パラッとひと時雨はきたが、緑濃い札幌芸術の森・野外ステージで聴くオーケストラの音は格別である。「PMF大通公園コンサート」に続いて、PMFのオープニングコンサートに参加した。
※ 札幌芸術の森・野外ステージ全景です。
7月12日(土)午後、札幌芸術の森・野外ステージで「PMFオープニング・セレモニー&コンサート」が行われ、友人たちと一緒に参加した。それほど早く赴いたつもりはなかったが、幸いステージ前方の椅子席を確保することができた。
開演前に空からパラッときたときも椅子席は屋根に護られて雨に当たることはなかった。
プログラムは次のように進んだ。
(1)オープニング・ファンファーレ 大通公園コンサートと同じ5人のトランペッターによって奏でられた。
(2)次世代のファンファーレ
(3)バーンスタイン:ウェストサイドストーリー・メドレー
以上は、プロ・アマ含めた250人のトランぺッターによる合同演奏
指揮:杉木 峯夫
※ オープニングセレモニー スピーチ(組織委員長と支援企業代表の挨拶)
(4)平岸小学校マーチングバンド演奏
(5)ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84
(6)グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」から“私は夢に生きたい”
(7)バーンスタイン:「キャンディード」序曲
以上演奏はPMFオーケストラ、指揮オスモ・ヴァンスカ、(6)にはソプラノの九嶋香奈枝が出演した。
(8)ヘンデル(ワーグマン編):ヘンデルの作品による組曲
演奏はベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルの12人。
※ ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルのメンバーの面々です。
※ ゲストスピーチ(バーンスタインオフィス代表、東京藝大学長 挨拶)
(9)J.シュトラウス �:春の声 作品410
演奏はPMF教授陣のPMFウィーンの12人。
という、豪華なラインナップだった。
250人が一堂に会するトランペットの演奏は豪壮そのものだった。音楽的にどうこうというより、PMFの開幕を告げるステージに全国から馳せ参じたプロ・アマ入り交じり250人のトランぺッターが揃って演奏したというところに意味があったように思う。
特筆すべきはPMFの組織委員長であり、札幌市長の上田文雄氏もその一員としてステージに立ったことだ。ちょっと調べてみると、
上田氏には中学時代にブラスバンド部でトランペットの経験があり、父親に買ってもらったトランペットをいまだに大切にしているというエピソードを知ることができた。
※ 唯一、私が撮った写真です。オープニングコンサートに集まった多くの聴衆の皆さんです。
私が何より認識を新たにしたのがPMFオーケストラのことである。今年のPMFアカデミー生122人による演奏だったが、122人が集まったばかりとは思えないほどの素晴らしい演奏を披露してくれたのである。
世界各地(26の国・地域)から集まり、日が浅いにも関わらず、まるで一つのオーケストラを聴くようだった。それもそのはず、札幌に集ったアカデミー生は学生ではなく、すでに世界各地でプロ的生活をしている人たちの中からオーデションで選ばれた音楽家たちが集まってきているのだ。つまり、ベースができているから、少ない時間の打ち合わせでも完成度の高い演奏が可能だったということだ。
その後に演奏したベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルやPMFウィーンの指導陣たちの演奏は言わずもがな、である。
彼らの熟達した演奏を耳にしながら、そして芸術の森の心地良い風を感じながら…、それは至福のひと時だった…。
※ 写真撮影は当然のようにNGだったので、ウェブ上の写真を拝借した。
※ 札幌芸術の森・野外ステージ全景です。
7月12日(土)午後、札幌芸術の森・野外ステージで「PMFオープニング・セレモニー&コンサート」が行われ、友人たちと一緒に参加した。それほど早く赴いたつもりはなかったが、幸いステージ前方の椅子席を確保することができた。
開演前に空からパラッときたときも椅子席は屋根に護られて雨に当たることはなかった。
プログラムは次のように進んだ。
(1)オープニング・ファンファーレ 大通公園コンサートと同じ5人のトランペッターによって奏でられた。
(2)次世代のファンファーレ
(3)バーンスタイン:ウェストサイドストーリー・メドレー
以上は、プロ・アマ含めた250人のトランぺッターによる合同演奏
指揮:杉木 峯夫
※ オープニングセレモニー スピーチ(組織委員長と支援企業代表の挨拶)
(4)平岸小学校マーチングバンド演奏
(5)ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84
(6)グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」から“私は夢に生きたい”
(7)バーンスタイン:「キャンディード」序曲
以上演奏はPMFオーケストラ、指揮オスモ・ヴァンスカ、(6)にはソプラノの九嶋香奈枝が出演した。
(8)ヘンデル(ワーグマン編):ヘンデルの作品による組曲
演奏はベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルの12人。
※ ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルのメンバーの面々です。
※ ゲストスピーチ(バーンスタインオフィス代表、東京藝大学長 挨拶)
(9)J.シュトラウス �:春の声 作品410
演奏はPMF教授陣のPMFウィーンの12人。
という、豪華なラインナップだった。
250人が一堂に会するトランペットの演奏は豪壮そのものだった。音楽的にどうこうというより、PMFの開幕を告げるステージに全国から馳せ参じたプロ・アマ入り交じり250人のトランぺッターが揃って演奏したというところに意味があったように思う。
特筆すべきはPMFの組織委員長であり、札幌市長の上田文雄氏もその一員としてステージに立ったことだ。ちょっと調べてみると、
上田氏には中学時代にブラスバンド部でトランペットの経験があり、父親に買ってもらったトランペットをいまだに大切にしているというエピソードを知ることができた。
※ 唯一、私が撮った写真です。オープニングコンサートに集まった多くの聴衆の皆さんです。
私が何より認識を新たにしたのがPMFオーケストラのことである。今年のPMFアカデミー生122人による演奏だったが、122人が集まったばかりとは思えないほどの素晴らしい演奏を披露してくれたのである。
世界各地(26の国・地域)から集まり、日が浅いにも関わらず、まるで一つのオーケストラを聴くようだった。それもそのはず、札幌に集ったアカデミー生は学生ではなく、すでに世界各地でプロ的生活をしている人たちの中からオーデションで選ばれた音楽家たちが集まってきているのだ。つまり、ベースができているから、少ない時間の打ち合わせでも完成度の高い演奏が可能だったということだ。
その後に演奏したベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルやPMFウィーンの指導陣たちの演奏は言わずもがな、である。
彼らの熟達した演奏を耳にしながら、そして芸術の森の心地良い風を感じながら…、それは至福のひと時だった…。
※ 写真撮影は当然のようにNGだったので、ウェブ上の写真を拝借した。