ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

福岡県産のブランドカキを、年の瀬にご相伴にあずかりました

2012年12月30日 | グルメ
 福岡県産の「特撰 富有柿」というブランドのカキを知り合いの方からいただき、ご相伴にあずかりました。

 このカキは一つずつ、ビニル袋に包まれていて、よく管理された状態で販売されています。おそらく、自分では買う決断ができない、高価なもののように思います。

 この「特撰 富有柿」は適度な硬さを保ち、甘さも上品です。



 形状はトマトのように、やや横に広がったものです。種はあります。賞味期限も表記されています。

 日本では柿は北海道と沖縄県以外の45の各都道府県で、秋から冬の果物として生産されています。Webサイトで調べてみると、柿の主な産地は、和歌山県が第一位で4万7200トン(23%)、第二位が奈良県(14%)、第三位が福岡県(7%)と、和歌山県が収穫量では断然トップだそうです。ただし、甘柿となると、福岡県が収穫量は第一位だそうです。

 日本の柿の種類はかなり多く、渋柿と甘柿に大別されます。甘柿は渋柿の突然変異で誕生したものだそうです。渋柿も、ヘタの部分にお酒を塗るなどの渋抜き作業を加えることで甘くなります。あるいは、干し柿にして保存します。干し柿にする柿は、砲弾のようにやや尖った形のものが多いようです。

 興味深いのは、カキの木と実の学名が「kaki」(カキ) と日本語由来のことです。昔、日本から欧州や北米に輸出されたことが、この学名の起源になっているそうです。

 押し迫った年の瀬に、おいしいカキの実をいただく幸せをかみ締めています。