「新しい血が活性化を促す」とはよく聞く言葉である。過日そのことを実感する場に出合った。私たちが恒例的に学びを続ける「めだかの学校」の過日の例会に3人のニューフェイスが体験入学したのだが、その3人が…。
私たちシニアの生涯学習グループ「めだかの学校」は毎月2回、学習テーマを設定して定期的な学びを続けている。(12月だけは年末ということもあり月1回となっている)
先日12月10日(月)、今年最後の講座を開催した。この回は「自らの身体を知る」をテーマに、看護師経験のある会員のK女史が講師となって「血糖」と「脂質」について学んだ。講座はK女史の適切な指導もあり、私も今後は今まで以上に血液検査の際の「血糖」と「脂質」の数値には気をつけようと思った。
この講座に新しい顔が3人加わったのだ。3人が加わったわけは、会員の中のM氏が前日に地域のシニアの方々の某忘年会に出席していて、「めだかの学校」のことを紹介したらしいのだ。すると、3人が興味を持って試験的に「一度覗いてみよう」ということになったらしい。3人はK女史の指導、そしてそこに学ぶ私たちに関心を抱いたようだ。
しかし、私が「新しい血が活性化を促す」ことを実感したのは、その場面ではなかった。
私たち「めだかの学校」は会員間の親睦を図る意味から月に一度「給食会」と称する飲み会を実施している。その会にも彼らは参加してくれたのだ。
ここで彼らのパワーが炸裂した!彼らは70代後半から80代の方だと思われるが、それぞれが多くの体験をされ、また地域でも大いに活躍している方々ばかりのようだった。
お酒の勢いも手伝ったとは思うが、少しも遠慮することなく私たちの話の輪に加わってきてくれたのだ。それが単に加わるというのではない。もう話の中心にいるかのような勢いだった。特に女性お二人のパワーは全開だった。
彼らが加わったことで「給食会」の雰囲気がガラリと変わった。良い意味で会は賑やかで、一層楽しい会となった。
まだ彼らが「めだかの学校」に入会したと決まったわけではない。彼らにはそれぞれにホームグラウンドがあり、そこでの活動との兼ね合いを計りながら入会を検討してくれるとのことだった。
彼らがもし入会してくれれば、飲み会のみならず、「めだかの学校」自体の活動や学びにもきっと良い影響を及ぼしてくれるものと思うのだが…。