『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[今日の未来憂い人間(44)]

2022-03-08 11:00:53 | 新・保守の一考

☆・・・覚え書き

 ①現代社会において、あからさまに野蛮な暴力を戦争規模で起こしたプーチンは非難されるべき存在だ。プーチンは原発までも攻撃し占拠した。その理由が「ウクライナは核兵器を開発してるから」。世界は、その難癖も非難する。しかし、アメリカが「イラクは大量破壊兵器を製造している」と攻めた時、それに賛同した者は、結局 大量破壊兵器はなかったのに反省はない。私を含めて、それでも、当時の私たちの得ていた「情報」では致し方ないと思った。ならば、ロシアの主張には頷かないのか? いや、数々の「情報」がプーチンには味方していない。では、その「情報」は「どこ」発か? 日本はアメリカサイド、西側フィルターを通した情報しか入ってこない。イラクの時と同じように。

 ②朝日新聞の記事に、かつてのプーチン発言が載っていた。『(要旨)ソ連崩壊とともに、ロシアは東欧の多くの国を自由にした。頑なな国家ロシアも、欧米の政治様式に変わった。これは凄い決断だった。独立した東欧の国々が、生き残りを目指してEU経済圏に加入するもいいだろう。しかし、それらがNATOに入るのはおかしい。NATOは、ロシアを敵としている軍事結束である、それを認めることは出来ない」。私は、その詳細な是非がどうであれ、その結果の流血がどうであれ、プーチンには、ちゃんと「一線」があったことを知る。

 ③戦争は、初めてしまったら、勝つためにトコトンやらざるを得ない。プーチンは、少なくとも制圧した土地はけして返さない。あたかも、西側報道は、停戦協議がうまく終わったら、ロシアは、以前の国境まで戻る、みたいな幻想を世界に発信してるけど、それは絶対にない。なんたって、アメリカは動く気配がない。トランプだったら、プーチンの怒りのガス抜きをし、戦争を回避出来た。トランプは、あれだけ好戦的な男と報道されてきたけど、その大統領任期、一度も戦争を起こしていない。

 ④40年前の高坂正堯の著書『文明が衰亡するとき』をパラパラ見直していたら、自分の国を想い、ああ、着実に衰亡していってるなと思う。独身で子供のいない俺はそれに加担している。ただ、俺は、日本には「神風」が吹くと思っている。それは、日本の太平洋岸大陸棚に大量に埋蔵されている新エネルギー「メタンハイドレート」の存在である、日はまた昇る。私は、関連株を買いまくっている。だが、それを100年の長期タームで狙っているのが中国共産党である。台湾、沖縄、その次は本土だ。……話は変わるが、話を戻すが、ロシアは衰亡する大国か? 違う。ソ連を間に挟んだことにより、ロシアはリセットされた。野蛮なのは大国の傲慢さではない、新興国としての青さだ。公的機関の世界経済予測では、10年後、ロシアはGDPで日本を抜くとされている。今回のウクライナ侵略で、経済成長が早まるか早まらないか、私は遅かれ早かれと思っている。なお、国の衰亡についてだが、明らかに、歴史上の衰亡の形はなくなりつつある。それは、インターネットの普及である。「情報革命」は、国家を、人類を生き永らえさせる。

 ⑤日本共産党機関紙「赤旗」では、ロシア非難の論調だ。面白い。日本共産党は、共産主義を産み出したロシアに厳しいですな。ロシアは切り捨てても、育ての親・中国共産党に擦り寄ってればいいのだろう。だって赤旗、東京オリンピックにあれだけ反対していたのに、北京オリンピックには何にも言わない。こんな面白いことはない。

 ⑥プーチンがあからさまに、広域的暴力行為「戦争」に踏み切ってくれて、「悪」を体現してくれている。だが、私は20年以上言い続けているが、暴力的な行為の「悪度(悪の度合い)」は、第3位・戦争、第2位・テロ、第1位・虐殺だと思っている。情報化社会において、今、プーチンが現在進行形の悪役の名を高めているけど、彼は前座だ! 私は、世界の最終的な「悪」は中国共産党だと思っている。静かに、秘されて、中国の周辺国及び国内において、◯◯◯に匹敵するようなシステマチックな「虐殺」が淡々と行われている。高度情報化社会を吹き飛ばすかのような暴力と野蛮の数々……。とりあえず、クマのプーチン、ならぬ、クマのプーさん、もしくは、コロナのξ株こと習近平の失脚を願う。

                         (2022/03/08)


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