天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

決算発表時『無駄なATM置く必要ない』と語る三菱UFJ銀行社長は生産性向上だけで顧客の利便性考慮無し

2018-11-15 15:56:54 | 日記
今日の日記は、13日の自社決算発表記者会見で『無駄なATMを置く必要はない』と述べた三菱UFJフィナンシャルグループ社長平野信行氏の企業利益優先第一主義の事です。添付した写真は、決算発表する平野信行氏です。
最近の経済ニュースで、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の間で店舗外の場所にあるATM(現金自動預け払い機)を共同化(約2,300か所の店舗外ATMで相互に無料引き出しが可能)して、将来的には店舗内ATMにも拡大すると報道されました。
そして、13日の自社決算発表で、三菱UFJフィナンシャルグループ社長平野信行氏は、その記者会見の一部では、以下のように述べています。
『インターネットバンキングの普及で、徐々にコモディティー(画一化)してきた。顧客の利便性と生産性向上を目指す。無駄なATMを置く必要はない。』
何か偉い大会社の社長さんになると横文字(コモディティー)を多用し、一般人の私には何の事か?さっぱり分らないです。このコモディティー「画一化」現象が、自分の会社には良くないと、この社長は思っているでしょう。社会で与えられた金融機関の公的な責務より、究極の目的は自社の利益確保だけだと、私は思ってしまいます。
現在無職になった私は、毎月15日は不動産投資での賃貸収入(管理委託している不動産会社から私の口座に振り込まれる)の銀行からの入金日です。その二箇所の賃貸マンション収入は、振り込み手数料(他銀行を指定すると徴収有り)を考慮して、三菱UFJ銀行(サードマンション用)と三井住友銀行(フォースマンション用)の2メガバンクになっています。私のメインバンクは、みずほ銀行(ANAカード兼用)なので、その賃貸収入を、いつもメインのみずほ銀行に移し変えています。
もし、このメガバンク2社が共同運用すれば、私の毎月の金銭移動が楽になります。しかし、現状の札幌市内の三菱UFJ銀行の店舗は1箇所(札幌本店:中央区大通西3-6)だけで、もう1か所ある札幌駅前ATMコーナー(窓口無:中央区北2条西4-1)のそのATM機は、紙幣のみ対応で硬貨は全く入出金できません。だから、駅前にあるみずほ銀行や三井住友銀行と少し離れた場所(大通公園テレビ塔近く)にある三菱UFJ銀行札幌本店へ、私は最初に行かなくてはならないのです。本日もそのようにしました。
このように、現状でも利用客に不便を掛けておきながら、共同運用によって、”顧客の利便性”を目指すとは、全く笑止千万です。究極の目的は、社長が語る生産性向上による企業利益確保だけなのです。
だから、現状でも全く利便性の無い「札幌駅前ATMコーナー」は、完全に無くなってしまうと、私は強く思っています。銀行の”顧客第一主義”はスルガ銀行の事例で分るように、全くの絵空事で空虚なお題目なのです。
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