☆安定した面白さ。
世界大戦の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに比べ、それでもスケールが大きいと言える竜退治の物語は、中つ国の描写を丹念にしていて、世界観が広がる。
主人公のビルボは、優等生のフロドに比べ、今風の三枚目で、現代にあっている。
「キックアス」でヒットガールのシーンが光るように、「ホビット2」では、レゴラスの活躍が一際輝く。
そのアクションは、「スターウォーズ」(新三部作のほう)っぽい。
こいつ・・・、無敵かよ・・・。
しかし、ガンダルフは、いつも、肝心な時に別行動を取るなぁ。
タイトルは改変されたんだけど、『ホビット スマウグの荒らし場』のほうが雰囲気あったなぁ。
ドワーフの古都・エレポールの財宝の質感の描き方は圧巻であった。
(2014/02/27)