天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

マリリンモンローがプレゼントのフライトジャケットを着たのは慰問で兵士と一体になり慰めたい真摯な思いで

2010-12-09 22:30:14 | 日記
今日の日記は、韓国に駐留していた米軍の慰問でプレゼントされたフライトジャケットを着たマリリン・モンローのことです。
添付した写真は、当時ニュース報道されたその場面の一コマです。左側のモンローは、厳寒の2月韓国で、この防寒着をもらってとても嬉しそうな表情をしています。右側の男性は、新夫のジョー・ディマジオではなく、彼女を招き基地をエスコートする韓国駐留アメリカ軍部首脳です。
当然のことマリリン・モンローは、日本から韓国へ慰問に出かけるのに、自分の防寒コートも持って行ったはずです。でも、彼女は各駐屯地での移動には、このプレゼントされたフライトジャケットを必ず着用していました。このモンローの行為は、訪れた基地の若い兵士だけでなく、このニュースを見た全世界の男性たちからも大きな喝采を浴びました。
まだ若かった私にも60年代前半彼女の逝去後、テレビ放映されたマリリン・モンローの伝記ドキメンタリー映画の中で、このシ-ンを見た時のとても感激した思い出が、今でも鮮明かつ鮮烈に残っています。何か自分自身も一体になって兵士達を心から応援し、自分の歌で慰めたいとのモンローの真摯な思いに、私が強く感動したからです。
また、モンローは自分の着るものにまったく拘らない性格です。ベットで何を身に付けるか?と問われて、彼女は『シャネルの5番』と答えているのですから。さらに、彼女自身は、綿密に計算された観客のウケ狙いなどまったく何も考えていません。マリリン・モンローだけが持つ純粋な天性の資質が、そのような行動をさせたのです。だから、男にとって、マリリン・モンローは既成概念に捕われないとても魅力的で愛らしい女性なのです。
そして、今ではまったく当たり前のことですが、マリリン・モンローは、男は男らしい服装で女は美しく綺麗な服装で着飾るべきと一方的かつ一元的に決め付けないで、男女間で着る服は何もまったく区別する必要はないとの強い思いを、その当時から抱いていたからそのような行動をしたと、私は今確信しました。
マリリン・モンローは、番外ですがプレイメイト一番目の女性です。また、『PLAYBOY』クラブの最強・最良バニーガールでもあります。この『PLAYBOY』文化が生んだバニーガールには、1980年代に「女性という性を男性たちの楽しみのために商品化している」との一部女性解放運動家たちから理不尽な非難が沸き起こりました。
しかし、21世紀になると、このバニーガールに代表される成人男性特有の”プレイボーイ”イメージが大きく変化します。若い女性たちが善良なイメージで、グラマラス、セクシーの”プレイボーイっぽい”を好むようになったからです。だから、現在ではタキシードの蝶ネクタイをつけたウサギの横顔を図案化したロゴ”ラビットヘッド”ブランドの女性用ウェアが広く販売されるようになりました。
慰問で見せたマリリン・モンローの真摯な思いが、半世紀の歳月を経て、今ようやく実現したと私は思っています。
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