天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

トルコ旅行外国人観光客御用達店で8万5千円で売る革ジャケットをグランドバザール類似品を3万5千円購入

2011-10-10 19:28:33 | 日記
今日の続編日記は、トルコ旅行第7日目8月19日(金)午前中に訪れた革製品(革ジャケット)店とイスタンブール観光地・グランドバザールのことです。
トルコ旅行最終日、ホテルでの朝食後、旧市街地の繁華街から離れたアタテュルク国際空港に向かう海沿い道路にあった革ジャケット専門店に、私たちツアー客は連れて行かれました。
この革ジャケット専門店は、地元トルコ人がまったく利用しない外国人観光客御用達店でした。だから、外観はショーウィンドウなど全くなく普通の建物で、何を売っているのか?判らないから、私は”連れて来られた”心境でした。でも、地元に卸す製造業者のお店なら、安く革ジャケットが手に入る?かもと、とても欲深い思いを私は持ってしまいました。
この店舗に入ったら、まず、革ジャケットやコートのファッションショーを見せられました。その男女モデルたちは着ている商品?に番号札を付けていたので、後でその番号札の商品を探そうと、私は気に入った革ジャケットをチェックしました。最後に、この店員がトルコ製の革ジャケットやコートの良さを私たちツアー客に説明していました。ここで作られた製品がイタリアやフランスに送られて、高級ブランドに変身するそうです。だから、製造元で買えばとても安く、今はシーズンオフから値引きすると、彼は強調していました。その彼の説明で、私は気に入った番号札の値段を早く見たくなり、電卓をバックから取り出していました。
しかし、商品を並べていた大きな部屋・売り場には、その番号札の商品はまったくなかったです。でも、私は何も苦情を言わず、その気に入ったデザインに近い私のサイズ商品を探し出しました。値段は全てアメリカドル表示でした。
その時の為替市場は、ドルが急激な円高になり1ドル=76円でした。そのドル表示を円換算し、値引き+免税25%を考慮しても、革製品1着の値段は10~12万円もしました。私の思っていた値段の3倍以上でした。
だから、私がもう買うのを諦めていたら、その売り場の責任店員が最後のプライス表示”8万5千円”をして、私に執拗に買うよう勧めてきました。もう価格折衝の余地はまったくないので、私はこの売り場を抜け出し、ロビ-の椅子に座って他のツアー客の商談終了をじっと待ちました。
その約15分過ぎに、家族連れ(夫婦+成人娘)客3人がバックを提げて戻って来ました。その御主人から『買われましたか?』との質問に、『思っていた値段が合わず何も買いません』と私は答えました。そして、その御主人は『何か催眠商法みたいだったが、3人分まとめて21万円で買いました。』と話してくれました。私は『私は1着だけだから、8万5千円までしか値引きしなかなった。安い買い物をしましたね!』と心にもない返事をしてしまいました。そして、結局、この革ジャケット専門店に約1時間半も費やすことになりました。
この革ジャケット専門店での買い物が終了した後、最後の観光地である旧市街地繁華街『グランドバザール』に向かいました。しかし、そこでの見学時間は約50分しかなかったです。だから、そのメインゲートから入ったほんの一角店舗しか見れなかったです。
その大通りを歩いていたら、私は革ジャケット店員から声を掛けられました。その呼び声に、革ジャケット専門店で売られている商品は、グランドバザールではいくらで売られているか?ちょっと興味を持ち、小さなお店でしたが、私は日本語で『見るだけだよ』と念を押し、商品の説明を受けることにしました。
その店員に『茶色の革ジャケットが欲しい』(注:黒の革ジャケットは既に有るので)と言ったら、私が望んでいたデザインのジャケットを探し出してくれました。その値段を尋ねると『6万円』と答えました。やはり高い(注:専門店よりは多少安いが)ので店から出ようとしたら、『じゃやイクラ?なら買う』と逆質問してきました。
その問いに『3万円』と私が価格提示したら、彼は笑ってながらその中間の値段『4万5千円』と返してきました。さらなる値段交渉で、私は結局『3万5千円』で買うことにしました。添付した写真は、革ジャケットのラベルとボタン(注:領収書など発行しないみたいで添付できず)です。
その革ジャケットを入れたバックを提げて集合場所に戻ったら、ツアー添乗員から『○○○さん!あまり買わない人なのに、何を買われたのですか?』と声をかけられました。私は革ジャケットを見せながら『添乗員さんに悪いと思いますが、まがい物でも3万5千円なら納得するから、呼び込み店で買ってしまいました!』と答えました。
彼女は、『夏でなかったら、そのジャケットを着て日本に帰れますね!』と私のグランドバザールでの購買を肯定してくれました。私は『その通りですよ!』と答えました。
それは、1983年に家人と初めて海外旅行した時、ロンドンでお互いにアクアスキュータムのトレンチコートを購入して、日本帰国時にはそのコートを着て帰った過去の体験があったからです。
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