先日、福山駅の近所の書店に立ち寄りました。そこで、「海を抱いたビー玉」というタイトルの本が平積みされており、書店売り上げのフィクション部門の1位になっていました。
とても奇麗な装丁が印象的で、手にとって帯をみてみると「瀬戸内の小さな島」という文字が目に入りました。それでページをめくってみると、「第一章 大三島」と書かれていてビックリしました。どうやら、大三島、福山、それと地震があった山古志村を舞台にした小説のようでした。
大三島を題材にした小説に偶然出会って嬉しくなり、早速購入。大三島に帰るバスの中で読みすすみました。
その島から見る海には水平線がない。
渚に立ち、遠く海原を眺めると、空と海との境界線のかわりに、ブロッコリーみたいにこんもりとした緑の島々が幾重にも連なっているようだ。
瀬戸内海の真ん中にに浮かぶ大三島
通称、神の島 (小説の冒頭より)
昭和30年代後半の賑やかな大三島の状景が、詳しくそして美しく描写されています。「横島」や「新地」など、地元の人しかしらない地名も出てきたりします。
ボンネットバスと少年の視線から綴られている小説です。
ぜひ読んでみて下さい。お薦めです。
出版元 山海堂 作者 森沢明夫(1969年、千葉県生まれ) 若院
とても奇麗な装丁が印象的で、手にとって帯をみてみると「瀬戸内の小さな島」という文字が目に入りました。それでページをめくってみると、「第一章 大三島」と書かれていてビックリしました。どうやら、大三島、福山、それと地震があった山古志村を舞台にした小説のようでした。
大三島を題材にした小説に偶然出会って嬉しくなり、早速購入。大三島に帰るバスの中で読みすすみました。
その島から見る海には水平線がない。
渚に立ち、遠く海原を眺めると、空と海との境界線のかわりに、ブロッコリーみたいにこんもりとした緑の島々が幾重にも連なっているようだ。
瀬戸内海の真ん中にに浮かぶ大三島
通称、神の島 (小説の冒頭より)
昭和30年代後半の賑やかな大三島の状景が、詳しくそして美しく描写されています。「横島」や「新地」など、地元の人しかしらない地名も出てきたりします。
ボンネットバスと少年の視線から綴られている小説です。
ぜひ読んでみて下さい。お薦めです。
出版元 山海堂 作者 森沢明夫(1969年、千葉県生まれ) 若院