天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

菅首相に映画『ポセイドン・アドベンチャー』牧師でも神呪い自己犠牲で必死に乗客助けるJ・ハックマン観て

2011-04-13 22:30:24 | 日記
今日の続編日記は、菅首相の是非観てほしい映画『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年製作 ロナルド・ニーム監督 ジーン・ハックマン アーネスト・ボーグナイン主演)のことです。
この映画は、38年前に二十世紀FOXが製作したパニック映画の名作(キネマ旬報ベストテン第5位)です。ニューヨークからギリシャに向かう豪華客船ポセイドン号(1,400名乗客)が、地中海で地震による32メートルの大津波に襲われ転覆し、船体がひっくり返った船内から、生き残った少数の老若男女10人が必死で脱出する姿を描く映画です。
私はこの映画が封切り公開された時、劇場で観ていますが、今回再びお茶の間鑑賞しています。添付した写真は、客船をバックにしたこの映画に出演した豪華な俳優陣です。以下に、その説明にします。前列右側から後列も右側へ、順番に述べます。
・ジーン・ハックマン(主役の牧師:71年『フレンチ・コネクション』でアカデミー主演男優賞受賞のタフガイがとても似あう名優)
・シェリー・ウィンタース(孫に会い船に乗った中年太り女性:59・65年アカデミー助演女優賞受賞、51年『陽のあたる場所』で好演した演技派女優)
・パメラ・スー・マーティン(17歳の少女:以後の活動はあまりなし)
・アーサー・オコンネル(その場で救援を待つ乗客と運命を共にした先輩牧師:『バス停留所』で好演した名優)
・ステラ・スティーヴンス(元娼婦で取締の刑事ボーグナインと結婚した女性:67年出演したB級映画『恐怖の48時間』を映画館で鑑賞した私にはとてもグラマーで魅力的女優)
・キャロル・リンレイ(兄を亡くした歌手:主題歌「モーニング・アフター」(吹き替え)を歌っている女優)
・レッド・バトンズ(リンレイを励ます雑貨商:57年アカデミー助演男優賞を受賞した名優)
・ロディ・マクドウォール(脱出の際爆発で直ぐ死んでいまうポーター:『猿の惑星』での猿の名演で有名)
・アーネスト・ボーグナイン(娼婦を妻にした刑事:55年『マーティ』でアカデミー主演男優賞受賞のTV映画『エアーウルフ』にも出演している名優)
・ジャック・アルバートソン(孫への形見を託されたウィンタースの夫:68年アカデミー助演男優賞を受賞した名優)
以上10人出演陣の内、オスカー俳優が5人もいる、とても演技がしっかりとした、登場する人間をよく描いたパニック映画です。
特に、菅首相には、牧師でありながら、神を呪い自己を犠牲にしてまでも、生き残った乗客を必死に助けるジーン・ハックマンの男らしい行動力を、映画で良く観てほしいです。
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