天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『ボディガード』W・ヒューストンさん”こんな安心感初めて”囁くとKコスナーは今襲われたら自信ない

2012-03-13 20:45:48 | 日記
今日の日記は、久しぶりにお茶の間鑑賞している映画『ボディガード』(1992年製作 ミック・ジャクソン監督 ケヴィン・コスナー ホイットニー・ヒューストン主演)その2です。
添付した写真は、映画でボディガードとその被保護者の関係を断ち切って、お互いにデートし彼の自宅に立ち寄って談笑するケヴィン・コスナー(左)とホイットニー・ヒューストンさん(右)です。そして、その後、ホイットニー・ヒューストンさんが彼の部屋に掛けてあった”日本刀”を取り出して、彼の胸元にその刃先を向けます。
その彼女の仕草を受けて、彼は、ホイットニー・ヒューストンさんが首から提げていたブルー地のスカーフを奪い、その日本刀の刃上に放り投げます。そのスカーフはゆっくりと落ちながら、日本刀の刃に当たり、自らから”一刀両断”されてしまいます。
監督が日本人なら、とても考えられないオーバーな日本刀の切れ味演出ですが、私には何か不思議な説得力を感じる描写表現でした。
そして、二人はお互いに抱擁します。さらに、次のシーンで、二人はベットの中で、お互いに”睦言”を交わします。
ホイットニー・ヒューストンさんが『こんな安心感は初めて あなたがいれば・・』と囁くと、ケヴィン・コスナーは『今 襲われたら自信がない!』と答えます。ケヴィン・コスナーは、職業意識が完全に抜け切らないで真剣に悩み込む男の姿を見せます。
この二人のシーンを見ていて、ホイットニー・ヒューストンさんがこのような”真の男”を生涯の伴侶に選んでいたら、彼女の人生も変わっていただろうと、私は思わず勝手な推測してしまいました。何故なら、彼女がこの映画に出演後、結婚した相手が、まったくの”札付きの人間のクズ”だったからです。
また、私は、ホイットニー・ヒューストンさんの葬儀に出席したこの映画の共演者ケヴィン・コスナーの弔辞に、深く感動しました。悲しいことに、彼女は男を選び間違えたのです。彼女自身もその事を十分に判っていたのでしょう。
だから、彼女は自らの遺言で、自分の夫には何も財産を残さず、一人娘だけに相続させたのです。そして、まだまだ若い48歳で亡くなるなんて、ショウビジネスの神様はホイットニー・ヒューストンさんに、とても惨く悲しい仕打ちをしたと、私は強く抗議をしています。
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