[今日の「業務連絡」人間（６９:ウィル・スミス）]

☆・・・業務連絡ってのは、ウィル・スミスの話で、やっぱ、世界は潔癖になってきていて、アメリカ国内では、アカデミー賞において、奥さんを理不尽にバカにされ、言った相手を平手打ちしたウィル・スミスへの批判が高まっているそうだ。

　いや、俺でもやった。

　内容があまりにも下卑ていた。

　俺なんか、ウィル・スミスのように優しくビンタじゃない、グーパンチだ。

　グーパンならば社会的な制裁は受けてしまうだろうけど満足。

　アメリカなんて、過剰防衛さえ認めるお国柄だったはずだ。

　対して、日本はウィル・スミスに同情的だ。

　しかし、日本人は温和なので、自分の身に降り掛かったら、手は振るうまい、てか、ヘタレなので出来ない。

　俺も威勢の良いことを言ってるが、パンチってのは、慣れてないとネコパンチみたいになるし、何よりも、あんな理不尽なことを言われたら、怒り過ぎて、動けなくなりそうだ。

　さて、なんか、暴力に対し、あまりにも潔癖になっているアメリカだが、理由がある。

諸条件は違うけど、「チクチク言葉（チクチク行動）」を向けられたからと言って、それにカウンター（暴力・侵略）を返したら、プーチンと同じになっちゃうよ！ と、民主党政権下のアメリカン左翼マスコミが恐れているからだ。

　しかし、マスコミでは制御されつつも、アメリカにはウィル・スミス批判と同数の擁護派もいるはずだ。

　ウィル・スミスが処分されたら、それに対しての反対派も大挙として現れよう。

　いや、ウィル・スミスの「行動」には賛成でも、もしかして、差別主義者は賛同しないかも。

　そもそも、黒人同士の問題となってしまったし、…アメリカ、メンドくさっ！

　もっとシンプルな国のはずだろ…？

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2022/04/01)