リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

都知事はトップ・サポーター

2016-07-17 07:31:00 | オヤジの日記
参議院選挙が終わって、次は都知事選。

今まで、どの選挙も棄権したことはないが、今回の都知事選は、いけないこととは知りつつ、あまり関心が持てないでいる。

もともと政治家に魅力を感じたことはない。
つまり、政治家に関しては、最初から関心が薄い。

その中でも、特に今回の都知事選の候補者には、魅力を感じない。

なぜだろう、と思った。

私の偏見だが、東京をどうしよう、という考えるより、前任者の失敗をこれ幸いに、「知事になりたいだけ」で手を挙げた方が多いような気がするのだ。

どの選挙でも、立候補者は、そんなものかもしれないが、討論でも具体的なことを言わず、理想論だけを語る姿には胡散臭さしか感じない。

唯一、小池百合子氏が、「都議会解散」「マスゾエ氏の政治資金追求」を取り上げて、野心を見せていた。
ただ、これも偏見だが、日本新党、新進党、自由党、さらに自由民主党というように、その時々で脚光を浴びている政党を渡り歩き、あきらかに政策の違った公明党や幸福実現党の推薦を受けるなど、政界の世渡りがうますぎて、私には興ざめする部分がある。

私には、小池氏は、鳥越氏や増田氏よりも「都知事なりたい病」が強すぎるように思える。

ほかに、鳥越氏は、年を取り過ぎている。さらに、実務の経験がないという致命的な欠陥がある。
増田氏は、岩手県知事時代、実績をほとんど残していない。そして、無所属だが、自民党のこぶ付きである。


前知事のマスゾエ氏は、前回の都知事選で、消去法の結果、都民から都知事に選ばれた。
約210万票を獲得したが、有効投票者数の40%強の票しか得られなかった。
元知事の猪瀬氏が得た430万票の半分以下である。
都民が積極的に支持したとは言い難い数字だ。

とは言っても、得票数が少なくても、一番で選ばれたのはマスゾエ氏だ。
票が少ないからといって、都知事の重みがないということにはならない。

都民を支えるトップ・サポーターとして職務に励んでくれたのなら、何の問題もなかった。

だが、マスゾエ氏はトップ・サポーターを放棄して、「トップ・リーダー」として都民の上に君臨しようとした。
それが「都民の金は俺の金」の奢りを生んで、あの結末になった。

今回の主要3候補者が、「都民のためのトップ・サポーター」になれるかは、当たり前のことだが今の段階ではわからない。
最初は謙虚だったとしても、大統領制の性格を持った知事という仕事を積み重ねていくうちに、「トップ・リーダー」として君臨することもあり得る。


お三方を分類すると・・・・・、

小池氏は、夜郎自大型。
鳥越氏は、理想肥大型。
増田氏は、実績疑問型。


どなたも応援したいタイプではない。


このように、今回の都知事選に関して、私の脳細胞は機能不全に陥っている。


投票所には行くと思うが、私は「無効票」を投じるかもしれない。

つまり、白紙投票。


それは、もちろん、無責任なことで、やってはいけないんですが・・・・・。




もう少しよく考えてみますか。