千駄ヶ谷のギャラリーで、『二日月』の表紙絵及びイラストの原画展が開催されています。
サインもらっちゃったよ。
パステルと色鉛筆の淡くやさしいタッチのイラストですが、原画は、なんとベニヤに粘土(木になる粘土というものだそうです)を木工ボンドで貼り付け、それに描いているのでした。そのベースが淡いタッチの技法を支えているのが、よーくわかりました。
彩色された表紙絵も、黒の濃淡だけで描かれた他の絵も、どれもとてもよかった!
私が行ったのは初日だったので、いとうみくさん、丸山ゆきさんのトークイベントがありました。
短い時間ながら、しっかりと大事なことが伝わってくるお話で、すごく得した気分。
子どもはすごく繊細、その子ども達の声にならない声を発信したい。
作者は、描いている子を受け入れる責任がある。
登場人物ひとりたりとも、見捨てない。 まさに、みくさんの作品というのは、そうなのです。
『二日月』は、今年の夏の課題図書(中学年)にもなっています。