☆・・・お店の開店が午後1時で、寝坊した時点から、それまでに見終える映画が、この作品と小松菜奈主演のものしかなかった。
基本、橋本環奈のような王道美少女が好きな私だが、小松菜奈のなんとなく淫靡な雰囲気の漂う美少女っぷりにも惹かれるものがある。
結果、公開の浅い橋本環奈の「セーラー服と機関銃」を選んだ。
だが、作品には期待していなかった。
所詮はアイドル映画だと。
確かに、橋本環奈ワールドっちゅうぐらい、その魅力が全開の物語であった。
うはー、こりゃ、可愛いや! と、素直に感動した。
ハスキーボイスも、安定した下半身さえも魅力だ。
だが、なによりも、橋本環奈の演技がちゃんとうまいことに驚いた。
観ているこっちは、次第に作品に没頭・共感できるのだ。
そして、組員との交流や、共闘する若頭との初恋、派手な抗争、仲間の死、最後の出入り・・・、と何度か涙腺が緩んだ。
最後は、来生悦子&たかお姉弟の名曲で締める。
あの歌詞が心に染みる物語がしっかりと展開されていた。
(2016/03/07)