『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[カンボジア・『お互いに走る車両で、ぬいぐるみ受け渡し大作戦』の巻!!]

2016-05-24 09:44:10 | 新・海の向こうでの冒険

☆・・・(文中現在 2016/05/15 正午ごろ)

 なーんか、あたいをサイゼリアに行かせない何らかの闇の力が働いているようで、翌日 昼間の仕事がない日の、うちの店の営業などは、何故か、お客さんが午前1時過ぎまでいて、あたいはサイゼリアに行けなくなる・・・。

 帰ってからの短期間で「家賃越え」が二日もあったのは嬉しいが(いつもは一カ月に一度 あるかないか^^;)、その翌日はガクッと暇と言う流れ・・・。
 飲んだくれたいのだが・・・。
 旅行を挟んで、三週間くらい、サイゼリアにいってない・・・。

 また、帰国から日曜日までは、店に、ほぼ女性しかお客さんが来ていない。
 まあ、それでなんら支障はないのだが^^;

 先日、ツアーで海外旅行によく行くカーディーラー女史や、本田翼似23歳と、店で話していた結論の一つとして、

「旅の中、出会いを求めて行動すると出会いは遠ざかり、何か違う目的をもって、それに邁進していると、いつの間にやら出会いが生まれている」

 がありました^^

 そして、旅先の出会いは「かりそめ」の姿が多いですが、たとえ一瞬でも、深い出会いになることもあります。
 そう、ロバート L.フォワードのハードSF『竜の卵』のようにだ。
 ・・・人類の100万倍の速度で生きる異星人の中性子星が、太陽系に進入してきたときの、その、地球人類との一瞬の交流(コンタクト)の物語・・・。

 ・・・我々は、距離的にちょっと離れたアンコール遺跡のロリュオス遺跡から、メインのアンコール遺跡へ、トゥクトゥクにメンバー3台で分乗し戻っていた。
 私の乗るトゥクトゥクには、彼女とザッキーが同乗していた。
 他の2台は、UMA&ストリ、壱郎&若社長^^

 周囲の風景は、地平線まで、背の低い緑の大自然と、赤茶けた大地がコントラストになって広がっている。
 私は進行方向に背を向けて、女性二人は私と向かい合う形だ。
 私の彼女は、ここ数日のトゥクトゥクでの観光で、多くの子供たちが、つまらなさそうに道沿いで暇つぶしをしている姿を見ていて、「ぬいぐるみを渡したいなぁ」と言っていた。
 今も、ちょっと薄汚れた服を着て、木の棒を持ち、水たまりをつついたりしている子供がいたりする。
 渡したいと思うけど、それにしては、トゥクトゥクのスピードは速い^^;
 ・・・と、そこへ、子供オチビ二人を乗せた父親運転・母親もいるよ的なファミリーバイクが横を通った。
 彼女は、バックの中に入れていたクマのプーさんのぬいぐるみを取り出した。
 手渡そうとする。
 お互いに走っている。
 それは非常に難しいし、お父さんもトゥクトゥクドライバーSokraも、彼女の意図を図りかねている。
 ・・・渡せるか、渡せないか、お互いに運動しているという相対性の中で、彼女は手を伸ばし、意思を通そうとする。
 私は、映画『スピード』的な世界を思い、そのテーマが心に流れた(小室哲哉がアレンジしたやつ)^^
 Sokraは、すぐに彼女の意図を察し、ファミリーバイクと速度を調整!
 お父さんも、「そういうことか!」とトゥクトゥクの横に張り付く。
      ! ! !
 彼女は渡した。
 ランデブー成功!!!
 岩田ッチから頂いたクマのプーさんだ!
 しかし、子供は二人!
 今度は、ザッキーが挑戦!
 またも、クマのプーさんだ!
 岩田ッチから頂いたぬいぐるみは、プーさんが多い!
 もう、お父さんもSokraも並走に慣れていた。
 なんなく、渡す。
 離れていくバイク…、落としそうなので、子供には渡されていなかったが、オチビ二人がプーさんに期待を膨らませているのはわかった。
 お母さんは微笑ましそうに笑っている・・・。

 カンボジアの大地は、そんなエピソードを温かく包み込むのであった・・・。

 タイトル写真:・・・二人の向こうに見えるのが、
       家族4人を乗せたバイクです^^
   それから、今回の旅、もう一つ、ランドセルがあります。
       ザッキーが持っていますね^^
   このランドセルにも涙なみだのエピソードがあります^^

 下の写真・・・ロレイ祠堂の兄弟とクメール語で話す若社長・
        二人、まつ毛エクステをしてるみたいです^^:
        若社長は汗だくです^^;

   

                               (2016/05/24)

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