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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

東日本大震災

2011-03-12 21:00:14 | その他
 目を覆うばかりの悲惨さである。テレビがライブで伝える津波の恐ろしさには戦慄すらおぼえた。事態は今、原子力発電所の放射性物質の漏洩を伝えている。被害はどこまで広がるのか、一時も早い終息を願うばかりである。

 時の出来事にほとんど無関心のように書き綴ってきた拙ブログだが、さすがにこの事態を看過するわけにはいかない。
 昨日(11日)午後の地震発生以来、テレビの前に釘付けになって事態の推移を見守ってきた。
 その様子は目を覆うばかりの悲惨さだった。

        
        ※ 今回の震源と過去の東北沖地震の震源を伝えている
         新聞(朝日新聞ウェブページから 以下の写真も同じ) 
 地震発生からほどなく、みるみる海の潮位が上がり、地面を海水が浸していく。
 と間もなくそれは奔流のような流れとなって、船を、車を、家屋を、波が弄び、いとも軽々と運び去っていく。
 私が特に衝撃を受けたのは、仙台市付近の畑地やビニールハウスを次々と飲み込んでいく姿だった。畑がきれいに整地されていただけに、その映像はあまりにも衝撃的だった。

             
        ※ 陸前高田市の津波の爪痕の様子です。

 明けて本日(12日)、津波の爪痕は凄まじいばかりの痛々しい姿をテレビが映し出した。
 東北各地の海沿いの市町村や集落は壊滅的に崩壊した姿だった。東北地方ほどではないけれど、北海道の太平洋沿岸地域でも被害は深刻だという。
 人的被害も拡大の一途を辿っている。
 そして今、福島の原子力発電所から放射性物質が漏洩し始めているとニュースは伝えている。
 いったい、被害はどこまで拡がるのだろうか?

        
        ※ 石巻市の津波が去った後の惨状です。

 この日本の東半分をも飲み込んでしまった今回の大震災はまだ終息してはいないが、わが国にどれだけの被害をもたらすことになるのだろうか?
 これまで経験したことのない未曾有の事態に対して、国の最高責任者が述べたように「総力をあげて対処する」ことによって最小不幸にとどまることを願いたい。
 そして“総力”とは、けっして国や行政だけに頼ることではなく、私たち一人ひとりに何ができるのか、そのできる範囲において一人ひとりが“総力”をあげることも問われているのではないかと思っている。