『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』を観た]

2014-04-19 12:38:45 | 新・物語の感想

☆明朗健全な戦中の「真の愛国」を常識とする男が、現代の複雑な「正義」の中で、孤独な戦いをはじめ、最終的には「キャプテン」として仲間を率いていく物語!

 面白かった!

 やっぱ、彼のような正統派の正義感かつ生真面目な性格のヒーローはいいね!

 昨今の歪んだヒーローに比べると、そのリーダーシップは心地よい。

 もちろん、「アメリカ」と名付けられているが、けして、アメリカ覇権主義の具現化でのヒーロー像ではない。

 しかも、彼は、無敵の強さでもない。

 人間の十数倍程度の強度だろう。

 適度に、物理法則が作用するのもいい、やはり飛び道具には弱い様だし、・・・しぶといけど。

 故に、刑事アクション物の、こちらが共感できるレベルのアクションシーンが連発し、楽しめる。

 と、思いきや、たまに、スーパーマン的な強さを醸すのだが、まあ、それは、なんとか好意的解釈ができる。

 正義の組織と思われていた「シールド」が、実は、かつてキャプテンが壊滅したと思っていたナチス残党「ヒドラ」に侵食されていたことを知り、孤独な戦いを始める。

 これが、ホント、かなり追い詰められた感のある戦いで、また、最終的には予定調和なのだろうが、よく練られた脚本で、ヒーロー物のステロタイプにない展開で、なかなか先が読めずワクワクして見た。

 ブラックウィドウや、空飛ぶファルコン、司令官ニック・フューリーらと信頼を築いていき、最終的には、シールド内の反ヒドラたちと立ち上がるのだが、

 キャプテン、ちゃんと戦う前に、みんなの蜂起を促す演説などをして、盛り上がるってもんです^^

 スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウは、相変わらずの素晴らしいヒップラインで、顔の肌つやに疲れが見えるも、たまごの様な輪郭は健在でお美しい^^

          

 ライバルとなる「ウィンター・ソルジャー」だが、やや、その個性が古臭いのだが、ナチス科学者のゾラの意外にもレトロ・ハイテクな再登場などが良かったので、一要素として良しとした。

 ゾラの登場シーンは、私は好きだけど、皆には批判されている「ターミネーター3」のラストシーンみたいで良かったっス。

 また、これまた、私は好きだけど、皆には批判されている「ダイ・ハード3」のエレベーター内でのアクションシーンを倍するかのような、キャプテンによる、狭いながらもの大格闘がありますが、素晴らしいですね^^

                       

 「マイティ・ソー」の戦いは何でもありだけど、キャプテン・アメリカの戦いには、人間であるが故の「制限」がある。

 だが、その「制限」が、作劇的には、無限の可能性を秘めている・・・。

 ・・・あっ、そうそう、ロバート・レッドフォード出演にはプチ驚き^^

                                         (2014/04/19)


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2 コメント

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Unknown (ふじき78)
2014-04-27 00:40:37
この映画のレッドフォードのいいところは

「実は私こそが真のキャプテン・アメリカだ!」

と言ってヒーロー・コスチュームになったりしない所です。いや、あの人は脚本に書いてあればやるよ、きっと。ナルシストだから。
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Unknown (ミッドナイト・蘭)
2014-05-06 07:22:47
このように、大物が、うまく脇役を演じてくれると、映画に厚みが増しますな^^
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