ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の秋ヶ瀬公園の雑木林では、ハクモクレンの花が咲き始めました

2016年03月20日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区大字栄和から大久保領家などの荒川河川敷に広がる秋ヶ瀬公園では、ツグミと出会いました。

 秋ヶ瀬公園の中央部付近にある広大な雑木林の前に広がる草原は、野鳥観察の主なスポットの一つです。

 午前中の雨が上がり、この広大な雑木林を訪れてみると、ヤナギの木が新芽を出し、緑色が目立つ季節になりました。



 この画像の右側に、緑色が目立つヤナギの木が数本、見えています。

 草原の窪地にできた水たまり近くには、ツグミが数羽いて、エサを探しています。



 草原の別のところにも、ツグミがいます。



 もうしばらくすると、ツグミは北に向かうので、そのための体力を養っているようです。

 ツグミ以上に、あちこちにいるのは、ムクドリです。ムクドリは群れであちこちに移動します。

 広大な草原には、カワラヒワの10数羽の群れが来て、草の上でエサを探しています。

 カワラヒワは散策する人が近づくと、すぐに木の枝などに飛び上がり、逃げてしまいます。



 このため、草原のいくらか先にいるカワラヒワしか撮影できませんでした。一定の間隔を置いて、10羽ほどのカワラヒワが点在しています。

 冬鳥のシメも、鳴き声を上げながら、木の枝から枝に飛び渡っています。



 雑木林の奧には、白い大きな花を多数咲かせた大きな木が見えました。





 最初は、コブシの木ではないかと思いましたが、花の形状からハクモクレン(白木蓮)の木のようです。

 雑木林の中には、ソメイヨシノ(染井吉野)の並木もあります。ハクモクレンの花が開花し、ソメイヨシノの開花が近いことを告げています。

 もう1週間も経つと、秋ヶ瀬公園の中にあるソメイヨシノの並木がいっせいに開花し、花見客で賑わうようになります。

 秋ヶ瀬公園には、春本番が近づいています。

さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園では、アマナが一面に咲いています

2016年03月20日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川沿いにある桜草公園では、アマナが一面に咲いています。桜草公園への訪問は約2週間ぶりです。

 広大な秋が瀬公園の一番下流側に位置する桜草公園の中心部分は、特別天然記念物の「田島ヶ原サクラソウの自生地」です。

 田島ヶ原サクラソウの自生地の奧には、さくらそう水門がそびえています。



 田島ヶ原サクラソウ自生地とさくらそう水門の間にある、ソメイヨシノの桜並木はまだ蕾が少し膨らんだ状態のままで、開花していません。

 田島ヶ原サクラソウ自生地の中には、ユリ科のアマナがあちこちに群生して、白い可愛らしい花を咲かせています。





 午前中は雨が降っていて太陽光が弱かったようです。午後になると雨が上がって晴れ間が出て日が差し始めたのですが、アマナの花の多くはまだ閉じたままです。



 田島ヶ原サクラソウ自生地を散策してみると、ノウルシが群生し、黄緑色の花を咲かせ始めています。



 ノウルシの群生地の隙間では、ニホンサクラソウ(日本桜草)も育ち始め、ほんの数輪が花を咲かせています。



 ここで観察することができる、アマナもノウルシも、ニホンサクラソウもすべて絶滅危惧種です。貴重な群生地なのです。

 田島ヶ原サクラソウ自生地の中では、シロバナタンポポやツクシなどが育っています。

 一部では、紫色の可愛いスミレが花を咲かせています。残念ながら、このスミレは外来種です。

 田島ヶ原サクラソウ自生地の奧では、まだ背が低いコブシの木が花を咲かせています。花期が少し過ぎた様子です。



 田島ヶ原サクラソウ自生地の脇では、ある程度大きく育った、1本のサクラ系の木が花をよく咲かせています。



 このサクラの木は、花びらを地面に少し落とし、枝からは葉がいくらが芽生えています。このサクラの木の種類は分かりません。

 約2週間前に、田島ヶ原サクラソウの自生地で咲き始めたアマナの花については、弊ブログの2016年3月7日編をご参照ください。