新琴似神社も江南神社同様に屯田兵に縁の深い神社である。境内の一角には現在も屯田兵第一大隊第三中隊の建物が保存されている。神社本体は特に変わったところはなく、規模としても札幌市内でよく見られる神社といった印象だった。
新琴似神社はJR新琴似駅から徒歩5分程度で、地下鉄「麻生駅」も徒歩10分程度で行ける麻生の繁華街から少し離れたところに立地している。
※ 道路沿いに立つ新琴似神社の第一鳥居です。
神社は1887(明治20)年に屯田兵第一大隊第三中隊が札幌の北に位置した琴似村新琴似の地に入植するが、まもなく中隊本部近くに神祠が建立されたのが新琴似神社の始まりだという。
※ 手水舎です。
神社はこれまで巡ってきた札幌市内の神社と比べて特に変わったところはなく、規模としても中程度の神社と見えた。
※ 本殿に近づいて立つ第二鳥居です。
境内は大きく二分された形で、参道の横に大きな広場があり、そこが神社の駐車場となっていて、その周りに新琴似に縁のある石碑が多数建立されていた。
※ 狛犬がボールを踏んでいますね。
私はいつもの御朱印収集巡り同様、神社に参拝の後、本殿横にある社務所に出向き、ご朱印をお願いしたが、ここでは神職直筆の御朱印を頂くことができた。
※ 新琴似神社の本殿(拝殿)です。
この日私は「めだかの学校」で取り組み中の「さっぽろの古を訪ねて」の現地事前調査を兼ねていたのだが、境内にある「新琴似中隊本部」を見学しようと計画していたが、残念ながら休館日にぶつかってしまい叶わなかった。
※ 今回の下見では見学の叶わなかった新琴似中隊本部の建物です。
【新琴似神社 情報】
◇旧社格:村社
◇所属:北海道神社庁
◇住所:札幌市北区新琴似8条3丁目1-6
◇御朱印:あり(直筆 500円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間: 9:00~17:00
◇例祭日:5月20日
◇駐車場:有り
◇アクセス:地下鉄南北線「麻布駅」3番出口から徒歩約10分(約750m)
◇創建:1887年(明治20年)
◇代表的ご利益: 〇合格祈願・学業成就〇安産祈願・子授かり・子宝 〇商売繁盛
〇技芸・武芸・芸能
◇御朱印記帳日 6月3日