☆・・・混み合う時間帯だと暑さで参りそうなので、早めに靖国神社を参拝した。
ここの戦争博物館には、確か、ノモンハン桜が飾られている。
・・・今夜は、NHKで終戦特番として「ノモンハン事件」が特集される。
またぞろ、司馬遼太郎や半藤一利らの「この頃から、この国の人間はダメになった」史観が語られるのだろう。
この期に及んで、そんな世迷い言を企画するNHKには腹が立つものだ。
かつて、ノモンハン事件は、ソ連機甲師団に対しての、日本軍の大敗北が隠蔽されてきた戦争と喧伝されてきた。
数万もの日本軍を、モンゴルの荒れ地の取り合いの為に無駄に死なせてしまった、と言うのだ。
しかし、80年代になって、ゴルバチョフによるペレストロイカ(改革運動)がはじまり、ソ連の機密文書がグラスノスチ(情報公開)され、日本軍大敗北と言う、当時の定説が全く覆された。
日本軍による、対ソ連への戦果は凄まじいものだった。
しかも、日本軍は、目的であった「反共」も、大戦後の敗戦の時まで維持している。
・・・これまで何度も言っているが、私は、先の大戦直前にモンゴルの地で起こった「ノモンハン事件」について、長年、資料を集めている。
多分、日本での最たる収集家である。
あまりにも膨大なので、研究成果は老後にまとめることになる。
「日本軍、ソ連共産党撃破の戦争」だ。
ソ連のグラスノスチによって、ノモンハンにおける日本軍の敗北を吹聴するやからは息を潜めた。
が、奴らは、しばらくすると、モグラ叩きのように復活、歴史上の「奈良判定」のような嘘をまき散らすために頭をもたげる。
日本軍は、モンゴルという広大な土地で、民間人にほとんど被害を出すことのないバトルフィールド(クリーンな戦争)で、精神的にも物理的にも、非常に合理的な戦いをした。
これは、持てるポテンシャルを最大限 出しきる「かがやかしき日本人性」の具現である。
ソ連のジューコフ将軍は、その華々しい戦歴の中で、「最も苦しかった戦いはノモンハン」と語っている。
英霊たちの為した歴史(事実)を直視し、感謝し、語り継がなくてはならない。
(2018/08/15)