『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[東日本大震災(東京の私の思い・7「最低最悪のレトリック」)]

2011-03-19 21:57:08 | 保守の一考
☆すいません、連日忙しく、疲労がピークに達してきたので、今夜は短めのエントリーで・・・。

 また、今日の東京は花粉が酷かったぁ。

 確かに、今年は例年になく飛散量が多いようで、頭痛はするし、私の場合、咳が酷い。

 例年は、寝る前に一粒、エバステル錠を呑むだけだったが、

 今は、とにかく、喉ちんこから血の味がしてくるほど、嫌な音の咳がとまらなくて、

 病院で、シングレア錠(10mg 気管支喘息、抗アレルギー薬)やテオロング錠(100mg 喘息や気管支炎の炎症を抑える)、ホフバン錠(10mg 咳中枢を抑制し、咳を鎮める)とツムラ麦門冬湯エキス顆粒(痰の切れにくい咳、気管支炎・気管支喘息を改善)まで処方してもらい服用している。

 前者の方は、点眼・風邪薬も一緒に貰い1000円掛からなかったのに、後者のほうは、3000円弱も費用が掛かった。

 高い薬を飲むようになったってことは、それだけ、私も歳をとってしまったのだろう・・・。

 被災者の方で、体に変調をきたしている方も多いだろう。

 厚労省は、3/15付けで、被災者は処方箋なしで処方薬の受け取れる事務連絡を通達している。

 当然のことだが、当然のことが出来ない民主党政権にあっては、このニュースを聞き、私は、ちょっとホッとした。

 私は、春は花粉症になるし、数年に一度、尿管結石で七転八倒の苦しみをするので、

 もし、避難所暮らしの、薬を持ってない中で、尿管結石の痛みに襲われたと考えると恐怖である。

 そのような方もいるに違いないのである。

 薬を呑みさえすれば、すぐに痛みはなくなるのだが・・・。

 また、花粉症の人で、鼻紙がないってのも地味に、でもめっぽう辛いんだよね。

   ◇

 対して、やっぱり、民主党は揃いも揃って、しょうもないなと思ったのが、事故を起こしている福島原発3号機への、自衛隊ヘリでの海水投下(3/17)に関しての北沢防衛相のコメントを聞いたときだ。

 ・・・以下は、「覚え書き」として残しておく。

 私は、この発言を、仕事の休憩時間に聞いたのだが、「極まったなぁ~」と暗澹たる思いになった。

 こんなセリフを臆面もなく公(おおやけ)で語り、よく生きていられるなぁ、と思った。

   ・・・「3号炉の現状報告に基づき、私と菅直人首相が昨日、話し合いをする中でそういう結論に達した」・・・
   ・・・「首相と私の重い決断を折木良一統合幕僚長が判断し、統幕長の自らの決心の中で投下を実行すべしということになった」・・・

 ・・・、・・・もはや、一省庁のトップが語れる内容とは思えない最低最悪の「おぞましいレトリック」に満ちたコメントである。

 簡単に言うと、「成功したら自分達の手柄、失敗したら幕僚長の責任」ってことを言ってるのである。

 先ず、前提として、「あらゆる私情、あらゆる党勢」を度外視して行動すべき国難の状況、がある。

 だが、民主党政権にあっては、それが全くない。

 この期に及んで、災害対策の中枢にレンホーやツジモトを呼び寄せる始末。

 パフォーマンスをやっている。

 何十万人もの国民が苦しんでいるときに、だ。

 そして、今回の「海水投下」作戦だ。

 先ず、①・素人目にも、全く効果のない作戦であること(同じく素人の私はずっと「放水車を使え」と言っていた)

 ②・それは、現場のプロでない菅の思いつきであること

 ③・また、その成功に一口乗ろうと「私と菅直人首相が昨日、話し合いを」と北沢が作戦発案に自分の名を加える

 ④・二人とも、この作戦が失敗するとは思っていない

 ⑤・自分らの発案を政権指揮下の自衛隊に行なわせることによって、「政治主導」を演出

 ⑥・その行為が、多くの国民に、
     「現場の状況をよく分からずに、現場に口を出して引っ掻き回す中小企業の二代目社長」
         のように思われているとは考えてもみない(これは、菅の東電に対しての態度と同じ)

 ⑦・その茶番劇を、作戦に参加する自衛隊員の命を危険に晒してまで、自衛隊にゴリ押しさせる内閣の精神性

 ⑧・素人目にも意味のない、無駄に部下の命を散らせるやも知れない作戦を、
     決定権者たる菅の「思いつき」で、だが、自分の責任として行なわなくてはならない幕僚長の忸怩たる思い

 ⑨・あまりにも微々たる存在の、原発を背景にしたヘリに吊り上げられた海水袋

 ⑩・蒸発し、「にわか雨」になった数トンの海水

 ⑪・指示した菅らも、「にわか雨」に呆然とし、その結果を濁すことしか出来なかったのだろう

 ⑫・ある意味、「リーダー」とは、「責任を取るためにだけ存在」していることを分かっておらず、
    菅も北沢も、その「リーダーの役割」を配下にある自衛隊の幕僚長に押しつける

 ・・・そして、折木統合幕僚長は、「リーダー」として、全責任が自分にあることを甘んじて受け入れ、

 この国が、現在、「リーダー不在」であることを身を持って知るのである。

   ◇

 菅が自民党の谷垣総裁に入閣を依頼して拒否られたそうだ。

 私は、でも、これまでも「大連立」を願っていた。

 何故なら、自民党が在野の時間が長いほど、民主党による国家崩壊が加速度をつける。

 私は、「一刻」が惜しかった。

 そして、今、「一刹那」が惜しい。

 民主党が甘えつくしているのは分かる。

 だが、日本のことを思うなら、自民党はすぐに、現バカ政府に力を貸すべきだ。

 自民党が「駆け引き」している間に、直接的にも間接的にも、死者がドンドン増えていると思ったほうがいい。

                                                     (2011/03/19)
コメント (4)
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