柔らかな表情の中にも、精悍な雰囲気を漂わせる通称:sakag(さかじー)こと坂口一弘氏との一夜は至福のひと時だった。坂口氏から飛び出すひと言一言は、私にとっては至極の言葉であり、それはまさに「坂口語録」と称したいほど貴重な言葉だった。
※ 初めてブログ上に我が顔を露出することになった。というのも、坂口氏が、氏のブログ
で同じような写真を公開していて、坂口氏の目の部分を塗り潰すのは失礼と考えたからだ。
先の拙ブログで「9日にお会いできることが分かった!」と記したのは、実は坂口氏と私は現職時代に同じ業界に属していたことが分かったのだ。
9日の日はその退職組織の全道的な会議があり、坂口氏は函館市の代表(本会の役員)として、私は本部事務局の一員として、同じ会議に出席することが判明したのだった。
そして坂口氏は私が投稿した「超人的なおじさんを見つけた!」というブログを見つけてくれ、そこに「二次会はどうですか?」という嬉しい提案をしてくれた。この日は会議の後、北大講座の受講を予定していたのだが、即座にキャンセルした。
会議、その後の懇親会ではほとんどお話ができなかったが、会が終わった後、二人でススキノに出た。ススキノをほとんど知らない私は気の利いた店に案内することはできず、リーズナブルな居酒屋へと案内となってしまった。
焼酎を介しての楽しいひと時が始まった。
私が坂口氏を前にして、私自身のことなど何一つ語ることなどないので、もっぱら聞き役に回らせてもらった。
私の興味関心は、素晴らしい事跡を残しつつも、今なお旺盛に山登りやトレッキング、その他マラソン、XCスキーなどに挑み続ける坂口氏のどこにそうした体力と意志力が潜んでいるのか、ということだった。
ところが坂口氏は自らの事跡を自慢するというより、むしろ淡々とも見えるように自らを語ってくれた。そのひと言一言は私にとって至極のひと言、一言だった。お話を伺っていて、途中から「これはしっかりと書き留めなくてはいけない」と思い、メモさせていただくことにした。氏が語ってくれた貴重な言葉を紹介する。
◆身体は痛めつければ付いてくる。気持ちに身体が付いてくるものだ。
◆限界は自ら作っている。自ら意識しないかぎり限界など存在しない。
◆挑戦して失敗しても、誰も足を引っ張らない。常に挑戦することこそ大切。
◆人生、攻めの人生こそ大切。攻めた結果失敗してもやり直しが効く。守りの人生ではやり直しが効かない。
◆一人での挑戦だからこそ、長く続けられる。
まだまだあったような気がするが、酔いの席ということもあり全てをメモできなかった。
それでも、紹介した言葉の中に坂口氏の生き方が如実に表されていると思う。
氏に私は問うた。「あれだけ激しい山登りやロングトレッキングを連日こなして疲れは残らないのですか?」と…。氏はいとも簡単に答える「う~ん。残らないんだよね」
齢71と伺い、口をあんぐりするより他になかった。
氏は「同じような趣味を持っていますね」と言ってくれた。
そう言っていただいたことは嬉しいが、悲しいかな志向することは似ているようでも、やっている中身がまるで違う。レベルもラベルも違い過ぎるのである。
坂口氏と私を比べると、外見こそそれほどの違いはないかもしれないが、エンジンも体の各部品もまるで違うように思わされる。
坂口氏がこれからも意欲的に挑戦し続けられることを願いたいと思った一夜だった。
そして私も、少なからぬ刺激をいただいた一夜だった。
積んでいるエンジンも部品も違うが、違うなりに私のレベルで坂口氏のように挑戦していきたいもの、と心を新たにしたのだった。
坂口氏とはこれからもお会いできる機会がありそうである。氏からまた刺激をいただきたいと思った…。
※ 初めてブログ上に我が顔を露出することになった。というのも、坂口氏が、氏のブログ
で同じような写真を公開していて、坂口氏の目の部分を塗り潰すのは失礼と考えたからだ。
先の拙ブログで「9日にお会いできることが分かった!」と記したのは、実は坂口氏と私は現職時代に同じ業界に属していたことが分かったのだ。
9日の日はその退職組織の全道的な会議があり、坂口氏は函館市の代表(本会の役員)として、私は本部事務局の一員として、同じ会議に出席することが判明したのだった。
そして坂口氏は私が投稿した「超人的なおじさんを見つけた!」というブログを見つけてくれ、そこに「二次会はどうですか?」という嬉しい提案をしてくれた。この日は会議の後、北大講座の受講を予定していたのだが、即座にキャンセルした。
会議、その後の懇親会ではほとんどお話ができなかったが、会が終わった後、二人でススキノに出た。ススキノをほとんど知らない私は気の利いた店に案内することはできず、リーズナブルな居酒屋へと案内となってしまった。
焼酎を介しての楽しいひと時が始まった。
私が坂口氏を前にして、私自身のことなど何一つ語ることなどないので、もっぱら聞き役に回らせてもらった。
私の興味関心は、素晴らしい事跡を残しつつも、今なお旺盛に山登りやトレッキング、その他マラソン、XCスキーなどに挑み続ける坂口氏のどこにそうした体力と意志力が潜んでいるのか、ということだった。
ところが坂口氏は自らの事跡を自慢するというより、むしろ淡々とも見えるように自らを語ってくれた。そのひと言一言は私にとって至極のひと言、一言だった。お話を伺っていて、途中から「これはしっかりと書き留めなくてはいけない」と思い、メモさせていただくことにした。氏が語ってくれた貴重な言葉を紹介する。
◆身体は痛めつければ付いてくる。気持ちに身体が付いてくるものだ。
◆限界は自ら作っている。自ら意識しないかぎり限界など存在しない。
◆挑戦して失敗しても、誰も足を引っ張らない。常に挑戦することこそ大切。
◆人生、攻めの人生こそ大切。攻めた結果失敗してもやり直しが効く。守りの人生ではやり直しが効かない。
◆一人での挑戦だからこそ、長く続けられる。
まだまだあったような気がするが、酔いの席ということもあり全てをメモできなかった。
それでも、紹介した言葉の中に坂口氏の生き方が如実に表されていると思う。
氏に私は問うた。「あれだけ激しい山登りやロングトレッキングを連日こなして疲れは残らないのですか?」と…。氏はいとも簡単に答える「う~ん。残らないんだよね」
齢71と伺い、口をあんぐりするより他になかった。
氏は「同じような趣味を持っていますね」と言ってくれた。
そう言っていただいたことは嬉しいが、悲しいかな志向することは似ているようでも、やっている中身がまるで違う。レベルもラベルも違い過ぎるのである。
坂口氏と私を比べると、外見こそそれほどの違いはないかもしれないが、エンジンも体の各部品もまるで違うように思わされる。
坂口氏がこれからも意欲的に挑戦し続けられることを願いたいと思った一夜だった。
そして私も、少なからぬ刺激をいただいた一夜だった。
積んでいるエンジンも部品も違うが、違うなりに私のレベルで坂口氏のように挑戦していきたいもの、と心を新たにしたのだった。
坂口氏とはこれからもお会いできる機会がありそうである。氏からまた刺激をいただきたいと思った…。