☆・・・https://youtu.be/VQK4uIcHQYU
正直、期待してなかった。
1作目の時点で、その特殊技術はかなりの完成度を得ていたし、『2』で外部に恐竜が逃亡、暴れたものの、どうやら、基本、恐竜テーマパーク内でのアクシデントに限定され、物語の広がりの限界が見えてもいた。
10数年ぶりの新作故に、これまた序盤は、舞台説明に終始するのが目に見えていたし、主人公が兄弟なので華やかさにも欠けていた。
しかし、クライマックスはなかなか燃えた。
今回、あんまし見栄えではパッとしない、DNA操作で生まれた新恐竜が暴れるのだが、それに対し、最終的に恐竜連合軍が挑む。...
これまでのシリーズでの恐怖の対象であったラプトルは、危ういながらも人間と心を通じ合わせ、
ティラノサウルスは、いつも通りの暴君ながらも、自分以上の暴竜を前に苦戦する。
そして、巨大なクジラ型の海の恐竜が、DNAモンスターに止めを刺す!
伏線が収れんされつつ、なかなか切れ味の良い終局でよかった。
しかし、女所長に主人公兄弟の面倒を頼まれた秘書さんの死にざまは踏んだり蹴ったりであった^^;
(2015/08/05)