田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

Pacific Music Festival 2015 Sapporo  ※

2015-07-12 23:43:14 | ステージ & エンターテイメント
 もはや札幌の街の夏の風物詩ともなった「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」(PMF)が今日から始まった。昨日のプレコンサート、そして本日のオープニングコンサートと続けて楽しむことができた! 

          

 PMFは昨年25周年を祝い、今年が26年目であるが、もうすっかり札幌の街の夏の風物詩となった感がある。
 国際教育音楽祭と位置づけられたPMFは若手音楽家たちにとっては一つの登竜門的役割を果たしているようだ。それは札幌で活躍する音楽家の中で、このPMFのアカデミー生であったことを自らの経歴の中で誇らしく表していることからも理解できる。

 ようやく爽やかな夏が戻ってきた昨夕、そして今日と、いずれも戸外におけるコンサートだった。(今日は少し暑すぎたが…)
 昨日(11日)は、大通公園西6丁目広場で17時からプレコンサートとして「PMF大通公園コンサート」が行われた。
 そして今日(12日)、芸術の森野外ステージで13時から「PMF2015 オープニング・コンサート」が催されたのだ。

          

 昨日のプレコンサートは、出演者のほとんどがPMFにおいて若手音楽家の指導に当たる指導陣たちだった。ウィーンオーケストラの弦楽家たち、ベルリンオーケストラの吹奏楽家たち、と豪華な顔ぶれだった。
 その中で特に私の印象に残ったのは次の二人だった。

 一人はウィーンフィルから来たヴァイオリンのライナー・キュッヒルである。キュッヒルはウィーンフィルのコンサートマスターでありながら毎年のようにPMFで指導している。いつも苦虫を噛んだような渋面をみせているが、その繊細な指捌きはまさに芸術的である。彼の渋面と繊細な指捌きを見るのがこの数年の恒例となっている。

                

 もう一人はベルリンフィルから今年初めてやってきたホルンのサラ・ウィルスである。非常にフレンドリーな印象で、11日のプレコンサートでは振袖を着て、生徒たちは袴姿とサービス精神満点の笑顔が印象的だった。ホルンの重厚な低音も素晴らしかった。

                

 その他の演奏家たちもいずれも垂涎の的のような方たちばかりだった。
 そうした方の演奏を11日、12日と連続して聴けた僥倖の二日間だった。
 さらに12日は、今年のアカデミー生によるフルオーケストラの演奏も聴くことができた。世界各地から集まってまだ日が浅いにもかかわらず、それぞれがプロに近い実力の持ち主たちだから、指導陣の指導を得てしっかりとまとまった演奏を聴かせてくれた。

 私自身の記憶のために、二日間のプログラムを記しておくことにする。

【PMF大通公園コンサート 7月11日(土)】
 ◇デュカス:「ラ・ペリ」のファンファーレ
       PMFベルリン PMFオーケストラ・ブラス・メンバー(サラ・ウイルス他5名)
 ◇ハイドン:弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品9-2
       PMFウィーン(ライナー・キユッヒル他3名)
 ◇モーツァルト(ヴェント編曲):「魔笛」から抜粋によるフルートとオーボエのための二重奏曲
       PMFベルリン(アンドレアス・ブラウ & アルブレヒト・マイヤー)
 ◇ラヴェル(ジョーンズ編曲):『クープランの墓』から「リゴードン」
  マランド(シュマイザー編曲):オレ・グアッパ
  ロドリゲス(シュマイザー編曲):ラ・クンパルシータ
       PMFベルリン(アンドレアス・ブラウ他4名)

          

【PMF2015 オープニング・コンサート 7月12日(日)】
 ◇ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 作品77 第1楽章 第4楽章
       PMFウィーン(ライナー・キュッヒル他4名)
 ◇デュカス:「ラ・ペリ」のファンファーレ 他4曲
       PMFベルリン(アンドレアス・ブラウ他6名)
 ◇バーンスタイン:「キャンディード」序曲
  J・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ エピソード4』から 「メイン・タイトル」「王座の間/エンド・タイトル」
       久保田昌一(指揮) PMFオーケストラ

          

 PMF2015は始まったばかり、これからも数々のプログラムが続く。8月1日の「PMF GARAコンサート」をはじめ、できるだけ参加し、楽しみたいと思っている。




《ウォーキング覚書》   7月1日 ~ 7月10日までの記録

 はっと気が付いたら、覚書を記す10日を2日も過ぎていた。あわてて7/1~7/10までの記録を記すことにする。

〔月 / 日〕  〔ウォーク歩数〕   〔 備  考 〕
 7/ 1    11,005    自宅~豊平公園~あやめ野小
 7/ 2    10,131    北大往復
 7/ 3     9,725    ススキノ往復       
 7/ 4    11,923    自宅~北大~桑園~自宅
 7/ 5    10,747    動物園コース          
 7/ 6    16,923    北大校内散策
 7/ 7    11,831    空見撮影(ススキノ他)
 7/ 8    17,485    朝ボラ、市民ホール往復       
 7/ 9     9,176    ライフォート~ススキノ~自宅
 7/10    13,747    駅~自宅 競馬場コース      

 ◇10日間の総歩数 122,693歩  ◇10日間の一日平均歩数 12,269歩

 この10日間は特にイベント的なものはなく、一万歩を確保することをかなり意識した10日間でもあった。
 北根室の後遺症だろうか?膝の調子が今一つなのも気懸りである。膝さえ気にならなくなれば、坂口氏に刺激を受けたこともあり近郊登山に出かけるタイミングをうかがっているのだが…。
 暑い夏がやってきた!汗をいっぱいかきながらのウォークに、登山に精を出しましょうか…。