☆・・・なんか、久し振りに、『シン・ゴジラ』以外の映画を観ましたよ!^^(4回観た^^;)
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(古いほうの三部作:舞台設定は21世紀初頭)
『X-メン』(2000年)・・・ブライアン・シンガー監督
『X-MEN2』(2003年)・・・ブライアン・シンガー監督
『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)
(今回、いちお完結した新しい三部作:舞台設定は20世紀終盤)
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)
『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年)・・・ブライアン・シンガー監督
『X-MEN: アポカリプス』 (2016年)・・・ブライアン・シンガー監督
・・・さて、今作の舞台は1983年であった。
当時の時代状況が描写されるのだが、公開されていた『スターウォーズ:ジェダイの復讐(当時、日本では「ジェダイの帰還」とは訳されてなかった^^;)』を数人のX-メンのメンバーが見に行くシーンがある。
見終えて映画館から出てきたメンバーは、作品の感想を各々語る。
「やっぱ、『帝国の逆襲』の深さには勝てないわね。エンディングの絶望も良かったし」
「ああ、そうだな」
「・・・みんなの結論としては、この3作目がダメってことね・・・」
これは同時に、1・2・5・6作目を監督したブライアン・シンガーが、3作目の『ファイナル ディシジョン』をディスっているということでもある^^;
しかし、私は、まだるっこしく内輪もめのような戦いを繰り返している1・2作目よりも、多くのX-メンやマグニートーの一党(ブラザーフッド)が純粋に超能力合戦を繰り広げる、この3作目が好きだった^^
・・・あれだな、となると、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)と『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年)は、「X-メン」シリーズにおける『イウォーク・アドベンチャ―』二部作的なものと位置づけされちゃうぞ^^
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肝心の作品だが、旧三部作と新三部作の橋渡しになる作品なので、スケールは大きいが、つじつま合わせもしなくちゃならないので、少々窮屈な印象もある。
でも、ブラインアン・シンガーは、その窮屈さが好きなんだろうな、私はもっとハチャメチャ超能力ウォーズのほうが好きなのだが^^;
しかも、そのつじつま合わせが『シスの復讐』(「スターウォーズ」の新旧三部作橋渡し作品)のようにちゃんとしてない^^;
矛盾がいっぱいで、こりゃ、パラレルワールドが発生してるぞ^^;
まあ、それでもいいんだけどね^^
アポカリプスは、なんかモンスター然としていて、造形は面白くないけど、クイックシルバーとの闘いが面白かった。
てゆーか、クイックシルバーの、「超々加速」能力による活躍が非常に面白かった。
やっぱ、009や「ザ・ワールド(ちょっと違うか、「メイド・イン・ヘブン」のほうか)」の能力は面白い^^
戦いにバリエーションを持たせるためなのだろうけど、特に特殊能力とは思えないエンジェルやサイロックが「黙示録4騎士」に選ばれたのは分からない、が、サイロックが生き残って、なんか復讐に生きるっぽいのはいい。
あれ? 旧三部作に出てるのかな?
(2016/08/13)