今シーズン初めてレバンガ北海道戦を観戦した。不振が続くチームだが今日は対京都ハンナリーズになんとか一矢を報いることができた。しかし、残念ながら前途はけっして明るくない。健闘を期待しているのだが…。
私は「スポーツは生ものだから…」とよく言うのだが、戦いが終わって時間が経ってしまうと興味を削がれる。他の話題はおいておいても観戦したばかりの試合をレポすることにする。
本日午後、「北海きたえーる」でBリーグの対京都ハンナリーズ戦があり今シーズン初めて観戦した。と言ってもチケットを購入して観戦したのではなく、購読している北海道新聞の販売店が提供する観戦チケットに応募して当選したからである。
※ 対戦前の両チームの練習光景です。
当選チケットはレバンガ北海道のホームゲームの中から希望の試合を観戦できるというものだった。レバンガ北海道は毎シーズン苦戦が続いているが、今シーズンは特にその傾向が強いと見ていた。何せ昨日までの戦績が5勝18敗で東地区8チームの中で第7位と低迷している。私はできるならレバンガ北海道が勝利する試合を観戦したいと思っていた。
※ 試合開始のティップオフの場面です。
検討したところ昨日と本日対戦する「京都ハンナリーズ」は西地区で8チーム中最下位に沈んでいるチームである。私は「京都ならあるいは勝てるのでは?」と考え観戦を決めたのだ。ところが、昨日の対京都戦にレバンガ北海道は69対86と完敗したのである。「これは本日もダメかもしれない」と思いながら「北海きたえーる」に向かった。
昭和男の私はいつも思うのだが、最近のプロスポーツは野球やサッカーもそうだが試合前の演出が過剰に思えるのだが、バスケットは特にその傾向が強く感じられる。今日もチームの不振など関係ないがごとく派手な演出の中試合が始まった。
※ 対戦の合間合間ににはこうした演出が数多く見られました。
試合は不振の両チームを象徴するように両チームともにゴールを外しまくる試合展開となった。私が記録したメモによると試合開始から4分を経過して1対3というロースコアの出だしだった。試合展開の激しいバスケットボールの試合で4分間も闘って1点しか取れないとは、いかにシュート成功率が低いかを物語っている。試合は後半になってレバンガ北海道の選手たちのシュート成功率が上がってきたこともあり、下記のような経過を辿り逆転で勝利し、今季5勝目を手にすることができたのだが…。
第1クォーター 12 対 19
第2クォーター 24 対 14
第3クォーター 24 対 11
第4クォーター 21 対 20
合 計 77 対 64
一見完勝のようであるが、実際は京都のシュート成功率が試合を通じて上がってこなかったことがこのような試合結果に繋がったのではないかと、私は見た。
※ レバンガ北海道の勝利が決定した瞬間です。
レバンガ北海道の苦戦がなぜ毎年続くのかと考えると、それはチームが高給をとるような優秀な選手を獲得できていないところ行きつくように思える。その要因は多々考えられるのだが、同じような環境下にある「コンサドーレ札幌」がこのところJ1の中位に踏みとどまっていることが注目される。経済的にはコンサドーレもけっして安泰ではないと思うのだが、ここ数年上位チームに伍して健闘している。その要因はチームマネジメント力の違いではないかと思うのだがどうだろうか?
※ 試合結果を告げるスコアです。
難しいことは良く分からないが、Jリーグに比べてBリーグはプロ化されてまだ日が浅い。一日も早く多くの優秀なマネージャーが育って、レバンガ北海道を導いてほしいと思うのだが…。(スポーツのことなら多少は蘊蓄を述べることができるのだが、今日は長々と綴ることは止めることにした)