fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~4巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。原稿・講演など各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

駆け足読書で思ったこと

2016年07月16日 | 日記
 岩手へ行く前に、図書館から借りている本を返さなくてはなりません。
 こういう読み方よくないなあ。
 なにか、「読まなきゃ」という気持ちがせきたてて、一文字一文字ちゃんと読めない。
 ご恵贈いただいた本は後回しにしてしまうしね。
 買った本も何冊かあって、これはちゃんと読みたいから買うのに、返さなきゃいけない本を優先してしまって。でも結局読まずに返す本もあり。
 「季節風」の書評を書くための本だって、ホントは何回も読んだ上で書きたいのですが……。
 
 記憶に刻む読み方、したい。

 と、書いたことで思い至りました。
 創作、つまり何かを作り出すため、アウトプットするためには、その何倍ものインプットが必要。
 この頃体力が落ちて、日常の雑事に(つまり掃除やら食事のしたくやら)にノロノロ時間がかかっています。一日一回は歩かないと筋力がみるみる落ちるし。なんか、まとまった時間というものがない。そんな中で、創作の時間も十分取りたい、かつインプットも必要というのは、実際のところ無理があるわけです。
 アウトプットにあせるとダメだ。

 いろいろな会に所属して、勉強会なども、だいぶごめんなさいをしているのですが、今後ますますそういう状況になるかもしれません。(と、ここでいいわけ?) 夏、秋にある合評会は、やはりパスの方向で。俳句も、自分が幹事の句会だけで精一杯な状況です。(←ホントは、これもどなたかにお願いしたいのだけど、なかなかねえ。月に一回が、すぐにやってくる。)
 購読している雑誌も、読めていない。
 一冊、心を鬼にして、今年限りにしました。

   イラスト ☆HOSHIKO

絵画作品展

2016年07月15日 | 日記


 飯田とも子造形&絵画教室のみなさんの作品展が開催されます。

7月20日~24日(日)

 11時~18時 

 井の頭線久我山駅改札前 ギャラリーアクロス にて

 飯田さんは、「季節風」の大先輩作家さんです。
 子ども達そして大人の皆さんの作品、きっと力強いと思います。
 私は、岩手秋田へ行くため残念。

 表現するっていうことが、人にとってどういうことか。ちょっと考えたりもしている時なので、「うまく描こう」というのではない絵を見ると触発されるものがあるんじゃないかなって思います。なので、やっぱり残念。
 私は、絵がこんなに好きなのに、どうして「これだ」っていう絵が描けないんだろう。
 絵を描くエネルギーはもうないけど、物語を描くエネルギーはある。これはどうしてなんだろう。
 なんて。

 ところで、きのうの記事。
 ひとりであれこれ、考えています。

 箒という「もの」は、塵などを「掃く」ための道具。座敷箒はなにゆえ、座敷箒であって、外を掃くと、こうも居心地が悪いのか。落ち葉を「掃く」ためだけでは、なんの不都合もないというのに。
 一足の靴下を、「これは外で歩くためのもの」と自分が決めてそれで歩いたとしたら、自分自身にはなんの不都合もない。でも他人からは「靴を履いていない」と見られる。
 つまり、これは「内のもの」これは「外のもの」という約束事があり、それが「常識」として体に染みついているっていうことなのか。
 そういう箍をはずした人は、狂っていると見られるっていうことか。
 
 いい年をしたおばさんが、考えることじゃないという声もまた、内から聞こえてきますが。

  まだ、外にいます。っていうか、一度外におろしたら、もう家の中じゃあ、使えないでしょ。

座敷箒で外を掃く

2016年07月14日 | 日記
          

 うちは、畳の部屋がありません。
 外箒が、ちびてしまい、買おうかなと思ったのですが、座敷箒を外に・・・。
 なんか、居心地が悪そう。使っている本人も、靴をはかずに靴下だけで外を歩いているような気持ちになってしまいます。うーん、ダメだなあ、やっぱ。

『すてきな恋がいっぱい・5つのお話』(きらきら宝石箱)文渓堂

2016年07月13日 | 自作紹介
           

 先日の講演会でも、この本のことをお話しました。というのは、ここに収録されている「勾玉ミラクル」という私の書いた物語の舞台が、国分寺だからです。
 本多八幡神社のお祭りが舞台のモデルです。
 歴史資料館というのも出てくるのですが、これも。(今でもあるかな)

 重版出来! これ、私的に流行語大賞を差し上げたい。
 みんなが幸せになる言葉。

 このたび、この『すてきな恋がいっぱい・5つのお話』も、重版になったとのお知らせをいただきました。5刷になります。
 上の写真、大きさが違いますが、少し大きめの右は、台湾版です。「故事」ってびが「お話」ってことなんだな。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

夏野菜

2016年07月12日 | 日記
         
 
 散歩コースにある農家の庭先で、買ってきました。
 なんといっても枝豆が、おいしい!!
 他の野菜も、ピカピカ新鮮で、おいしいです。これで700円。ニラはおまけでいただきました。

 オクラのとなりにある、黒いものは、ラズベリーの類いです。これは、道路に落ちていたのを拾ってきました。洗って食べたら、すっぱかった。(黒く熟しているから甘いかなと思ったけど)

緋鯉、錦鯉

2016年07月11日 | 俳句
 先日の講演会には、たくさんの方に来ていただけました。
 子どもが同級生だったお母さん、ヘルパーをしていたときの仲間、俳句仲間、それに、当日選挙に来て、看板に気づいてきてくださった知り合いも!
 もちろん、初めてお会いした方も半分はいらしたかな?
 お一人お一人にご挨拶したかったのですが、申し訳ありません。
 本当にありがとうございました。  
(目が悪いため、後ろのほうにいらした方のお顔がはっきりわかりませんでした。知り合いで来てくださった方がいらしても、わからなかったかも・・と思っています)
 今回、2時間しゃべったわけですが、夕べから声がかれています。ここから風邪にならないようにしなくては。うがいうがい。

   

 水底にをればぼんやり錦鯉  あぶみ(句集『だだすこ』)

 漢字のバランスがよくないなあ。(って、今さら)
 錦鯉、緋鯉は、夏の季語です。見た目が涼しげっていうことなのでしょうね。これは、川崎市の用水にいる鯉です。日野には、黒い鯉しかいない。

 

マジで迷っています

2016年07月08日 | 日記
 選挙、行くには行きますが、誰に入れたらいいのでしょう。
 政党で決める? 

 先日は朝、選挙の放送を見ていたら、すごい候補者がいましたね。どの候補者も一律、平等に扱わないといけないのというのは、わかるけれど。
 東京都は激戦なのだとか。

 なんか、もう少しまともな人がいないものかと思ってしまう。この大都市東京で、もっと人材がいないのですか? 
 身近な知り合いのほうが、よほど立候補してほしいと思う人がいます。

 これを読んで、この人絶対いいよ、と推している方がいたら、メッセージください。(その方に入れるとは約束できないけど、公約など、もう一度しっかり読みますので)

   くちなし

夏越の祓え

2016年07月07日 | 日記
 6月30日が夏越の祓え。茅の輪くぐりです。
 7月に入ってからも一週間くらいはおいておくところが多いようです。

  

 これは、先日、いとうみくさんの『二日月』の原画展をやっていた千駄ヶ谷。鳩森神社です。

  富士塚もあり

 思いがけず、富士登山ができました。
 
 茅の輪くぐりをすると、いつも亡くなられた空彦さんという気功師の方を思い出します。一度いっしょに茅の輪くぐりをしました。終わった後、この回り方、無限大という形は、宇宙の気の流れに通じる(的なこと)をおっしゃっていました。茅の輪がないところ、自分のうちなどでも、この形で歩くといいかも、とも。
 昔からやられているこの行事、ちゃんと意味があるはずですからね。
 茅の輪くぐりといっしょに行われるのが、形代流しですが、こちらは先月御岳山に行ったとき、山頂のお宮で形代に名前を書き、流していただくようお願いしてきています。

 
 きょうは7月7日で、七夕ですが、本当は旧暦なので、8月半ば。なので、七夕関連の季語は秋に分類されているのですよ。

『二日月』(いとうみく作・丸山ゆき絵)そうえん社 原画展

2016年07月06日 | 日記
 千駄ヶ谷のギャラリーで、『二日月』の表紙絵及びイラストの原画展が開催されています。

    サインもらっちゃったよ。

 パステルと色鉛筆の淡くやさしいタッチのイラストですが、原画は、なんとベニヤに粘土(木になる粘土というものだそうです)を木工ボンドで貼り付け、それに描いているのでした。そのベースが淡いタッチの技法を支えているのが、よーくわかりました。
 彩色された表紙絵も、黒の濃淡だけで描かれた他の絵も、どれもとてもよかった!

 
 
 私が行ったのは初日だったので、いとうみくさん、丸山ゆきさんのトークイベントがありました。
 短い時間ながら、しっかりと大事なことが伝わってくるお話で、すごく得した気分。

 子どもはすごく繊細、その子ども達の声にならない声を発信したい。
 作者は、描いている子を受け入れる責任がある。
 登場人物ひとりたりとも、見捨てない。
 まさに、みくさんの作品というのは、そうなのです。

『二日月』は、今年の夏の課題図書(中学年)にもなっています。

梅漬け第二弾、順調

2016年07月05日 | 日記
 第一弾が黴がはえ失敗して、意気消沈でしたが、第二弾は大丈夫でした。先日、紫蘇漬けをしました。あとは土用までこのまま。あ、でも土用の頃は、もしかしたら岩手、秋田か? 
 まあ、なんとかなるでしょう。(← って、これがよくない)

  継子の尻ぬぐい

 わかりにくいですが、茎に鋭い棘がいっぱい。これで、継子のお尻をぬぐう? 痛いよ。

講演会のお知らせ(再)

2016年07月04日 | 日記
           イラスト ☆HOSHIKO

 改めて、告知します。
 7月10日(日) 14:00~
 国分寺市本多公民館で、講演会をいたします。
 JR(あるいは、西部線)国分寺駅北口徒歩10分。
 国分寺には20年も住んでいたので、その頃の話を含め、お話しさせていただこうと思っております。

「ふつうの主婦が作家になった~『しゅるしゅるぱん』ができるまで」。まさに普通の主婦でしたから。(今もですが)
 児童文芸家協会の会員からのお知らせコーナーにも載せていただきました。
 先日は、句会があった「たま・まち交流館」で、みなさんにチラシをお渡ししたら、パーテーション越しにいらっしゃる事務の方が興味を持ってくださって、(なんと『しゅるしゅるぱん』を買ってくださっていた!)急遽チラシをコピーして、置いていただいたり。
 ホント、皆さんにお世話になっているなあ。ありがとうございます! 

本日は、いとうみくさんのトークイベントへ出かけます。

二千円札

2016年07月03日 | 日記
 先月の句会のとき、句会費を2000円札で出した方がいらっしゃいました。おお、お久しぶり。
 なんか、間違えそうと思って、私の財布の1000円札2枚と交換。数日財布にありました。

 その後、それが句材となり、一句でき。

 またその後、児童文学の集まりで支払いをしなくてはならないとき、「これ、すみません」と差し出すと、会計をしていらしたHさんが、「わあ、これ、欲しい」と、ご自分の1000円札2枚と交換。Hさんは、子ども達に大人気のシリーズものを書いてらっしゃる方。
「ネタにするね」と言うと、にんまり。この後出るシリーズの中にきっとこの2000円札が出るのだろうな。
 
 考えてみると、お金って、不思議。
 人の人生を狂わせたり、人を救ったり、働いた分がこの枚数で換算されたり。

 

 

池袋

2016年07月02日 | 日記
 私的に、最も迷い率の高い街が、池袋です。駅で、わけがわからなくなる。
 そして、今日は、その池袋に行きます。
 迷わず目的地へ行けますかどうか。

イラスト ☆HOSHIKO
 
 このイラストだと、新幹線だな。

半夏生(はんげしょう)

2016年07月01日 | 日記
 きょうから7月です。そして、今日は、半夏生。
 夏至から、11日目。
 半夏生という、植物があり、その葉っぱが白くなっている時期でもあります。

 この日に降る雨は、「半夏雨」。

  山百合
 半夏生という葉っぱが白くなる植物の写真を出せたらよかったのですが。