ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

愛知県豊田市の足助町は、伊那街道の重要伝統的建物群保存地区の町です

2012年12月07日 | 旅行
 愛知県豊田市郊外の北東方向の山間部にある足助町(あすけまち)は、旧伊那街道の中継拠点としての重要な商業拠点でした。

 江戸時代は、尾張・三河地域の物産を信州地域に運ぶ伊那街道の中継基地でした。特に、ここで塩の荷を積み替えて馬に載せる「足助直し」の中継拠点でした。ここから、現在の飯田市に向けて出発したそうです。

 足助町の街並みの中で、江戸時代からの商業地区の家並みは足助川沿いに狭い幅の中に密生しています。安永4年(1775年)の大火の後に再建された江戸時代後期から明治時代までに建てられた家並みが残っています。

 白い漆喰(しっくい)の壁が目立つ建屋が残っています。大火の影響で、防火のために瓦屋根の建屋が多いそうです。




 
 地元の方が大切にしている地蔵堂です。



 街道沿いにある狭い小路です。この奥の高台にある宗恩寺につながっている小路です。建屋の白い漆喰壁が目立ちます。




 足助町の商家は屋号や商売を示す看板を掲げています。



 あまり見たことがない3階建て構造の旧家です。



 足助町にあった旧銀行足助支店の建屋は「足助中馬館」という資料展示館になっていました。

 足助町の重要伝統的建物群保存地区では、電柱を無くすために、電線を地中に埋める工事中でした。旧街道の道路は狭いので、歩いて回るしか手はありません。