『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第七章〈最終章〉新星篇 劇場予告編(60秒)
☆・・・惜しくも、完成度が高いとは言い難く……。
七部作、これにて終幕。
私は既に2回 観た。
「ヤマト」は大好きで、特に絵柄がリニューアルされた、この「2202」シリーズと、前作となる「2199」シリーズには狂喜乱舞した。
その間に作られた映画完全オリジナル「星巡る方舟」も良かった。
さて、今シリーズである。
今までの「ヤマト」シリーズを紐解かなくちゃならないし、書いたら、原稿用紙50枚はかかるだろう。
だから、問題提議だけ、先ず、しておく。
①「ヤマト」シリーズの歴史は、ヤマトが特攻(『さらばヤマト』)するか、生き永らえる(『ヤマト2』)かで分枝する。
②旧シリーズの矛盾を訂正した「2199」と、尺の高パーセンテージをつじつま合わせに費やした「2202」。
③あまりにもの、ガトランティス帝国の物量。その軍事インフレ。引っ張られる地球軍・ガミラス軍。
④言葉でサラリと流され、何度も繰り返される、異なるハードSF設定。
⑤テレビ用に作られた構成を、映画館で見せるということ。作り手の作り方の違い。観客・視聴者の感じ方の違い。
⑥異なる「愛」の数々を描いた「2202 愛の戦士たち」。その脚本家の福井晴敏には愛はあったのか?
……ともあれ、満席の館内で「ヤマト」を観れる感動は、なにものにも代え難い٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
(2019/03/02)