる気概である
教育研修といわれる教師の責務がある
このリ－ダシップは学校長である。

ところが
教育委員会の意向（威光？）通達に
忠実・従順に従う学校長がリ－ダーシップがあると
教育委員会は判断する。
君が代・日の丸強制がその際たるものである。
教育委員会は国家権力に従順にである。

最近は
この教師のやる気概を
失うような事件が多発している
憂うべき事態が生まれていることも事実である
「教師は欠陥のない人格者ではない」
教師を育てる！
子供の親である
教師集団である
教育行政である
マスコミ世論である
教師攻撃が
面白おかしく報道され批判される世は
健全な社会ではない。

『教育基本法改正を議論する』前に
行政としてやるべきことがある。
これが言いたい主張であった。

アドバル－ン？

発言をご都合で取り消すは政界の常識である。
本音は変わらないのも政界の常識である。

中川政調会長の核保有開発保有関連発言。
麻生外務大臣の核保有開発研究許容発言。（閣内不一致？）
安倍総理核開発保有否定発言。
核三原則は日本の国是であり堅持する。
（信念は逆に？総理は憲法上小型原子爆弾は保有できる発言＝2002・5週刊誌紙上発言あり？本人コメント拒否）

わが国は世界に先駆けて人類の理想的平和憲法を制定した。
残念ながら現実世界は殺し殺される戦争が絶えることなく続いている。
現実を見て現実に近づける憲法改正が行われようとしている。
安倍総理は憲法改正には５年は必要と述べている。

北朝鮮が核実験を強行した。
世界が一国の横暴に振り回されている。
我が日本の歴史にあった。
満州国建設・リットン調査団報告・わが国の報告拒否・国際連盟脱退・日独伊三国同盟・世界大戦へ進む。
同じ過ちを世界がたどる？世界にそれほど英知がないとは思えない。

アメリカを中心に北朝鮮を力でねじ伏せようとしている？
が、アメリカの裏取引も見え隠れしている？
日本の先走りが・独り相撲が危惧される？

北朝鮮の核実験強行を利用して？
被爆国日本までもが（一部ではあるが）核保有を言い出す。
日本世論世界世論に向けてあげた『アドバル－ン』
日本国内は勿論世界から「no more hirosima]
核拡散反対核廃絶の声を上げる時である。
世界に向けての発信は広島の日だけではない。

核保有許容発言アドバル－ンを放っておいては危険だ。
憲法改正より核拡散廃絶を叫ぶが先になってきた。

出た本音・中川発言

怖い怖い！本音です！
自民党中川政調会長が核保有の模索発言！
与党政策責任者の本音である。
閣僚なら罷免発言である。

日本は
力には力・武力には武力・国際紛争の武力解決は
６１年前に憲法上でも思想上でも放棄した政策である。
中川政調会長発言をほっておいては
日本がとんでもない方向に進んでしまう
罷免の動きを世論は高めないと
軍事国家武装国家への道を一気に進むことになる。

北朝鮮の挑発に乗っての
武力解決策はあまりにも知恵がなさ過ぎる
対話による平和的解決策を日本発で
世界に向けて発することが
国益になり我が国の誇りにも信頼にもなる。；

被爆国日本が核武装を・・とんでもない発言は
世界から日本軍国主義復活と非難されかねない
許せない絶対許せない。

この人たちが憲法改正主張の政治や集団である。
安倍総理は５年なんていっているが
チャンスあれば（周辺事態変化）国論を操作しでも
一気に進めることも視野に入れている
中川政調会長の発言は安倍総理の信念でもあろう
憲法改正が何を目指しているか
国民にも見えてきた。

教育基本法は
『真理と平和を希求する国民の育成』を前文で高らかに謳い上げている
個人的に大好きな条文である。
この条文を歴代自民総理が問題視している
教育基本法の改正は今国会でと発言する安倍総理である
平和の文字を消し去りたいのである。
国会での慎重審議を期待する。

危機を煽る無責任マスコミ

マスコミに物申す
国連の北朝鮮制裁決議を受けて
一部マスコミには
戦争が始まるがごとき議論を流す
日本国内に核爆弾が打ち込まれるごとき発言がでる
危機意識を誇大に表現する
『危機意識を煽る』
マスコミの暴力行為は聞くに堪えない
事実報道と日本の行くべき指針を
真面目に報道せよ

安倍政権発足
北朝鮮の核実験が
安倍政権の後押しをしている
衆議院議員補選勝利
来年の参議院議員選大勝利
危機を利用するは権力の常套手段とは言え
もう呆れて真面目にものも言う気が失せる

第２次大戦中では
軍国主義を煽り
敗戦後はアメリカ民主主義を煽り
マスコミは信用できない
それを
戦中戦後に生きたわれらは知っている
知らない戦後派が総理になっている
知らない戦後派が国民の多数になっている
国民が今起きている世界状況の
事実＆真実を見抜く＆判断する
材料を提供する
義務と責任がマスコミにはある。

平和憲法を持つ国家として
紛争の平和的解決外交を忘れてはならない
世界に日本の知恵を発信する
今がその時である。