憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

私は小学3年生 1945年8月15日 その日の唯一の思い出は・・

2010-08-15 10:15:56 | Weblog
政府広報
*本日は、
 戦没者を追悼し平和を記念する日です

〇菅内閣の閣僚の靖国参拝 0
*静かな戦没者追悼の日になる
 当たり前のことが当たり前になった

●自公政権時代は
 閣僚の靖国参拝に
*アジア諸国の反発を招き
 国内世論も揺れ動いた

〇本日は
 政府の呼びかけに応じ
“正午の1分間の黙祷
 安らかな気持ちで参加できる”

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●65年前の8月15日(1945年8月15日)
 (小生小学3年生)

*当日は集団下校させられた
 帰宅後は
 家族と共に異様な時間を待った

 「正午に大事な放送がある」

 何があるかは誰にも分らない
 大人は女ばかりだ(爺が1人いたかな?)
 子ども達は母親の回りでウロチョロする

*正午の放送が始まった
 ピ-ピ-ガ-ガ-(雑音に・・)
 子どもは放送内容には関心がなかった

※突然泣き出す大人たち
 マケタンダ-
 クヤシイ-
 
●大人から
 戦争に負け、戦争が終わった
 と教えられた
 私は
 日本が負けたことを理解した

●もうアメリカは攻めてこない
 そう叫んで
 学校にとんで帰った

●校庭の片に古墳があり
 日本軍の無線施設があった
 何時も軍人が数人いた

※その前を通り過ぎようとすると

 「こらおまえたち、なにしてるんだ、おうちにかえれ!」

 “もうアメリカは攻めてこないって
  日本負けたんだって!”

 「何を言うかこのバカ者が」

※追いかけられた
 逃げて逃げて
 震えながら家に舞い戻った

●8月15日唯一の思い出だ

※この日を境に
 生活が大きく変化始めた
 今にして思えば
 戦後の苦しい生活の始まりだった

●本日は
 正午の黙祷に参加
 叔父さんの戦死に黙祷
 わが半世紀に(よくぞ生き抜いた)
 感謝する日としたい