☆前作を見ていたハズなのだが、あんまし覚えていない。
主人公がポセイドンの落胤で、水にずーっと潜っていられるのと、ゼウスやポセイドンが気楽に人間界で過ごしているのが面白かった記憶がある。
同時期に公開されていた『インモータルズ』や『魔法使いの弟子』、『タイタンの戦い』が、頭の中でゴッチャになっている^^;
なので、自分が過去に書いたエントリーを読み直してみた。
[映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』を観た] (2010-03-04)・・・クリック
そしたら、感想の内容が、今作の内容とほぼ同じであった。
だから、今作の感想用に改編し、転載する^^;
≪・・・☆ちゃんと面白かったです。
原作付きらしいですが、おそらく、原作の肝をちゃんと押さえて、大胆な簡略化をしなかったのが成功だと思います。
人間として疑問を持たず生活していた主人公が、ギリシャの三大神ポセイドンの息子であり、所属する半神(ダークゴッド)訓練校の危機に、それを回避すべく、旅立つ。
これは、『ハリー・ポッター』でお手の物のクリス・コロンバス監督の後を引き継いだトール・フロイデンタールが、ホグワーツ的なギミックを駆使し、物語は進められていく。
話はかなりご都合主義で、無理を通せば(予算を注ぎ込めば)道理は引っ込むてな具合で、現代の魔法以上のアイテムなどなどが、マジカルワールドに、違和感なく、現代に組み込まれていたりするが、私は心地良かった。
話を無制限に広げずに、神界を二分する戦いの危機を描きつつも、小さな、でも意外な人物の反乱に抑えているのもいい。
物語がかなり進んでから、闇の逆神・クロノスがよみがえり、きょうだいな力を持っていて、盛り沢山過ぎるんじゃね? と思ったのだが、
「ギリシャ」神話の、多くの定番のエピソードを盛りこみつつ、テンポ良く見させてもらった。
アテナの娘・アナベス役のアレクサンドラ・ダダリオの、幼さを残した正統派のヒロイン女優としての魅力が、私をかなり魅きつけました・・・。
また、パーシ―のライバル役の女クラリサ(レヴェン・ランビン)もまた、気の強いマイペースなヒロインの典型でもあり、良かった・・・≫
細部に、ちゃんとリアルを施した楽しい作品でした^^v
(2013/11/04)