万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

京都・大谷の分骨檀

2007年09月10日 | Weblog
暑さも若干和らいできました。月二回、本山と大三島を行き来するようになって、半年近くになります。早いものです。
さて、上山の際、一度は大谷本廟にお参りします。大谷本廟は親鸞聖人のお墓であると同時に、聖人をしたう全国の門信徒の分骨の場でもあります。
ここには、「無量寿堂」という大規模な納骨堂があり、万福寺でも一区画いただいて、門徒さんの分骨をおさめさせてもらってます。
関西には大三島から移り住まれた方々が多くおられます。お盆の間は、多くのご門徒がお参りされたことが、お供えされたお賽銭でわかります。大三島に持ち帰り、ご本尊様に確かにお供えさせていただきます。
お盆をすこし過ぎてしまいましたが、私もお花をお供えし、讃仏偈をお勤めし、尊い方々とのご縁をあじあわせて頂きました。合掌   (若院)
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ウエルネス高校教頭先生

2007年09月10日 | Weblog
昨夕、昨年春口総に開校した日本ウエルネス高校の教頭先生の来訪がありました。
大久保成道(おおくぼなりみち)と申される方です。地域住民の方との交流を密にしたいことを熱く語られ、宜しくお願いしたいと云うご挨拶でした。当寺としても出来るだけのご協力をしたいことをお伝えいたしました。
 大久保教頭さんは福岡のご出身とのことで福岡県人の気質についてお話を伺うことができて「なるほど」と感じました。
 大陸や半島の影響下に古代から近世に至るまで受けて来た地域で日本の防人(さきもり)的精神が福岡県人の気質の底辺に流れていることをお話しされました。武道が今に盛んなのはそのようなことに依っているのでしょうとのことです。
 それぞれの地域風土は中々目には見えませんが盤石であり、ゆるがせに出来ないことだと考えさせられました。 
 画像は大久保成道教頭さん                住職 
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本堂向拝

2007年09月07日 | Weblog
 本堂の向拝の階段、浜縁、高欄が完成しました。木工仕事は大きな仕事は終わり、駄目の仕事に入りました。これからはいろんな職人さんが入り、仕上げ工事に入ります。
 昨日建築委員会を開き完成間近の本堂の視察をしていただきました。皆さんのお顔は一年前とはうって変わってニコニコ顔、感嘆の声です。 有難し。  住職
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電線の束

2007年09月05日 | Weblog
本堂の後、後門の壁に本堂内にめぐらされた照明やコンセントそして放送関係のラインが集まって配電盤が設置されます。
 宗方の菅テレビ電気の章夫さんが当たってくださっていますが、こんなに沢山のラインがよく判別できるものだと感心いたします。寺の建物はスイッチやコンセントを設置する壁がありませんし、天井も5㍍ぐらいもありますから中々難儀をかけています。
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浜縁と階段

2007年09月03日 | Weblog
少し秋の気配が感じられるようになりました。
本堂の建築工事も最終工程に入って来ました。
木工工事は本堂の浜縁と向拝階段の取り付けが昨日で
出来上がり、石工事は向拝石段や基壇の石張りが行わ
れています。完成まで後1ヶ月余りとなりました。
 境内での工事は暑い夏を二夏、木材は万福寺の用材
に決まって三夏経過したことになります。
 夢のように感じられますが、仏祖の御働きと皆さま方
のご尽力の賜です。多謝多謝。         住職
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