田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

小樽総合博物館に行ってきました!

2018-12-15 19:00:58 | 「めだかの学校」関連

 小樽市総合博物館は旧手宮鉄道に関する鉄道機関車、施設などが充実している博物館である。冬季ということもあり、屋外の展示物はそのほとんどがブルーシートで覆われてはいたが、博物館を訪れた目的は果たすことができた。

           

          ※ 小樽市総合博物館の前面です。エントランスにクロフォードの銅像が建っています。

 9日(日)に続いて、13日(木)に小樽市を午前中から訪れ、目的の「小樽市総合博物館」に行ってきた。その目的とは?

 先日のブログでも触れたが、私が学ぶ「めだかの学校」では来年度の学びの企画作業が現在進行中である。会員で分担して、一年間の企画を練っているところだ。

 私は今年に引き続き、「さっぽろの古を訪ねて」第二弾を担当したいと申し出たところ承認を得られたので、会員のS氏とタッグを組んで企画に入った。

 その結果、私たちとしては来年度のテーマを「お雇い外国人の事績を訪ねて」として、北海道(札幌)開拓に果たしたお雇い外国人の事績を追うことにテーマを設定した。

           

        ※ 北海道の最初の鉄路を拓くために尽力したクロフォードの像が望遠鏡と共に建てられていました。

 そのお雇い外国人の一人で、空知・幌内⇔小樽・手宮間全線90キロの鉄道を開通させるために尽力したアメリカ人鉄道技師のJ.U.クロフォードに着目した。この国内で2番目の鉄路の敷設にあたっては、特に小樽⇔札幌間の海岸線の断崖に鉄路を敷設するのに多大な困難があったという。そのクロフォードがアメリカより取り寄せた機関車を保存しているのが小樽市総合博物館である。博物館の前庭にはクロフォードの全身立像の碑も立てられている。私たちはその小樽市総合博物館を訪れてクロフォードについて学びたいと考えた。 

 そこで博物館を事前に訪れ、クロフォードの事績についてレクチャーしてはいただけないかどうかを尋ねたいと思い、訪れたのだった。

 結果、博物館には博物館ボランティアの方々がいて、その方が展示物(鉄道関連)についての説明をしてくれるとのことだった。これで一安心…。ただ、ボランティアの方がどれだけクロフォードについてレクチャーしていただけるのか、その点にやや不安が残るため、今後その点について詰めていかねばならないと思っている。

           

          ※ 博物館内に展示されていたアメリカから輸入した機関車「しづか号」です。

 その後は、博物館の展示を一通り見て回ったが、建物内部の展示では開通当時の機関車「しづか号」が客車と共に展示されていたほか、鉄道展示室が充実しており見応えがあった。

 屋外の展示は、冬季ということで機関車などはブルーシートで覆われていた。夏季にはそれらも全て見ることができるほか、構内をアイアンホース号という当時の機関車で走る客車に乗車できるアトラクションも用意されているということだった。

          

          ※ 「北海道鉄道開通起源」碑が博物館の構内に立てられていました。

 「さっぽろの古を訪ねて」Ⅱは、全6回シリーズである。その他のお雇い外国人についても現在、鋭意企画中である。全貌が明らかになった時点でまたレポすることにしたい。