憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

“裸の王様にするな” 安倍総理に換言する政治家はいないのか!

2013-04-30 16:52:10 | Weblog
●自民党、日本維新の会、みんなの党
 憲法改正手続きの第96条改正で一致していいる

注:第96条
  この憲法の改正は、
  各議院の総議員の三分の二以上の賛成で国会がこれを発議し 
  国民に提案してその承認を経なければならない。
  この承認には 
  特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において
  その過半数の賛成を必要とする。
  ---以下略---

●憲法改正は
 衆参各院の三分の二以上の賛成が必要である
 現状は
 改憲賛成議員は“衆院においては要件に達している”
 が、
 参院においては“三分の二に達していない”
 
●だが改憲勢力は、7月の参院選において
 改憲賛同が三分の二を超えることは確実だと読んで
 改憲要件は満たされると確信しているようだ
 (そんな上手くゆくのかなぁ??)

●でも
 改憲手続きが順調に進んだとしても数年は要する

※ということは!
 手続き進行中に“衆院解散があるということだ”

※この総選挙において
 改憲政党が三分の二以上を獲得する保証はない
 (現衆院絶対多数が崩れる可能性ありだ)
 
※そこで、改憲発議要件の緩和の
 “第96条改正が急浮上した”
 要するに
 過半数の賛同で改憲が可能にする悪知恵だ

※参院絶対勝利を確信して
 憲法改正の千載一遇の好機だと騒いでいるのが
 “・自民・維新・みんな”ということだ!

●しかし

※憲法観や改正内容をめぐって、
 改憲政党のの主張は、かなり異なっている。

※96条改正を言葉巧みに
 国民を騙すつもりであろうが
 国民生活を忘れた党利党略の96条改正
 国民が賛同するとは思えない・・
 が、油断すると思わない罠に引っ掛けられる恐れアリだ

●安倍総理は“歴史認識では”
 米国を含めて世界的批判を浴びている
 安倍右翼思想は自民党右翼思想だ
 あまり浮かれては国民がバカを見る
 暴走には止めをかける必要がある
 しかし今はアベノミクス好調に
 だーれも物を申せない状況にある

 “安倍総理は裸の王様になる恐れがある”

参院選 ネット解禁歓迎するが 制約が先行する動きに不満が募る

2013-04-27 12:22:14 | Weblog
●インターネット選挙運動解禁

※その解禁だが
 期待を裏切るような動きが見える

●与野党10党は
 インターネットを使った選挙運動を解禁する
 改正公職選挙法に関する各党協議会を開き、
 未成年者による選挙運動の禁止などを明記した
 運用指針(ガイドライン)を策定した。

 <指針>
 ①選挙運動の手段や内容、中傷・なりすまし対策などについて、
  一問一答形式で法改正の趣旨や解釈を列挙したもの。
  (公表されていないので内容は理解できないが・・)

 ②改正法が初めて適用される夏の参院選に向け、
  総務省のホームページなどで、政党・候補者だけでなく
  一般有権者にも周知徹底を図る方針。

 ③公選法で選挙運動が禁止されていた
  未成年者や、裁判官、警察官などの公務員は、
  改正後も選挙運動ができないことを明記した。
  特に、ネット利用者が多い未成年者について、
  引き続き選挙運動が禁止される

●新しいことを始めるのだ

※問題点があるのは当たりまえでろう
 “不安が先行して制約だらけ”の
 ネット解禁であってはならない

 “中傷誹謗嘘誠含めて”
国民の判断力にお任せできないか!

※絶対賛同できない
 改正前の公職選挙法で
 未成年者・裁判官・警察官など公務員は
 選挙運動は禁止されていた。

 “改正後も禁止されるという”

 なぜ禁止されるのか!

 公務員の公平中立を主張するが
 公平中立などあるわけがない

 全ての国民に
 選挙運動の自由を保証するべきだ

※20歳になって
 突然政治に目覚める
 なんてこと有り得ません

 政治への関心を育てる
 意味においても
 未成年者には
 選挙運動を認めるべきだろう

●ネット解禁を機に政治への関心を高める
 それには
 “あらゆる選挙運動制約を排除することである”

護憲超党派議員連結成: 世話人は昔の名前で出ていまうねぇ

2013-04-26 13:49:38 | Weblog
●4/25新聞報道
 “護憲の超党派議連設立”

※96条改正に反対する議員が
 参院選に向けて勢力の結集を目指す

“呼びかけ人=発起人”
*辻元清美(衆院)*大河原雅子(参院)
*吉川 元(衆院)*阿部知子(衆院)
 氏ら12名と報道された
 (12名全員の氏名を上げない報道には不満だ)

●憲法擁護

※先行する
 “第9条を守る会”
 全国に広がっています

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<所属する会の活動の一端紹介>

第83回世話人会開催案内:4/25

安倍首相は
靖国春季例大祭に祭具を奉納しました
みんなで靖国参拝する国会議員の会の
168人が集団参拝をしました

靖国神社は
過去の侵略戦争を“アジア解放の聖戦だ”とする
特殊な神社である

靖国参拝と憲法改正は一体をなす出来事です

国会状況は
昨年の総選挙において、自公で325議席獲得しています
その勢力を背景に公然と改憲を進めています

日本維新の会やみんなの党など会見賛同勢力を合わせると
衆院で400議席を超える大勢力となります

このような政治状況下に護憲憲法守る地域集会を開きます
ご参集ください

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※憲法擁護一点で大同団結
 
 『21世紀の歴史に刻まれる活動を期待する』

外交問題に強弁する安倍総理 “韓国も中国も相手にせず???

2013-04-25 17:30:21 | Weblog
●韓国:朴大統領

「日本の右傾化は
 北東アジアだけでなく
 アジア全体の国家との
 関係を難しくし
 日本にとっても
 望ましい方向ではない」

 と述べている。

●安倍総理は
 どう受け止めているのであろうか

※閣僚の靖国参拝に
 「尊い英霊に尊崇の念を表する
  自由を確保してゆくのは当然だ」

※中国と韓国の批判に
 「わが閣僚は、どんな脅かしにも屈しない」

※外交問題には
 「国益を守り、歴史や伝統の上に立った
  誇りを守ることも私の仕事だ。
  それを削れば外交関係が上手くゆくという
  考え方は間違っている」

●強気一辺倒だなぁ・・
 このままでは、アジアの孤児に
 なってしまうのではと懸念する

※7月の参院選までは
 隠忍自重’自説を抑えた
 安倍晋三氏でゆくかと思っていた。
 が、
 想定以上なアベノミクスの順調さに
 傲慢になってしまったのか??
 強気一辺倒が目立ちだした
 <日米基軸にすがる米国頼みだが・・>

●大型連休中に
 どんな発言が飛び出すか!
 紙面のトップ記事になるような
 安倍発言が楽しみである。

靖国参拝は歴史認識の問題だ!戦争美化する靖国に共感できない!韓国中国の対応は是認できる

2013-04-23 14:44:15 | Weblog
●靖国参拝
 政治問題になる恒例の行事である

※今年も麻生副総理の参拝が外交問題に
 「外交問題になるとは思わない!」
 現実には韓国外交は止まった

●靖国参拝
 “国に尽くした英霊に弔意を表す”
 世界各国共通なことだ
 外交問題にする方が間違っている
 これが参拝議員の言い分だ

●韓国・中国は、
 靖国参拝をなぜ問題にするのか!

※両国とも参拝を問題視しているのではないと思う
※問題にしているのは参拝者の歴史認識だと思う

●ワタシは
 叔父が祀られているが
 靖国参拝はしたことがない
 でも、話題の神社なので
 興味本位の訪問で
 過去に3度ほど訪れてはいる

※印象は
 大戦を聖戦として
 正当化して美化している
 特異歴史観に満ちている

 <憲法前文では
  日本国民は、・・・政府の行為によって
  再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し・・
  とある=平和志向>

●参拝議員
 大多数の議員は
 聖戦だとする歴史観に汚されている
 侵略戦争への反省が欠落しているのだ
 歴史認識を問題視しているのに
 ・韓国への侵略・中国への侵略を認めない
 ここが問題なのだ

 *参拝は、例年やっていることだ
  問題にはならない:麻生副総理
 *代表に供物をお願いした
  自身の参拝は自粛した:安倍総理

※政治指導者としての資質を
 疑いたくなるような反応である

●靖国参拝は
 やろうがやるまいが
 個人の自由だ(信教の自由)

※ただし
 外交問題になるようでは
 政治家には
 参拝の自由は
 認められないと思う




公明党の参院選重点政策を読んで・・・

2013-04-22 12:15:08 | Weblog
●公明党の参院選の重点政策
*震災復興
*経済回復
*社会保障の充実
*地域主権の道州制と行財政改革
*平和と繁栄の外交

●山口那津男代表は

*優先順位の高いのは
“経済再生と震災復興”
 経済第一が国民の声だ
 参院選においては
 国民の期待に応えることが問われる
 と語っている

 <アベノミクス人気に便乗する??>

*安倍首相の96条改憲発言については

「憲法に対する主張が異なることを前提に連立政権を作っている。
(参院選までの)3カ月で論点が熟して争点になるかどうか、
 十分な議論が必要だ」と改正に慎重な考えを示した。

 <権力欲に毒されて
  “党利党略”ばかり志向する政党に成下ってしまったかなぁと
  不信感を強めていきたが、
  今回の憲法改正発言では
  平和重視の公明党は健在すると嬉しくなった>

●7月の参院選

 “アベノミクスが一大争点となる”

 *国民は
  アベノミクスへの期待が大きい

 *野党は、
  リスク面を指摘はできても
  アベノミクスに代わる
  政策提言ができない
  これでは勝負にならない

 ※経済論争では
  アベノミクスの大勝利が起きる

 ※しかし、
  国民のバランス感覚が働き
  経済論争勝利が
  そのまま議席に結びつき与党の大勝利となるとは思えない

 ※野党の検討を期待したい
  マスコミの公平性にも期待したい

●以上

 『公明党参院選重点政策を読んで・・・』

96条改憲は9条改憲が狙いだ!賢明なる主権者は・・どう判断する

2013-04-21 08:47:52 | Weblog
●赤旗日曜版4/21:一面特集記事

*大見出し “96条改憲”

*小見出し “参院選の論争点に”:志位委員長
      “憲法のキホン壊す”:安倍首相・橋下維新代表
      “油断してたら9条まで”:池田香代子さん
      “だまされてはいけない”:鳥越俊太郎さん

※詳細は、赤旗日曜版に・・

●前日の地方紙が気になる記事を掲げていたった

※改憲について、舛添要一氏の発言である

 *最終的には国民の判断だ
  最後は国民が決める。

 *議論を通じて
  自分たちの権利を守るためのものであり、
  主権者は国民だという流れをつくるべきだ。
 
  <まさにその通りである>

※だが、
 鳥越俊太郎さんが
 姑息手段の真髄を指摘しています
*9条を変える前に96条を変えると言われ、
*いいじゃあないの・・とだまされてはいけません
*もしそなれば、簡単に本丸の9条にまでいってしまいますよ。

※また、
 池田香代子さんも
*今の日本は、ナチスが台頭した1930年代ののドイツに似ています
 と言われています
*数年前までは抵抗感ある主張であったが
 最近は心配になってきている
*マイマール憲法否認してナチズムドイツになった
 油断していると96条はもとより9条まで変えられてしまいます

●改憲政治集団の本丸は
 第9条改正にあることは
 疑う余地はありません

※舛添発言等々に
 “もっともなこと”などと納得しては
 ダマシの手に乗ることになる
*政治家の上手い言葉に乗せられてはイケマンねぇ!

●日本共産党志位委員長

*日本国憲法改正
 参院選の論争点にする

*改憲反対を国民多数の声にする

※考えは理解するが
 薮ヘビってこともある

※参院選前に
 護憲勢力の一致団結を進めるべきだ

※参院選は
 議席確保第一である
 譲るべきは譲る(護憲の勝てる候補擁立)

 『主権者の多数は護憲を期待している
  改憲多数などのエセ世論調査に騙されるな』

日本に対して核兵器は絶対に使わない 一中国高官の発言

2013-04-20 15:35:01 | Weblog
●時事通信が流した報道:4月20日

 中国外務省の高官が19日、
 ジュネーブの国連欧州本部で
 「日本に対し核兵器は絶対に使わない」と述べた。

 中国は核兵器を先制使用しない政策を掲げているが、
 政府高官が具体的な国名に言及するのは異例。

 核兵器のない地域で
 「いかなる状況下でも中国は核兵器を使わない」と強調した。

※日本への核の不使用宣言にも近い!
 核兵器廃棄に向けて重要な発言だと思うが・・・
 <欲を言えば、国家主席が述べて欲しかった>

※日本からも一定の地位にある指導者が
 核不使用歓迎談話を発表しても良いと思う
 
<核3原則の日本には
 核兵器不使用宣言は
 歓迎すべき重大発言である>

野党さん!0増5減区割り法案先行処理:受け入れても良いのでは・・・

2013-04-20 15:08:29 | Weblog
●国会
 “公選法改正案”
 0増5減の与党案
 23日の衆院本会議で成立か?

※対立点
 与党は
 *司法の違憲判決が出ている
 *立法府の責務として違憲状態解消させる
 *0増5減で1票格差を是正する
 *選挙制度抜本改革はその後議論する
 野党は
 *議員定数削減含めた抜本改革を主張する
 *0増5減の区割り法案先行処理に反対する

※衆院議長斡旋案(野党が要請)
 *選挙制度の抜本改革と議員定数削減を
  法案の附則として盛り込んだ斡旋案提示した
 *野党は
  一旦は議長裁定を受け入れた?
  が委員会では拒否した

※19日特別委員会:与党の単独採決で可決
 23日衆院本会議:与党の賛成多数により
 区割り法案は衆院を通過する
 <参院否決でも衆院再議決により
  成立は確実である>

●ここまで対立する重要法案なの?
 審議過程において
 一致点を出す努力はあったのか?
 決裂させる理由はなんだったのか?
 国会の体たらくとしか思えない!

※伊吹衆院議長
 *国民から選ばれた議員だ!
 *自分の意見に固執し過ぎる!
 「ある程度のところで折り合いを付ける
  それが政治というものだ」

 <なんとなく納得できる談話だ>

※でも、国民生活を左右する
 “憲法改正や消費税増税など”
 重要課題は
 適当に折り合いをつけられては困る
 
●政治は
 権謀術数・騙し合い・裏取引が主流だ
 密室において全てが決められる?
 国会劇場は
 見せ場を提供するだけのようだ!

※今回の公職選挙法改正審議もその例に漏れず
 いい加減さにおいてはずば抜けた教材である

※政治家には
 対立劇を提供するしか能がないのか!
 呆れて言葉もなしである。


夏が過ぎた頃には景気回復の実感ができる・・総理は裕福層に呼びかけたの??

2013-04-18 16:51:55 | Weblog
安倍総理は18日早朝の民放番組で
 「夏を過ぎた頃には景気回復が実感できる」
 と述べていた。

 又
 「金融政策による景気回復では
  給与引き上げに影響するのは1.2年後になる」
 とも述べていた。

●内閣府が発表した消費者態度指数
 前月より0.6高い44.8となり3ケ月連続改善した

※景気回復期待を背景に
 雇用環境改善し買い物意欲を高めたと分析しているが・・

●コンビニ業界
 夜間にかけての客の購入単価が上昇している
 残業は増えて金銭的な余裕が出て来ているようだ
 (ロ-ソン社長の分析だ)
※コンビニによっては
 売上が落ちている店舗もるようで
 必ずしも売上好調とう言えないようだ
 (価格引き下げなどで
  客の奪い合いも起きているようだし・・)

●都心の百貨店
 高級腕時計やダイヤなどの宝飾品
 高額商品の売上が伸びていると言う
※コチラは円安株高の恩恵に浴した
 極々一部の裕福層であろう

●庶民の現況

*賃金引き上げ?
 どこの会社?
*会社は儲かっても
 賃金は増やさない
*減らされなければ
 儲けってことだ
*ボーナス倍増?
*私んとこは減額だよ!
*出るだけいいよ!
*いつクビ切られるかって
 家族は恐怖している

<以上・風呂やの談義より>

●アベノミクスでは
 経済敗北者が急増している
 一方では裕福層が生き生きしている

※夏には実感できる
 本当ならば嬉しいいが

※アベノミクス経済では
 “生活の二極化”が進む

※一人でも多くの国民が
 経済回復を実感できる
 政治であってほしい

《安倍さんは
 夏を過ぎた頃には経済回復が実感できると述べているが
 その日暮らしの底辺生活者の存在に気づいていないのでは・・
 早朝から私は気になって仕方がない》