本堂の音響機器を使って桜井真樹子さんの声明のCDを聞いてみました。
桜井さんとは数年前に『梁塵秘抄』(後白河法皇撰)の白拍子乙前を介して交誼をいただくようになったのです。
桜井さんは音大を出られて京都大原の中山玄晋師に天台声明を学び、雅楽の芝祐靖氏に師事して龍笛の奏者にもなられ、世界の各地で宗教音楽の研鑚を積まれた方です。以来声明音楽と白拍子舞を中心としたライブ、公演活動を首都圏で精力的に行っておられます。
数年前にEメールで「日本浄土教小史」と題して5回ぐらいに分けて拙い原稿を送ったことがあります。その中で天慶の頃の「空也聖」について言葉を費やしました。
「甦る女たちの声『巫女・尼僧・白拍子・遊女』」シリーズを構成、発表する上で何らか参考にして下さったようです。
今、本堂で桜井さんの天台声明を聞きながら人間の声のすごさに今更ながら驚くことです。
桜井さんの声明で親鸞聖人の「ご和讃」を鎌倉時代の音律で聞かせて貰いたいと思っておりますが、実現できますかどうか、
写真は今年の沙羅の黄葉です。
桜井さんとは数年前に『梁塵秘抄』(後白河法皇撰)の白拍子乙前を介して交誼をいただくようになったのです。
桜井さんは音大を出られて京都大原の中山玄晋師に天台声明を学び、雅楽の芝祐靖氏に師事して龍笛の奏者にもなられ、世界の各地で宗教音楽の研鑚を積まれた方です。以来声明音楽と白拍子舞を中心としたライブ、公演活動を首都圏で精力的に行っておられます。
数年前にEメールで「日本浄土教小史」と題して5回ぐらいに分けて拙い原稿を送ったことがあります。その中で天慶の頃の「空也聖」について言葉を費やしました。
「甦る女たちの声『巫女・尼僧・白拍子・遊女』」シリーズを構成、発表する上で何らか参考にして下さったようです。
今、本堂で桜井さんの天台声明を聞きながら人間の声のすごさに今更ながら驚くことです。
桜井さんの声明で親鸞聖人の「ご和讃」を鎌倉時代の音律で聞かせて貰いたいと思っておりますが、実現できますかどうか、
写真は今年の沙羅の黄葉です。