憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

失礼ながら・・一言だけ。

2006-09-30 16:53:58 | Weblog
総理の所信表明!
*自然を大切にする美しい国づくり・・・共感する賛成する・・
具体的取り組みは・・・見えません・語られませんでした。

*懸念する発言も・・・

1つ、『集団的自衛権行使』
従来の政府見解を見直し・憲法解釈の変更の研究を始める。?
アメリカと手を携え戦争できる国に一歩前進表明と受け取りました。
それにしても、現憲法は占領時代の遺物のごとき認識は時代錯誤では?失礼!

2つ、『教育改革・教育再生』
教員免許の更新制度と学校外部評価制度の導入。
*免許更新制度:教師の指導力の良し悪しを評価する?
教師の職場に於ける切磋琢磨に期待する。こちらが本筋ではないかな?。
*学校外部評価をする?学校間の競争が教育の再生になると本心思っている?
と・するならお間違いではと言いたい。

教育現場は、「競い合いより」・「思いやり助け合いが」大事と言いたい。
免許更新制度で、教師いじめするより・反権力的な教師も含めて。活気あるやりがいのある職場作りです。
教師に序列はダメです。子供たちは、私たちの『先生を信頼して』教育は成り立っているのですから・・・私たちの先生びっけから2番目?これで教育成り立ちますか・・・。

◎心配になる・若すぎた民主党党首退任・他山の石には・失礼でしょう!絶句する

安倍総理

2006-09-26 14:39:28 | Weblog
安倍政権のブレ-ン・側近の陣容が明確になってきた。

10月補欠選挙・来年の参議院選挙までは人気取り政策が先行するであろう。
小泉劇場の物まねは通じないであろう。・・・

*憲法改正

長期的に取り組む政治課題であると述べて・・・5年の期間をつけた。政治日程に上げた最初の総理と大見得を切っている。

*歴史認識<安倍氏に影響するブレ-ンなる人物は?>

高崎経済大学教授八木秀次氏=新しい歴史教科書を作る会に名を連ねた学者である。大東亜戦争美化を展開主張する学者として知られる。

*安全保障

京都大学教授中西輝政氏=日本の核武装の必要性の主張を展開する危険の塊りのような学者である。

安倍氏の主張する憲法改正5年は・・・
慎重にと言うよりも、
いまは,その時ではない。
9条改正に、慎重反対が多数の現状を
改正多数派に国民を誘導するのに5年はかかると言うことでしょう・・・

国民の意識の変化は簡単には起きないであろう。
が、TVト-ク番組で
『ブブバニラ・チョコが好き』の発言が
市場からブブバニラ・チョコ商品が売切れになる。
「高野槙」樹木は、年に1本売れるか売れない樹だそうだ。
それが、悠仁様ニュ-スが流れて、
3日で1000本売り切れ完売になったと言う。

国民のこのような心理を
政治家が全力を挙げて利用する・時には脅迫めいた立法だって考える。
5年は、短い年月になる。
平和教育だ大事になる。
教育基本法改正が大問題になる。
教員任期更新制度導入が平和教育教師弾圧に使われない保証は無い。
5年先はいまからの行動が不可欠である。

9条の会の活躍活動がさらなる広がりを持てるか。日常活動が大事になる。

憲法は教えない?

2006-09-23 14:29:22 | Weblog
狂った教育現場に一言

30代の女性教諭が言った。(社会科専任)
『私には憲法9条を教えられない』

Qどうして?に答えた。

「9条と自衛隊:どう考えても矛盾する。
教えれば教師首になりかねない。
卒業式に君が代歌わないぐらいの事で処分されちゃうのよ。
自衛隊を憲法違反なんて言えません。」

要するに彼女教諭は、
自衛隊違憲説に立っている。
教育は信念に従ってするものと考えている。
信念を曲げた指導は出来ません。
胆略思考の真面目な教諭。

間違っています・・・と言いたい。
私の考えを言うと・・・
憲法はきちんと指導する。(9条も条文も含めて)
自衛隊の存在もきちんと指導する。
両課題が議論になる(きちんと指導されれば当然出てくる議論)
違憲合憲は議論なっても・自己主張や信念は指導内容ではない。
裁判史などを歴史判断含め指導はする。
生徒は現実を受け入れ結論は出ないが納得する。
平和を考え憲法を考える人間に成長する。

教育の指導内容は教師の信念ではない。
社会に存在する事実である。

教育委員会の政治的介入が教育現場の混乱を招いている。
彼の女教諭の悩みの話し合いも出来なくなっている教育現場を憂うる。
物言う門外漢は多い。

教師は授業が勝負!

2006-09-22 18:51:19 | Weblog
国旗国歌強制に違憲判決!

卒業式に教育委員会の臨検がある。
間諜がPTA役員の中にいる。
校長は教育委員会の傀儡。
物言えば唇寒し。
何もやらず黙っているが身の安全。
こんなささやきが教育現場から聞こえてきた。
もう何年も前からである。

*『教職員の意に反して、懲戒処分してまで、起立斉唱させることは、憲法が定める思想良心の自由を侵害する、行き過ぎた措置だ。斉唱などを強制する都教育長通達や各校長による教職員への職務命令も違法』

*多数の人が共感できる論理である。(と思慮するが?)

*控訴され争いは続くであろう。願わくば高裁でも同様違憲判決を期待する。



・教育は「教師が子供たちに直接責任を持って行う。」
・その責任の第一は「1時間1時間の授業である。」
・1時間1時間の授業を工夫して苦しむ教師になる(教師の喜びである)
・いま現場は、この1時間1時間が教師の安全弁(休息に)になっている。
・大切な授業を経験だけに頼って適当にやり過ごす風潮が恐い。

*こんな状況の教育現場は狂っているとしか思えない。
・教師を国歌君が代などの苦しみから解放し教育本来の1時間1時間の授業に専念できる職場にする。
・これが子供を持つ親の願いであり教師の願いでもある。

安倍政権短命説

2006-09-16 17:47:05 | Weblog
安倍総裁総理の誕生が確実視される政界劇が幕を降ろす。
安倍政治が始まる。
民主小沢氏は・歴史認識・アジア外交・教育改革を重点に国会論戦の考えを表明。
小沢氏優位の国会論戦になる。
10月国政補欠選挙野党が勝利。
来年の参議院選挙自民公明与党連合過半数割れになる。
安倍政権短命説の生まれる根拠である。

ここで小泉再登場説を私は持っていた(小泉策略とまで述べていた)・・が

流れは変わったようである。
根拠はミニ政党の飛躍が予想されるからである。
ミニ政党とは国民新党と新党日本である。
この政党が与野党の動向を左右する数を持った時は政界再編成に動くと予想する。

憲法改正勢力が結集される政界再編劇になる。

当然衆議院解散総選挙になる。

憲法を護る護憲派勢力はどこへ!
現政党では日本共産党と民主社会党である。(民主党内に一定の勢力は温存されている?)

野党には、
安倍政権と対峙する小沢民主党とどこまで共闘するのか見える政策が無い。
小沢流政治は憲法改正である。
自民公明連合与党を打倒する為の
無原則なる共闘は護憲政党としては命取りになる。
護憲勢力としての使命感を忘れては成長は無い。
参議院の3分の1の勢力確保に挑戦する護憲勢力になれである。

国会に期待できないとなれば
全国に広がる護憲勢力9条の会の活躍が期待される。
まだ国民の過半数が憲法9条を護れ勢力である。
頑張らなくっちゃである。

政策の違いはある!

2006-09-13 09:26:38 | Weblog
自民総裁選候補の谷垣禎一氏の主張に賛成する。

*1つ!歴史認識の主張
谷垣氏は大戦を対中国戦を含めて侵略戦争と認識している。安倍氏とは違うと明解である。アジアを民地からの解放!大東亜共栄圏!安倍氏主張には見え隠れする。
*2つ!教育改革の観点からの主張
谷垣氏は義務教育・特に小学校にまで競争原理を持ち込むのは間違いである。なんでも競争一辺倒の政策を明確に否定する。安倍氏は、市場原理主義アメリカブッシュ経済政策に盲従姿勢である。小泉経済格差路線拡大方向にある安倍路線対して経済格差修正に方向転換の谷垣路線と理解する。
*3つ!憲法改正に慎重を主張
谷垣氏は憲法を改正して海外に進出戦争できる国になることに慎重である。普通の国になる(戦争する国の意)安倍氏の強調する憲法改正論である。谷垣氏も自民党員であるから憲法改正は党是・改正に賛成である。・・が、慎重であることを評価する。アメリカ一辺倒から距離を置く主張と受け止める。

◎消費税を廃止し所得累進課税・贅沢品間接税(裕福税)を主張する。この私とは谷垣氏は違う。&・日本国憲法・教育基本法の精神の実現(日常生活に生かす)を主張する。この点に於いても谷垣氏とは違う。

◎アメリカが日本を利用しての世界戦略を企てる。無批判にアメリカの世界戦略(資本の支配)に追従する国はいまは日本だけになっている。アメリカが日本に憲法改正の要求を強める理由がここにある。

◎武力で世界を支配する企ては最早世界に通用しなくなっている。テロに負けないではなく・テロの起きない国際社会を作る。それは、世界からの貧困追放である。

◎人間の生き方(文化文明の違い)の違いを認め合う世界になる。アメリカ一国勝って世界支配の思想は捨てる時代になった。

◎権力に媚・自己保身に走る政治やさん・未来はありませんよ。それに気づいて勇気ある行動を自民党支持者に期待するのは間違いかな!

酷薄に博愛は勝つ

2006-09-10 15:50:42 | Weblog
次期有力総理候補である安倍晋三氏・公開討論で『最高権力者は酷薄さが必要だ』と発言する!。安倍氏の人間性を彷彿とさせる発言であると思う。この政治哲学を持つ安倍氏が最高権力者に就くと、政策実現に「泣いて馬しょくを斬る」と国民いじめにつながる恐れが見える。危惧で終われば幸いであるが!。

◎政治の最高権力者に「酷薄さは必要ない!泣いて馬しょくを斬る必要も無い!」必要なのは『博愛精神である』広い心で国民を愛する事が最高権力者に必要な資質である。小泉内閣に欠けていた最大必要なる資質であった。それを持ち合わせない安倍坊ちゃん政治家に危惧を持つのである。

憲法改正を国民は早急な政策課題とは考えていない!むしろ第2章第9条の改正には反対である。国民の声を聞け!聞かない酷薄さは必要ないのです!
酷薄=非道・非情・残酷・人間らしい思いやりを欠く。格差社会拡大の道へ進む。
博愛=すべての人を差別せずに広い心で接し愛する。格差社会脱却の道へ進める。

虚妄を見破る

2006-09-09 13:00:14 | Weblog
内橋克人③

9・11多発テロ以来アメリカの先制攻撃が正当化される。対イラク攻撃の大儀は『大量破壊兵器の隠匿・人類にとっての脅威を未然に取り除く」にあった。だが、大儀とした大量破壊兵器は存在しなかった。・・それでも戦いを続けた。

*対イラク攻撃のアメリカの真の目的は「イラクを世界市場化に組み込む・そして、イラクを突破口にイスラム世界をアメリカの経済支配下に組み込む策略だった。」ただし、イラク戦は泥沼化しいつ戦いか終わるか先は全く見えてこない。

*暴力により強制的に推進されたイラクに対して・日本は、時間をかけてゆっくりと平和的に強制されたと断じている。(規制緩和・民営化・世界市場化・構造改革等の美名の下で・・・)
◎TVから毎日大量に流されるCM・アメリカ資本の金融商品の凄さ・アメリカに乗っ取られた金融市場と思考すれば納得がいく。

*まだ、日本への攻撃は終わっていない。最後の要求が憲法改正(第9条2項の削除)にあることは疑う余地が無い。アメリカ国内の新聞に、日本は憲法を改正して・アメリカとともに戦える国になることを歓迎する論調が増えていると言う。

*アメリカの意向を知ってか知らずか<知らんふりなら国民を愚弄する>有力な次期小泉後継安倍氏は憲法改正を積極的政策に挙げている。アメリカと手を組んで集団自衛権を主張・海外に軍隊進出可能にする憲法改正を主張する(国民の要求する政策にはない=ほんの少数はあるが?)*小泉さんは『憲法9条を削除するからと言って平和日本を捨てる訳ではないと発言して安倍さんを擁護する。

*憲法改正の虚妄を見破り・憲法第9条を護る連帯をさらに強める。

◎参考文献「もうひとつの日本は可能だ」・内橋克人著・光文社刊・1400円
 

軌道修正

2006-09-07 21:19:08 | Weblog
内橋克人②
―社会に生きる人々の間に分断と対立を煽り、競争一本やりが社会を活性化する道だ、などと唱えた―・・そうです・小泉政権5年の道だった。

―このもっともらしい虚妄を見破り、その逆に、人々の連帯、参加、そして共生こそが何よりも社会を支える精神の基本だと大きな声を上げよう―・・この内橋氏の呼びかけに・さすがは知者は違う!賛成だと大声を上げる。

―安易に叫ばれる国際化とか国際分業論とは逆に…食糧&エネルギー&人間関係に関して、地域内に自給自足圏を形成していく…この方向へ軌道修正をする―・・この提案に、さすがだ!大賛成であると大声を上げる。

つづく


もうひとつの日本は可能だを読む

2006-09-06 13:55:54 | Weblog
内橋克人・経済評論家「・規制緩和・市場原理主義・世界市場化」に警鐘!

小泉政権誕生で・規制緩和・市場原理主義・グローバル経済へと動いた。小泉に媚びる者が大手を振って登場し・それに反対するを抵抗勢力のレッテルを張る世の中が出現した。批判の声を上げる、政治家・経済学者・経済評論家・財界人は、政官財界マスコミ界から追放される危うい世の中になった。そして5年小泉時代が終わる。
内橋克人氏は、その間も小泉路線に追従することなく自説を展開した骨のある経済評論家である。1年前のある日・『もうひとつの日本は可能だ』・内橋氏の著書を手にした。通読して、この視点からの政治の見直しを期待した・・が、政治家は見向きもしなかったようだ。
小泉政治が終わるこの機に再読整理することにした。◎国民が最も緊要なる課題とする『経済格差是正』の回答があるように思うからである。それに人間復興の論点は戦争の無い地球作りにも通じるとも考えられるからである。

*ス-ザン・ジョ-ジ・『地球上に存在するもののすべてを利潤追求のビジネスチャンスとみるような「グロ-バリズム」の思想と行動、その貪欲で本能的な行動に抗して「世界は商品ではない」と叫び、現代世界の宿命とさえみられる「世界市場化」の波に翻弄される世界のあり方を批判する女傑である。
*人間生存にとって不可欠な公共財のすべてを、貪欲な利潤追求の対象に変えてしまうような世界経済のすさまじい奔流、むき出しの資本主義ではなく、またその結果として生まれた激しい貧富の格差に覆われた『いまある世界』ではなく、それとは全く異なる・・・人間をこそ主人公とする「もうひとつの世界」に作り変えるべきである。

*引用文が長くなったが・・・
◎小泉政治の5年が作り出した日本を断罪しているが如き文意である。じっくり味わうべきと思う。

つづく