物騒な時代

昨日、我が家の固定電話のベルが鳴りました。
電話の近くにいましたので、私が受話器を取って、
「はい、〇〇でございます。」と言いましたら、
「△△リサイクルセンターの××です。」と、女性の声。

女性は、名乗られた後、間髪を入れずに
「ご不要になっている家電など、引き取りにお伺いします。
　どんなものでも結構です。壊れていてもかまいません。」と
何ともすごい早口でしゃべられます。

その勢いに押されてしまいそうになりました。
もしかして、『オレオレ詐欺のようなもの？？』と、私は疑いました。

そう考えている間にも、「洗濯機、掃除機、炊飯器…などあるでしょう。」と
押しの喋り方も披露(?)されました。
原稿を見ながら喋っておられるのかしらと思うほど、流暢な話し方です。

私が、「不要なものはありませんので、失礼します。」と言って
受話器を置こうとしている間にも、何やらしゃべり続けておられるようでした。

引き取りにお伺いします…となれば、我が家に来られることになります。
また、来られた時に家の状況や家族構成、経済状況などが見えることになります。
そんなことが、犯罪に巻き込まれることに繋がる可能性もあるでしょうから、
うっかり「じゃあ、お願いします。」とは言えません。

そういえば、２～３か月前にも電話がかかってきました。
その電話の声は男性で、営業マンのような喋り方でした。
「ご主人はいらっしゃいますか？」と言われ、
「今、席を外していますが…、ご用件は？」と尋ねますと、
「また掛け直します。」と言い、それっきりでした。

その時も、『オレオレ詐欺のようなもの？？』と思ったのでした。
家族には少なくとも男性がいることがわかったので、それっきりだったのでしょうか。

昔は、鍵もかけずにちょっとそこまで…ということもできました。
悪いことをする人も多くなかったと思いますし、
ご近所の人が見守ってくださったりもしました。

世の中、とても物騒な時代になりましたね。

昨日、そして２～３か月前にかかってきた電話が、
『オレオレ詐欺のようなもの？？』かどうかはわかりまんが、
気を付けるに越したことはありませんね。


　お散歩コースで毎年見るのが、南の国からのお客さんの『燕』。
　今年も来ていました。