田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

東日本大震災 支援物資

2011-03-26 17:12:02 | その他
 札幌市が24日から「被災地への個人の支援物資を受け付ける」というニュースが流れた。その報に接し、私の中に一つのことが閃いた。

 被災地の窮状を伝える報道を目にしても、街頭の募金活動に端金を募金するくらいしかできずいる自分の無力感を感じていた。
 そんなときに、札幌市の救援物資を受け付けるとのニュースが流れ、受付用品の中に「未開封の紙おむつ」という項目があり、私の目を止めた。

  実は私の義母(つまり妻の母)が長期間にわたり介護生活を送っていたのだが、昨年残念ながら亡くなってしまった。
 その義母のためにたくさんの紙おむつを買い置いていたものが使われずに実家の押入れに眠っていた。
 「そうだ!これを被災地に送ろう!」と思い、妻に相談したところ賛同を得たので、昨日25日、物資の受付会場である円山競技場に持ち込んだ。

        
        ※ 私たちが円山競技場に着くと直ぐにキャスターが用意され
         支援物資を載せてくれました。

 円山競技場に着くと、ボランティアだろうか、それとも市職員だろうか、車を誘導してくれ、直ぐに支援物資を運ぶキャスターが用意された。
 キャスターに積み終わると、直ちに競技場内の受付に導かれ、住所・氏名を申告して、後は担当者が品目・数量を記入して、というようにスムーズにコトが運び、あっという間に「ご協力ありがとうございました!」の声に送られて車に戻った。

        
    ※ 競技場内の受付場所です。たくさんの市民が物資を持ち寄っていました。

 見ていると、次から次へと市民の車が円山競技場に詰めかけていた。
 札幌市の支援物資受付は3月27日(日)までだそうだ。
 いったいどれだけの物資が、どれだけの量が集まるのだろうか。

        
    ※ 私たちが持ち込んだ紙おむつの品目・数量をチェックする担当者です。

 市民が持ち寄る小さな善意が集まって、被災地のみなさんの窮状を救う一助となれば幸いである。
 その一員になれたことに少しばかりの有用感を自らに感じながら妻と帰路に就いた。

        
      ※ 競技場の駐車場には次々と市民の車が詰めかけていました。