ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市郊外の伊佐沼の南側の浅瀬で、種類が分からないシギを観察しました

2019年11月12日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市郊外の字伊佐沼にある伊佐沼に、セイタカシギを観察しに行った話の続きです。

 川越市郊外の伊佐沼(いさぬま)は周囲に農業用水などを供給する大きな池です。

 南北に細長い伊佐沼の南東側岸辺から北西側の沼の水面を眺めました。広大な浅瀬が広がっています。



 南側の浅瀬に浮かぶ小島にセイタカシギが2羽いることを観察した後に、その東側の浅瀬にシギがたくさんいることに気が付きました。





 この中で、身体の大きな水鳥はコガモです。ここで冬を過ごすために、来ています(時々、移動はするようですが・・)







 コガモは寒さ対策として、首を羽根の中に入れて休んでいます。

 その近くにいるいくらか身体が小さい水鳥はシギの仲間です。このシギは肉眼では点のようになって見えています。





 このシギは首を羽根の中に入れています。なんとなくクチバシはまあまあの長さです。極端には長くありません・・。



 



 このシギは顔やクチバシがよく見えないのですが、種類としてはハマシギあたりの可能性が高いと推測しています。

 シギは、顔とクチバシをよく見ないと、その種類の判定は難しいです。

 再度、小島にいるセイタカシギを観察した画像です。







 これからは伊佐沼では、コガモはもっと滞在する数が増え、そしてヒドリガモの大群がやっています(少し来ています)。

 秋が深まり、伊佐沼では水鳥・カモの動きは大きくなります。

朝日新聞紙の朝刊一面の見出し「老後レス時代1 71歳働くしかない」を拝読しました

2019年11月12日 | 日記
 2019年11月10日に発行された朝日新聞紙の朝刊一面の見出し「老後レス時代1 71歳働くしかない」を拝読しました。

 この記事は「老後レス時代」の行き方を考えるシリーズの第一回目です。

 記事はいきなり、秋の平日に、東京・池袋のハローワーク(公共職業安定所)を訪ねてきた71歳の男性の話から始まります。

 ややおぼつかない足取りの男性に、記者が声をかけると、ぽつりぽつりと身の上話をしてくれた--と始まります。

 朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞デジタルでは、見出し「(老後レス時代 エイジングニッポン 1)71歳、働くしかない」と伝えています。



 ハローワークを訪ねた、この71歳の男性は東京都板橋区の家賃月3万円のアパートに、65歳の妻との二人暮らしです。月7万円の年金と、妻のレジ打ちのパートで稼ぐ数万円で、やりくりしています。
 
 昨年までの20年間はバスの運転手として勤務していましたが、運転に不安を感じるようになって辞めたとのことです。その後は、食事の回数を減らすほど、生活はぎりぎりになったそうです。

 ハローワークでの求人内容は、倉庫での軽作業が中心で、得られる収入は大きく下がったと、続きます。

 この71歳の男性は「まさかこの歳まで働かないといけないなんて・・。しかし、70歳過ぎて選べる仕事はもうない」と語ります。

 厚生労働省によると、2018年にハローワークで新たに登録した65歳以上の求職者は約54万人です。10年前の2008年に比べて。3,3倍にあたり、年々増えているそうです。

 「65歳を超えて働きたい。8割の方がそう願っています」と、10月4日に開催された臨時国会の冒頭の所信表明演説で、安倍晋三首相はこう述べました。

 これに対して、ネットでは「大半の人は『働きたい』ではなく、『働かざるをえない』ですよね」という反応が出たと、記事は伝えています。

 このコラム「老後レス時代 エイジングニッポン」は、高齢になっても働くのが当たり前--そんな時代の足音がひたひたと聞えてくると、このコラムを書く意味の背景を伝えています。

 迫り来る「老後レス時代」の生き方を考えると伝えています。1面と2面のほとんどを使って詳しく解説しています。

 最近は、工事現場で高齢の警備員の方の姿を目にするようになったとケースを伝えます。ハローワークに多くの高齢者が通うが、事務職を希望しても見つかりにくい。警備員や軽作業員、清掃員などが雇用を支えていると伝えます。

 警視庁によると、警備員として働く人は約55万人。この内で、60歳以上の割合は44パーセント、70歳以上は13パーセントにのぼります。

 65歳以上の労働力人口は2008年の566万人から2018年には875万人に増えています。この10年で300万人も増えています。全体に占める割合も13パーセントに達しています。